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籠・諸国漫遊記20-21(40)(2021/3/7)

 3月も11日を過ぎ、10年前の色々を思い出したりする頃を越えてという、そんな頃合いですが、それはそれとして週末13日から春の青春18きっぷの旅、観戦行脚が始まります。

 始まります、というよりも始まっていますといったほうがいいような気も……と、テキストをじんわりと木曜で進めて、最終的な仕上げを西に向かう各駅に止まりますこだま749号の車内で仕上げておりました。

 もとは青春18きっぷで途中の街に前乗り、睡眠の後に13日の目的地へと移動する予定だったんですが、4月の予定工程変更、4月2週に予定していた七尾(金沢武士団)と富山(富山グラウジーズ)をめぐる北陸遠征の変更を余儀なくされまして。

 これは……お先にトクだ値スペシャル(通常の50%オフ)が3/31までだったのに気づき、諸々計算して行くと予算をオーバーしたため、色々と組み換えを行った結果、今日の移動が新幹線(ぷらっとこだま)になったと言う複雑な事情が……。

 泊地近くに映画館があり、さらにそこでレイトショーのシン・エヴァンゲリオンが公開されていると聞いて、到着したその足でという。一石二鳥も三鳥も得ていきたいという、欲張りっぷりを発揮して行きたいと思っております。

■試合情報

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 第6節
 東京八王子ビートレインズ 64-71 アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城
 エスフォルタアリーナ八王子(メイン)

 ※詳細スコア

■移動手段

前回記事を参照してください(東京エクセレンスとの共催)。

■man of the match(東京八王子ビートレインズ )

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 この日のmomはMVPにも輝いていた、上田雅也選手でしょうか。

 後で書きますけども、この日は二階自由席からの観戦で、広く皆さんの動きを追えていたんですが、上田選手の速度や勢いが印象に残りました。

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 昨シーズンまで所属の岩手ビックブルズ、前々シーズンまで所属の埼玉ブロンコスと私の観戦スケジュールと合致していなかったので、上田選手を見るのは今シーズンが初めて。

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 プレーや佇まいなど、雰囲気的に落ち着いているのを見て、比較的年齢が上なのかなと思ったら、まだまだ20代。印象やプレー内容と年齢は比較しないよなぁと改めて思いつつ、この日の動きを見ていました。

■man of the match(アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城)

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 アレイオンズ安城のmomは今年1月に新規加入となったジョシュ・ペッパーズ選手でしょうか。

 今シーズンははじめ仙台89ERSと契約していたものの、怪我の影響もあり11月に自由契約。1月にアイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城との契約が発表されて……という形なんですけども、印象に残るのは大塚商会越谷アルファーズ時代の姿。

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 東京八王子ビートレインズとのB2B3入れ替え戦で八王子勢に立ちはだかったその姿を思い出すといいましょうか、7つのスティールでボールを奪ってという、手の内を知り尽くしている感というか、ベテランの味をしっかりと発揮していました。

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 もちろん当たりの強いプレーもありましたし、それとプラスして感じたのは他の選手達に色々と声をかけていたり、伝えているシーンが印象的で。コーチ的なスタンスも期待されているのかな、なんて思いながら撮っていました。

■Cheer of the Match

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 二階席からの観戦で、Raily'sの皆さんの個々の寄った絵は皆無でしたけども、みんな違ってみんなすごいをしっかりと残せるポジンションだなと言うのを想定していたので、メイン機でみんなを入れられるシーンを探して遊んでいました。

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 そんななかでも個々の絵を探して……と、COMはYUURIさんのぴょんとしたシーンを。

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 引いた位置で皆さんの動きを残していて、印象に残ったのは小柄なYUURIさんの元気が伝わる動きというか、体格と言っていいのかはわかりませんけど、身長の小ささを感じさせない、そんなアクトが記憶と記録に残ったかなと思います。

■Character of the Match

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 東京八王子ビートレインズのマスコットは毎度おなじみトレンチーさん。

 顔の大きさが印象に残るチーターですけども、今回二階席から見て思ったのは、二階からでもその動きがしっかりと認識できる、何をしているか細かいところは一階席よりもむしろわかりやすいという事。

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 キャラクターたちの顔の大きさって、幼さを印象づけるって効果がある……千葉ロッテマリーンズのマーくんよりもズーちゃんのがほんの少しだけ顔が大きいとか、そういうのもあるんですけど、トレンチーさんの大きさは幼さの演出とともに視認士やすさというのもあるんじゃないかなと今回感じました。

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 あと、スポーツマスコットの動きを長く見ている人だから気になったのかもしれませんけど、トレンチーさんとアテンドさんとの連携の見事さはほんとに素晴らしいなと。

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 トレンチーさん自作と思われるヲタグッズの数々とその運用はある意味、本チーターと渡すアテンドさんの連携が重要だと思うんですけど、上から見ててほんとに完璧だなと。

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 ソーシャルなディスタンスを取りつつな記念撮影風景とかも上から見てたんですが、声はもちろん聞こえないものの、しっかりとその意図をお客さんに伝えて、アテンドさんが代弁して伝えている姿にはちょっとぐっと来ました。

■フックに引っかかった演出曲

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 大田区総合体育館での開幕となった節だとちょっとぼんやりした感じで聞こえていた地元アーティストなどにウェイトを置いた選曲が、本当のホームタウン、エスフォルタアリーナ八王子で聞くと妙にしっくりきていて、聞く場所というのも重要なんだなと。

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 そんななかでフックに引っかかったのは八王子会のみなさんの地元愛と自虐に溢れる楽曲でした。

八王子のうた/八王子会

 大田区総合体育館での試合でも楽曲は流れていたんですけど、今回は第1Qと第2Qの間の時間でこの楽曲を使ってのアクトがありました。

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 揃いのハッピをRaily'sさんたちが着用して魅せる形だったんですが、激しくダンスを魅せるというよりは、みんなで一つじゃないですけど、バキッと揃っている姿を魅せるアクトだったのかなという印象。

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 にしても、地元ネタと印象に残るフレーズの楽曲をはなわさんが作ると、ほんとに上手いよなぁと。はなわさんの名が知れ渡った「佐賀県」とか、あのへんのさじ加減がホント素敵で。

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 「お義父さん」とかの面白い楽曲だけじゃない、沁みる楽曲あるので、何かしらのチャンスがあったら、はなわさんの楽曲を聞いてほしいなと思います。

■締めとして

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 今回、初めて二階席から東京八王子ビートレインズの試合を観戦したんですが、一階の指定後方よりも当然ながら視界が開けているので、展開とか全体像はものすごく見やすかったです。

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 金銭面との折り合いはありますが、コートサイド1列目に入れるパターンであれば、そこを積極的に選んでいきますが、そこがアウトだった場合はとにかく視界を確保したいと最後方に入ることが多い私。

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 過去に東京八王子ビートレインズの一階席の最後方に座ったこともあるんですが、角度的な問題でコートへの視界がちょっと開けないなって感じるところもあったので、今回は二階席を試してみたんですけど、これはこれでと。

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 将来的にお客さんが多くなってきたら、一階席も可動席でひな壇高めになってくれたらいいなぁと思うんですけど、そこまでは二階自由席というチョイスは個人的な嗜好としたらありだなと思いました。

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 試合自体は一気にアイシンさんが走るかと思いきや、食らいついていく八王子さんという展開。

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 順位表とかこれまでの結果などを見ていると、東京八王子ビートレインズが勝利したのは、大田区総合体育館でのGAME2、あの最後の最後でベルテックス静岡を差していった試合が最後で、以降勝ちを拾えていないんですけど、この試合を見る限りは終盤までどちらに傾くかわからず、流しの観戦者的にはワクワクとドキドキで一杯。終盤まで緊張感を持って観戦できたかなと。

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 久々にエスフォルタアリーナ八王子での東京八王子ビートレインズのホームゲームを観戦しましたけど、二階席から見ていて、お客さん多くなってらっしゃるなぁという印象が強かったんですよね。

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 コートサイドで試合にだけ集中する形ではなく、全体的なお客さんの動きとかチアさんの動きとか、トレンチーさんの動きとかが見られる状態だったというのもあるんですけど、この情勢下でも過去の記憶よりみちっとお客さんが入っている印象がありました。

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 地元にしっかりと根づいたとか、営業努力とか色々とあるんだろうと思うんですけども、ブースターさんが増えているというのは、素直に嬉しいなぁと。ただ、ちょっとだけ寂しくなったスポンサー紹介の数を見ていて、色々と苦しいところはあるんだろうなぁと想像してみたり。

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 企業の結び付き的には山梨県側のが強い東京八王子ビートレインズですけど、お隣の神奈川県相模原市の方面に打って出ても面白いんじゃないかなって思うんですよね。

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 実際、相模原市中央区の家からアリーナまで車で1時間かからないというアクセス状況に問題はなく……電車だとちょっと手間ですけど、そこまで気になるレベルでもないかなと。

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 J2にあがったSC相模原やなでしこリーグ1部のノジマステラ神奈川相模原、Xリーグの相模原ライズにラグビーの三菱重工相模原ダイナボアーズとスポーツ観戦の土壌はしっかりとある相模原に攻め込んでも楽しいんじゃないかしらって思うんですけどどうでしょうかという、かなり私情を挟んだことを書いていきたいと思いました(笑)。

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 トレンチーさんやRaily'sさんたちの動きも開幕からしばらく経って、しっかりとブラッシュアップされたというのもあるのか、大田区総合体育館で見たときのふわふわ感がなくなって、ビシッと締めていたいた印象がありました。

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 なにがどうとかこうとか、そういう経験者ではないですけども、色々と長くお客さんとして見ていて、開幕節のふわふわ感が続くようだと色々と心配だなぁと思っていたんですけど、さすがその辺はアジャストしてくるなと。

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 開幕がズレたこと、いつもと違うアリーナだったこと、色々と重なってのふわふわだったのかなぁとか、ビシッと締めていた、皆さんのそんな動きを見て思いました。

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 あとは全選手入場とオープニング、ハーフタイムはノーマスクで魅せてもらえたら嬉しいなぁと。どこのタイミングで入ってくるかわからないタイムアウトでのアクトは仕方ないかなぁと思うんですけど、時間がほぼ決まっているシーンでは皆さんの姿をなんとかそのままで残せたらなと。

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 ただ、なんとかノーマスクでってのを頑張ってらっしゃるなというのはお見送りのシーン。一階席でお帰りのお客さんを見送る皆さんはノーマスクでのお見送りだったんですよ。

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 こういう頑張りというか、こういう姿を見ると、頑張ってらっしゃる皆さんの姿をちゃんと残していきたいですし、こういう動きをしているんですよっていうのをしっかりと伝えていきたいと思うんですよね。

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 さて、東京エクセレンスと東京八王子ビートレインズの二つのホームゲームを一気に見て改めて感じたのは、B3の試合も面白いですし、魅せ方次第で上のカテゴリーを食う勢いがあるぞと。

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 何をどう楽しいと感じるか、何をどう楽しいと感じてもらえるか、足を運ぶ多くのお客さん、ホーム・アウェイの両方のお客さんの意識と魅せる側、運営側の意識が乖離してなければ、どこのアリーナでもその色が楽しく見えるよねっていうのを改めて感じました。

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 って、締めがまたアレですけど、同じB3の土俵に立つチームの普通を普通に楽しめたので思わず手が滑ってしまいました。

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 さて、枕にも書きましたが次回は春の青春18きっぷの旅。

 西へのおかわり旅の様子をお届けしていきます。なのです。

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