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籠・諸国漫遊記20-21(31)(2021/2/13)

 今回から20-21シーズンの観戦も30試合を越えて来る中、B1B2B3の観戦予定が埋まり始め、残りでもう一度行くところ、新しくいくところ、ある程度見えてきて、チケットの発売日、旅券の手配を行うところの日程、宿などの確認や仮抑えが始まってくる昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 ちょっと遠くは日本海の方面を攻める予定なんですけど、現在のこの状況下で新幹線代金がえぐいことになっておりまして。最初の予定だと青春18きっぷを活用しつつ、途中駅で新幹線ワープを使わないとちょっと開場に間に合わないかなと言う予定だったんですけど、東京から目的地までの先乗り運賃が1000円差程度しか変わらない事に気づき、これはと。

 一回分をそこで浮かして、最終週に今回紹介する、ベルテックス静岡戦を見に行けるかなぁとか、細々とした行程変更などもあったりするんですけども、並行して開幕しているプロ野球は……5月からのスタートが本当に見え始めてきており、おそらく動向をニヤニヤしてチェックしているであろうゆかいな仲間たちにおかれましては、おそらくバスケばっかりという感想をお持ちだと思うのですが、うん、バスケ「も」楽しいのでご容赦いただければと思います(笑)。

■試合情報

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 第6節
 ベルテックス静岡 80-67 東京八王子ビートレインズ
 静岡市中央体育館

 ※詳細スコア

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■移動手段

 今回は神奈川から車で新清水に向かい、そこから静岡鉄道で体育館方面に向かっていました。

 静岡市中央体育館の駐車場が打ち切りなしの料金で、早め早めに動いて置きたい状況とはちょっと合致せず。さらに新静岡や静岡駅周辺で駐車料金を見ると結構いいお値段していまして、どうしようかと思った時に浮かんだのが、今冬の旅でさんざん静岡区間を通過していて、車窓から見ていた静岡鉄道の存在。

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 この辺り、静岡都心とのパークアンドライドを意識されているのか、新清水駅周辺の駐車場料金が静岡駅周辺の半分程度。車で動けて、鉄道にも乗れるというのに気づき、これはもう静鉄一択でした。

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 行きは新車のA3000形、戻りはちびまる子ちゃんラッピングがなされた1000形電車という車両たち。新しいものには新しいものの良さが、引退間近の古い方には古い方のいいところがあったんですけども、とりあえずちびまる子ちゃん電車はTARAKOさんの車内アナウンスがあったり、車内外のラッピングが楽しくて乗って楽しい車両だなぁと思いました。

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■man of the match(ベルテックス静岡)

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 この日撮ってて思う、ベルテックス静岡のmomはムッサ・ダマ選手。

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サンロッカーズ渋谷に短期契約していたときに墨田区総合体育館で見た時もそのプレーに心惹かれましたけども、ベルテックス静岡に戻ってみる2試合、前回の大田区総合体育館と今回の静岡市中央体育館でのプレーはちょっとB3の枠というよりは、上のカテゴリーでその活躍を見てみたいぞと、そんな風に思う無双っっぷりを見せつけていました。

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 プレー自体、ノリの乗っているというか、トップカテゴリーでの試合の経験というのはきっと大きかったんだろうなぁと。あとはB3の他のプレイヤーと比較して、先行して実戦経験があるというのはやっぱり大きいんでしょうか。他の選手とはちょっと動きが違うような、そんな印象を受けました。

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 結果、この日と翌日はベルテックス静岡のポイントリーダーだったムッサ・ダマ選手。今後、どんな感じで魅せていくようになるのか、その存在に気づけた今、ワックワクで一杯です。

■man of the match(東京八王子ビートレインズ)

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 東京八王子ビートレインズのmonは大城侑朔選手。

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 先週monとして上げた大金選手とともに、東京八王子ビートレインズの試合を見始めた頃からチームに在籍している大城選手。その姿を見るとなんかホッとするというか、八王子戦見てるなーって印象が。

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 昨シーズンまで見ていた印象だと、比較的多いプレイタイムで大金選手とともに試合を作ってという記憶。前回と今回の印象だと試合終盤に登場して来てという形……。

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 戦略とか戦術とかコンディションとか、各選手とのタイムシェアだとか色々とあると思うのですが、正直もっともっと撮りたかったですし、できる選手だとは思うんですけど、この辺りはなんとも言えないというか、難しいところですよね。

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 私はまだそこにある試合の中で出てきた選手をどう撮るか、どう残すかというのを頭に思い浮かべながらやっているだけなので、まだいいんですけど、推しの選手がいる皆さんは、推しのプレイタイムが少ないとか、DNSだったりとか、いわゆる空振りがあったりすると、色々と悩ましいというか、大変なんだろうなぁとふとそんなことを頭に思い浮かべていました。

■Cheer of the Match

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 ベルテックス静岡のチアリーダーさんはVELUNA(べルーナ)の皆さん。昨年のチーム結成とともに登場したまだ若いチーム。チームとともに育っていく姿を見られるというのは、新規参入チームらしい楽しみなのかなと思います。

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 ざっと1日撮っていてのCOMはNAOKOさんでしょうか。オープニングのフラッグを使ったアクトでの印象が強く。ベルーナさんたちのアクト自体、フラッグを使ったものが多く、構成を担当されている方がそういう系統のアクトを中心にやってらっしゃったのかなという、そんな印象を受けていました。

 派手さはないですけど、的確に要所を抑えているような印象と言いましょうか、そんな見せ方をどう残すかということを考えながらやっておりました。

■Character of the Match

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 ベルテックス静岡のマスコットは鳥でもなく、なんなのかはわからない、UMA(ユーマ、未確認生命体)のベルティさん。一番詳しい自己紹介系は自ら売り込んだ(笑)こちらのインタビュー。ちなみにインタビューその他には全く関係ないですけど、担当ライターさんはおさないの知人ですというのをエゴサしてベルティさんが見つけてくれるのを念頭に書いておきます(笑)。

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 元々、私がベルテックス静岡の試合を見に行こうと思ったのは癖の強い、でもフォローしてたくなる、おいもクラブ会員にならざるを得ないTwitterアカウントでの色々。

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 タイミングが読めない、独特な世界観のある書きっぷり、そしてほんにんのアップする写真たちの味のある空気感。これは一度見に行きたいと思っていて、スケジュールの空いているところでトライフープ岡山のトライプくんがサイレントヒルにやって来るというので、ホイホイ行ったらどハマりしてしまったという形。

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 昨今の情勢で色々な都合とか、ちょうど静岡放送のアナウンサーさんがベルーナさんたちとコラボしてというイベントがあったたりで、お客さんの前に登場したのは開場後20分ぐらい経ってからの20分程度でした。

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 ベルティさんの魅力をもっともっと広めていって欲しいなぁと思いつつ、出てきた時は気合で撮っていたんですけども、同じセクションでずっととか無茶を言う気はないので、応援練習の時間とか、ハーフタイムのアップシーンとか、インタビュー後の場内一周のシーンとか、ただただ出て来て選手たちとわちゃわちゃしてくれたらいいのになぁと、本気で思いました。

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 ただ、ハーフタイムでベルーナさんたちとコラボして、ベルティさんが踊り始めたという情報をキャッチはしているんで、宿題が思い切り残ってしまったと。残りの開催で、どこかしらまたお邪魔して、その動きを残せたらなと思います。

■フックに引っかかった演出曲

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Shake It Off/Taylor Swift

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 ハーフタイムの静岡放送、山﨑かなアナとベルーナさんのコラボステージでの使用曲がこの曲。NPBのチームでも使ってたチーム(2015年、埼玉西武ライオンズさんの球場エンタメ班)ありますし、リンクのYouTubeにあるMVを見ていただくとよくわかると思うんですけど、チアダンスと無茶苦茶親和性高いんすよね、この楽曲。さらに言えば、そんなに曲調が走っていないので、併せやすいというか、即興で合わせるにはやりやすい楽曲なのかなと想像するのですけど、どうでしょう。

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 もちろんこの曲、エッグいみなさんがバキッと見せて言ってもカッコいいんです。埼玉西武ライオンズ、Blue Legendsさんたちとライナさんがチームでビシッと見せていたんですけど、その時の印象はちょっとエポックメイキングといいうか、キャラのアクトで金とってもいいんじゃない? 的に感動したのを覚えています。

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 スポーツエンターテイメントは現場が違っても結構楽曲の系統が近くなってくるので、色々な経験は無駄じゃないなと、籠球の現場にお邪魔しながら感じる私。そのうち、双方向で行き来があるんじゃないかなと思いながら、過ごしていますけど、表立っていないというか、一般のブースターさんが気付いていないだけですでにそういう事例は山のようにあるのかもしれませんね

■行き来の飲食

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さんふぁいぶ

 新清水に車を止める予定で、昼飯を重く、夕飯は時間的に抜けるようなそんな感じのお店を探していたんですけど、静岡県内では有名な大盛りのお店がまさに清水区にあったので、開店して直ぐの時間帯を狙って足を運んでいました。

 静清バイパスの能島インターを降りて、しばらく走るとそこに。住宅地や工場に囲まれた一角で、平日とかはその辺りのみなさんでいっぱいになるんだろうなぁと想像しつつ、土日祝日はドライブな人やツーリングのライダーさんなんかに愛されているんだろうなぁと思いながら、注文の品がくるのを待っていました。

 揚げ物やカレーが得意という、大盛り店での愛すべきポイントをおさえてらっしゃると聞いていたので、今回はミックスフライ定食(1,050円)を注文。

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 よくあるミックスフライ定食とは明らかに違う量。内容が仕入れの状況で変わるのだろうなぁと想像しつつ数えた揚げ物の数は9品目10品……。

 カキフライ、コーンのかき揚げ、黒ハンペンフライ、クリームコロッケ、うずらフライ、とんかつ、エビフライ(大)、からあげ(小)x2という陣容。ここに普通盛りという名の大盛りご飯、お味噌汁、揚げ物の下には大量の千切りキャベツにポテトサラダ、エビフライ用のタルタルソースとこれでもかという、腹ペコにはありがたい量がそこに。

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 私は比較的量を食べる人なんですけど、ここの量は程よくいけて、なおかついい勢いのもの。いっぱい食べるぞという気持ちにジャストサイズの量で、また知り合いのお姉さまがたに「大人になろうよ」と呆れられる、そんな量でした(笑)。

 客層はもちろん男性が多いんですけど、そんな中で小綺麗なお嬢さんが。聞こえてきた注文、カレーとナポリタンという喫茶店で腹ペコが注文する時にありがちな全部食べたい組み合わせと出てきた量のエグさに引きつつ、むっちゃいい勢いで食べられている姿を後ろ目に見ながら会計を。

 このお店の料理量とかを知った上で頼んでいるようでしたし、勢いがなれてらっしゃった雰囲気なようで、その勢いにちょっと惚れそうになっていました(笑)。

■締めとして

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 神奈川からヒョイッと行ける距離にあるベルテックス静岡のホームアリーナ、静岡市中央体育館。昨シーズンは清水区総合体育館でしたけど、ちょっとしたドライブも兼ねた観戦だと、遠からず近からずで丁度いい距離だなと改めて感じました。

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 自主的パークアンドライドで新静岡からは徒歩15分ぐらい。ちょっと懐かしさもある商店街とかを過ぎながらと、ATM都合でちょっと遠回りしてましたけど、ご時世がご時世なら駿府城公園を見て回ったり、繁華街のお店を見ながらというのも楽しそうかなと言う印象。

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 新幹線のぞみ号じゃないですけど、飛ばして愛知県内に突入したり、乗り換えで浜松駅、静岡駅、熱海駅のホームになんてのはよくあるパターンながら、街を歩くという機会が本当に少なくて、ベルテックス静岡さんの試合に行く、周辺を歩くというのはいい機会をもらったなぁと思っています。

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 試合はスポーツの静岡といいましょうか、沢山のブースターさんの念というか、クラップだったり色々な音に後押しされて、ベルテックス静岡さんが終始優位に試合を進めてたのかなと。

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 先週の試合だと、逆に東京八王子ビートレインズさんがブースターさんの音に後押しされて、一点差ゲームをモノにしていたので、ホームアドバンテージというのはやっぱりあるなぁと言うのをヒシヒシと感じていました。

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 そのホームアドバンテージを演出していたというか、後押ししてというか、ノセていたのはアリーナMCのケチャップさん。プロ野球の方面からBリーグ観戦に、静岡に訪れているので、ケチャップさんの腕は把握済み。

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 横浜ベイスターズ時代の追浜、グッダグダだったオリックス・バファローズのファン感を孤軍奮闘で盛り上げている姿が記憶にしっかりと残っているんですけど、ほんっとお客さんをのせるのが上手いよなぁって思いますし、あの頃と同じくブースターさんを入り口で迎えて、帰りに見送っている姿はほんとに変わらなくて嬉しく思いました。

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 色々なアリーナで色々なMCさんの仕切りを聞いている耳からすると細かいバスケ仕様へのアジャストが若干甘いよなって思うところもあったのが正直なところ(ファールもらった選手の背番号紹介はあるものの、選手名が入らない)ですけど、この辺はアジャストしてくるでしょうし、次回もその仕切りを聞くのを楽しみにしています。

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 ベルティさんは……正直、もっと出てきてほしかったという感想。あのキャラクターなら、出ているだけで大きなことをしなくても成立すると思うんですけど、開場後の20分程度のみで、あとはおひるねかおやつだったのはちょっと残念。

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 キャラクターはアクロバットをしなくても、えぐいダンスをしなくても、ブースターとチームを繋ぐことがきっと出来ると信じている私。特にベルティさんは、ただただ出てきてふわふわしているだけでも絶対ウケるとおもいますし、出番増はご検討いただきたいポイントかなと。

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 選手、チア、キャラクター、MCと二年目のチームと考えたら、本当に攻めてるなぁと思うんですけど、きっともっと出来るんだろうなぁって期待値がいっぱいになるのは楽しいんだろうなぁと。

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 成長する過程を、大きくなっていく過程を見続けていくことが出来るのは新しい道を行くチームに早めに気づけた特典。ベルテックス静岡さんの色々、今後の展開とか行く末が楽しみになっている私でありました。


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 あ、あと、シーズン末までに何試合か静岡さんにはお邪魔する予定なのですが、そのときにはミニベルティさんを買いたかったり、ベルティさんとベルーナさんたちのアクトが見たかったりと宿題が多数なので……と、ミニベルティを会場で販売していただけると本当に嬉しいです。自由が丘OLのランチでも二の足を踏みそうな金額ですけども!(笑)

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 次回はこのカードの翌日、船橋アリーナに今年もお邪魔できたので、その絡みのお話を書いていきます。

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