籠・諸国漫遊記20-21(53)(2021/4/25)
基本週内で2試合の色々を纏め、次の週を迎えているという流れがある中、GWもしっかりと見て撮って残すぞと思っていたのですが、宣言の影響で予定していた今シーズンのアースフレンズ東京Zのホームゲームが無観客での開催となり、連勝で幕引きと。
いろいろな場所で色々な空気を感じたい私なので、GAME1とGAME2を同じアリーナで見る率がとても低いのですが、今節は最後にしっかりと残していきたいという予定でいたんです。
計画していた楽しみがなくなってしまう、配信があってもリアルがない、昨年の今頃のような状態はお客さんも辛いですし、運営に選手、演者さんも辛いんだろうなぁと。
ただただ耐え忍ぶだけしか無いんですけど、普通に試合がやれて、それを普通に見て、普通にキャッキャできる日々が来るまで待つしか無い、かなと思うんですけど、待つだけの体力(=お金)がどこもかしこも厳しいんじゃないかしら……と、ほんとに心配になります。
■試合情報
第16節
ベルテックス静岡 83-71 金沢武士団
焼津市総合体育館(焼津シーガルドーム)
■移動手段
前日、刈谷を出てから掛川駅近くで一泊。コンビニに寄るぐらいで、宿にこもって充電とデータ伝送と休養をという、いつもどおりの動き。せっかくだからと、アマプラでウマ娘プリティーダービーを見ながら、チューハイとからあげクンをと言うセットを頂いたぐらいですかね。
掛川駅からアリーナ最寄りの西焼津駅までは30分ぐらい。チェックアウトギリギリでも問題なかったのですが、旅先だとどうしても早めに動いてしまう。ちょうど買い物に行きたかったので、アリーナとは反対側のダイソーに行ったり、ご飯食べたりしつつ。
帰りは西焼津駅から一気に熱海に。JR東日本管内からは東海道線、相模線とという塩梅だったんですけども、熱海到着時点で夕飯の選択肢がほぼないという現状はわかっていても苦笑いしかなく。
ちょうどハンバーガーを食べたい気持ちがマックスになっていたので、駅前でサムライバーガーをちょちょっといただいてという。この情勢下なので、移動と飯の問題はついてまわるなというのを体感しています。
■man of the match(ベルテックス静岡)
ベルテックス静岡のmonは石川尚樹選手。やっぱりポイントガードが好きというか、起点になるプレイヤーから残していくと、撮れ高が上がっていくなぁという形。このあたりは箱推しというか、広く浅く平均点狙いな人が故かもしれません。
石川選手、最初はベルティさんのズッ友だっていう流れからカメラを向け始めて、アップのときに見せるニコニコした部分と試合中のヒリヒリした姿のギャップにぐっと来たというのがあります。
おいものようせいが出張っているタイミングと石川選手がアップに出てくるタイミングがなかなか合わないのか、ワチャワチャしたシーンをなかなか残せないのが寂しくもあるのですが、先日お邪魔した御殿場のハーフタイム明け、何やらベルティさんを脱がそうとしてる姿もあったので、やっぱりズッ友なんだと思います(笑)。
試合中の姿はゴールに切り込んでいく姿とか、相手ポイントガードを抑えに行く姿とか、ほんとに躍動するブロッコリー感があって素敵なんすよね。ヘッドコーチのかける期待も大きいのか、試合中にむっちゃナオキ!! 言われてたりしますけど、それに応えていく姿をもっと見ていたくなります。
■man of the match(金沢武士団)
金沢武士団のmonは冨岡大地選手。
金沢武士団の試合を見るのはB2所属だった頃に大田区総合体育館で見て以来。冨岡大地選手は当時、東京サンレーヴス所属だったので、残すのは初めてだったんですけども、激しい動きと眼光にかなり惹かれました。
この日の試合、ポイントガードを軸に撮り始めるとはいえ、冨岡選手の激しさと速さにちょっとグッと来ていたんですけど、得点自体もトップと八面六臂の大活躍。
色々な現場で撮っていると、カテゴリーでスピード感が違うことがあるなと思うんです。プロ野球も一軍二軍、独立にと諸々のスピードが違うと感じることがありますし、バスケもB1B2B3の差って技術もですけど、スピードなのかなとか思うシーンがあるんですけど、冨岡選手のスピード感はほんとにちょっとぐっときておりました。
あと、勝てなかったことに対してものすごく悔しそうにしていた試合終了後というのも印象に。気持ちが前に出ている選手を残すのは、ほんっとに楽しいなぁと冨岡選手を撮りながら思いました。
■Cheer of the Match
今回のCOMはSayukiさんかなと……と、公式さんと今とを比較すると、印象全然違うので、間違えてたらそっと教えていただけたら嬉しいです。
ベルーナさんたちのアクトもなんとなく数を見始めて、(嬉しくも寂しくもありますが)大きくぶれないおかげもあり、皆さんの動きとか、アクトの流れがなんとなく頭に入ってきたので、座り位置からどう撮れるのかを逆算して、広くではなく絞ってやってました。
Sayukiさんの印象は、流れる髪の印象がなんとなく強いなぁと。スタージェッツの松田Dのつぶやきで流れる髪はヘアエフェクトと言うのを知ったんですけど、アクトとともにこういう見せ方も重要なんだなと。
あとはアクトの流れ、所作が綺麗だなーっていう印象。ダンス自体はわかってない部分も多いんですけど、色々なところで色々なみなさんを見て撮っていると、メリハリといいましょうか……動きの流れがきれいなチアさんはきになるんですけど、Sayukiさんの所作は好きだなーと思いながら撮っていました。
■Character of the Match
今回は大事な大事な先輩をお迎えしているホスト役だったベルティさん。
前節の御殿場での勢いを駆って、焼津でも全力全開だったにグッと来ていた私。このあとに紹介するフックに掛かったの楽曲、ベルーナさんと来賓とベルーナさんとのコラボダンスを撮れたのは、もう本当にウッキウキでワックワクで。
キャラクターたちそれぞれに持ち味があって、ベルティさんはいるだけで成立する稀有な子だと思うんですけど、そこにダンスが加わったら……と、ラブリーなおいも感が写真に残っていたら嬉しいです。
あとはもう、楽しいは伝播するってのを改めて感じたのが今回。ベルティさんの心の底からの楽しいがむちゃくちゃ伝わってきていて、撮っててほんとに楽しかったんですよ。
演者さんの楽しいを感じて、更にお客さんが楽しくなるのがスポーツエンターテイメントだと私は思っているんですけど、この日のベルティさんはもう、楽しいで満々ていました。
そう、最後の一礼で自分たちの分身を振り落とす勢いで(笑)。
■今日の来賓
NPBの方は疫病の前、グリーティングがあった頃に皆さんに一度はご挨拶出来ているんですけども、Bリーグの子達はまだまだ初めましてが多く、流れてくる写真を見て、一度は自分のデータで残していきたいと思うんですけども、念願叶ってようやく会えました……ライゾウさんに。
流れてくる動画を見て、踊れる子だというのは分かっていたんですけども、Bリーグの子達の物差しで測ると、サンディーさんタイプと言いましょうかきっちりと基礎が出来ている子だなぁと。
選手との距離感もサンディーさんに近いというか、自軍の選手達にグイグイ行って、それが日常になっているのが凄くステキで。キャラクターと選手達が絡んでいる姿というのはやっぱりいいなと。
あとはちょっと大人の話的にはアップの時に加え、物販コーナーでヲタに向けての押し売r……販促活動、試合中もちょくちょくと出てきてさらにハーフタイムのアクトと相当タフだなぁと。
ゆかいな仲間たちが出ずっぱりに近い形ってのは相当な体力がいると聞くんですけど、ライゾウさんはホントに出ずっぱりで、そこは本当に凄いと思いました。
とりあえず、動くライゾウさんを見られてホントに嬉しかったんですけど、ツイ廃気味にあるライゾウさんがなぜにタグを付けた写真じゃなくて音モノをふぁぼっていったのか、そこが気になる今日この頃です(笑)。
■フックに引っかかった演出曲
念願のベルティさんのダンスを初めて撮れたのは、ライゾウさんとのコラボで魅せていたハーフタイムの曲でした。
Shake It Off/Taylor Swift
噂で聞くライゾウパイセンの凄まじい選曲力とダンス力を下敷きに何を出してくるかワクワクしていたんですけども、今シーズン初めてお邪魔した静岡市中央体育館で、地元の局アナさんが参加したときに使った曲をベースにベルティさんが踊れ、ライゾウさんが魅せられるセクションを作ったのかなと、そんな感じでしょうか。
もっとこう……マスコット交流、チア交流が定番化していったら、曲のチョイスに幅も持たせられるのかなとか思うんですが、このあたりはNPBの交流黎明期のような空気感があってちょっとワクワクも。
往時を知っている人もどこかしらに紛れているでしょうし、攻め達磨で攻め立てて、お互いのホームブースターに経験を還元して行って欲しいと思います。
■行き来の飲食
西焼津駅から焼津シーガルドームに向かう途中にある大きな道路、静岡県道222号上青島焼津線沿いにはロードサイドのお店が多数。10分ほど歩いて、藤枝市に入りながらさわやかの藤枝築地店(ライゾウパイセン、行けばよかったのに……(笑))というチョイスもあったんですけど、なんとなくつけ麺な気持ちだったので、こちらに。
地元のつけ麺系統や二郎系の盛りの多さに慣れていると、とてもおとなしい感じの盛り。大盛りは大盛りなんですけども、もうちょっと小麦を食べたいなぁというのが正直なところ。
つけ汁は大勝軒系や舎鈴系とちょっと違う、甘みが前に来ているもの。チャーシューが角煮状態だったり、ごまが多めだったりとつけ汁の旨味はちょっと癖になるかも。
個人的に嬉しくも有り、久々で対応がわやになったのは、にんにくをその場で潰していくスタイル。実家でカレー作るとき、あの潰し器でギュッとしてたなぁとか思い出しながら、勢い良すぎてつけ汁がハネてしまい、あわあわしてました。
■締めとして
試合は試合として、この日はもうマスコット交流の楽しさをただただ感じていた日でした。
プロ野球からスポーツ観戦の楽しさを知って、その中でスポーツエンターテイメントの楽しさと深さを知った私なんですけども、プロ野球もそうですし、JリーグにBリーグにとあっちゃこっちゃでマスコット交流を見て来て、いつも楽しいのが倍以上に楽しくなるんですよね。
単騎でもみんなのチカラは凄いんですけど、その凄いが並び立てば、凄いが何倍にもなっていくなと。ホームの日常にビジターの日常の一部が加わるとそりゃあさらに凄くなりますよねと。
もちろん規定の演出があるでしょうし、ある程度の枠はホーム側でオーダーされて、その中でどう爪痕を残すかってのはゲスト側のチカラが試されるポイントかなと思うんですけど、ライゾウさんはやっぱりちょっと凄かったです。
先行入場の時間は見られてませんけど、一般入場以降でアリーナ内に出ている時間の多さや物販コーナーでの両チームのブースターさん、キャラクターファンにグッズを身振り手振りで売りつけt……販促している姿、ハーフタイムでのコラボダンスと本当に凄かったんです。
そういう活躍を見せるって、本犬の凄みや金沢ホームアリーナへの誘いってのもあると思いますし、静岡ホームアリーナを華やかにっての両方があるなと。
迎える側のベルティさんも大好きなライゾウさんがホームにいる、一緒にお客さんを喜ばすことが出来るという「楽しい」が全身から出ていて、いつも以上に躍動している姿が印象に残りました。
この辺はキャラもチアも選手も変わらないと思うんですが、「自分自身が楽しくないと、楽しいを伝えるのは難しい」というのが私の中でありまして。そういった意味でこの日のベルティさんはほんっとに楽しそうでしたし、その楽しいが思い切り伝わってきていました。
試合の方はここまでの結果から見て、ベルテックス静岡さんが優位に進むかなとぼんやり思っていたんですけど、金沢武士団さんが相当食らいついていたのが印象に残りました。
オンリーワンというか、単一のチームを応援している方からすると鼻持ちならないかも知れないんですけど、ものすごくぶっちゃけた話、流しの観戦者的には、目の前の試合に惹かれる、競った試合がいいと言いましょうか、どっちに転ぶか終盤戦まで分からないような、両チームのブースターさんからしたら胃が痛くなる試合が好きなんですけども、静岡さんがちょっとばたつく所を突いてきた金沢さんにちょっとグッと。
最終的には静岡さんが押し切っていましたけど、あわやのところを魅せていった金沢さんもよかったなと。そこを超えられるポイントを掴めなかった悔しさが試合終了後に見た選手達の表情に出ていて、そういうシーンを見ると、ホント次はどんな感じだろうと、またみたいぞと思うんですよね。
とりあえず、ライゾウさんに約束したこともあり、来シーズンはなんとか金沢武士団さんのホームにお邪魔できたらいいなぁと。
行ったことのないアリーナ、見たことのない風景を見て残したいという方向で日々を邁進しているというのもありますけど、ライゾウさんのホームでの動きをしっかりと見たいんですよね。
ビジター交流であれだけ動けていて、聞こえてくる色々もエグそうだというのを把握しているんですけども、じゃあ実際どうなんだろうねと。このご時世だからこそ、ライブでみたい、生で残したいという気持ちが強くありまして。
お邪魔した時、どんな風に攻めてくるのか楽しみにしながら、お金を貯めていきたいと思いました。
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さて、次回はアースフレンズ東京Zの最終節を観戦と観戦の合間で時間に追われながら書く予定でしたが、枕にも書いたとおりの無観客試合。
バスケの予定が変わって、次回は5/4、久しぶりに静岡市中央体育館での試合を二階席からどう見えるのかを確認しながらゆるゆる見て行きたいと思います。
おいものようせいの活性はどうかなーと思いつつ、GW唯一のバスケ観戦を楽しんできたいと思います(笑)。