籠・諸国漫遊記22-23(22)(2022/12/25)
3/27から22-23シーズンのBリーグマスコット・オブ・ザ・イヤーの色々があり、例年通りのスタンス……みんなちがってみんなすごい、順位を決めるなんてナンセンス……と言うスタンスで見守りつつ、頑張っているところが報われてくれたらいいなと思う昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
色々と斜め見していると、チームごとキャラごとで熱量がだいぶ違うなぁという印象があって、日々の頑張りを見ている所、ほんにんはがんばっているのに……とか、結局は数の暴力じゃないと思うところもあるんですけど、そういうところを向こうに回して暴れようって勢いのあるところは内心で応援したくなってしまうなというのがあったりなかったりで。
とりあえず、選挙期間中の各キャラクター、担当スタッフ、アテンド陣等々、皆さん本気で取り組まれていたのがひしひしと伝わっていたので、それが報われるような流れになってくれたらいいよねと、そっち方面から光を当てていろいろを見ている人は思います。
■試合情報
第13節 GAME2
越谷アルファーズ 94-82 青森ワッツ
越谷市総合体育館
※詳細スコア
■移動手段
越谷市総合体育館までですけども、今シーズンはほぼほぼ電車とバスの公共交通機関移動を選択しています。
荷物の上げ下げがないという利点はあるものの、駐車スペースの問題やら行き来で寝られるというのもあるので両方の選択肢があるときは公共交通機関を選ぶようにしています。
相模原からのルートは行きが相鉄・東横線で渋谷に出てから半蔵門線で北千住乗り換え後の新越谷という一番安いルート(定期券区間含む)。帰りはさっくりと帰るために武蔵野線の南越谷から一気に西国分寺、以降は八王子まで中央線、横浜線、相模線というルートで移動していました。
■man of the match(越谷アルファーズ)
越谷アルファーズのmonはというか、活躍度合いと絵の残り方からして松山駿選手しかなかったかなというのが上がりの絵を見て思ったところで。
久々に寄りじゃなく引いたひな壇からの観戦だったんですけども、全景を見ながらだからこそ感じるスピード感とか合間を縫っていく姿とかを残していこうとやっていたところにカチッとハマったのが松山選手でした。
松山選手はFE名古屋時代から撮るのが好きな選手で、monとしてピックアップも何度かしていますが、この日の勢いはちょっとこうギアが違うような、そんな勢いがあったような気がします。
■man of the match(青森ワッツ)
青森ワッツのmonは常田耕平選手。
青森ワッツの選手も咲くシーズンからだいぶ様変わりしたなぁと思いつつ、引いたひな壇位置からぼんやり攻防を撮っていた今回。印象に残る表情を残せていたのが常田選手でした。
21-22シーズンに三遠ネオフェニックスで特別指定選手としてBリーガーとしてスタートを切った常田選手ですけども、巡り合わせでプレイを見るのは今回が初めて。ベンチ入りしている姿は昨シーズンラストの豊橋行きで見てたんですけど、プレーをと言うのは今回が初めて。
この日の青森ワッツ、スコアリーダーだったというのもあるんですけども、とにかく勢いが良くて。印象的に青森ワッツ所属時代の駒沢颯選手感と言うか、若くて活きのいい選手にただただグッと来ていました。
■Cheer of the Match
この日のCOMはHinataちゃんをと。
フォーメーションの巡り合わせで多めに残せるメンバー残せないメンバーというのが出てきてしまうというお話は越谷アルファーズさんのホームゲームにお邪魔する際の観戦記でよく書きますけども、この日多めに残せたのがHinataちゃんだったと。
Game1,2と厚めに観戦していると、ある程度万遍なく残せるのかしらと思うんですけども、流しの人はその場その場といいいましょうか、眼の前で無理せず残せる面々を残してというのがスタイルではあるんですけど、おちゃめなシーンに気づくとやっぱり嬉しいなと。
多めに残す、動きをじっくり見ていく中でちゃけたシーンに気づくとか、ポンとしたフックがあると、平場に行けたときもしっかりと残していきたいよねっていう流れになるよねと。
あと、ひな壇の上の方もしっかり見てるんだなぁってのが今回の印象。コートサイド一列目でってなら位置も近いですし、目線も自然な位置で野良カメラを入ってくると思うんですけども、ひな壇側もしっかりと見てらっしゃるんだなぁっていうのが今回の印象でした。
■Character of the Match
いつものアリーナだとその存在感が若干どころか心配になるぐらいに希薄なアルファマンさんですけども、この日はサンタ衣装に身を包んで会場内を闊歩するなど、クリスマス感をしっかりと発揮していました。
通常の姿はこう……強化骨格感が強く、MARVELっぽさがにじみ出ているアルファマンさんですけども、サンタコスを着用すると一気に俗っぽさが出てきているなというか、なんで胸部をそんなにガバッと開けてらっしゃるのかという思いが一杯に。
序盤はぴっちりと上まで閉じていて、それはそれで安っぽさがちょっと出てしまっていたので、もうちょっとお金かけてあげようよとか思いながら見ていたんですけども、胸部を見せつけていくスタイルにした途端、妙にしっくり来ていてという。
Bリーグマスコットというより、スポーツマスコットでもレアな部類に入るヒーロー型(横浜DeNAベイスターズに所属していたD.B.ライダーさんや茨城アストロプラネッツのアストロマンさん等、少ない部類に入ります)なので、もっとその特色を生かしてくれたらいいのにね、なんて思うのは毎度のことだったりします。
■フックに引っかかった演出曲
今回はオープニングのスペシャルアクト使用曲を。
Bリーグが楽しいと思ったポイントの一つに演出に季節ごとの色々をしっかりと組み込んでいるということがありまして、22-23シーズンは22/12/18の大田区総合体育館、22/12/24の静岡市中央体育館と見てきて、最後が越谷さんのクリスマス演出と、そんな塩梅だった今シーズンだったんですけども、ラストはイメージ通りといいましょうか、こういうのでいいんだよというストロングスタイルなアクトでした。
今回はコートサイド一列目ではなくひな壇最上段で見ていたので、皆さんの動き、フォーメーションがとても良く見えていたんですけども、引いてみるのも全体像が掴めて楽しいなぁという思いが。
理想はGAME1GAME2で使い分けていく、コートサイド一列目とひな壇というのが、演者さんを撮るのにはベストかなとは思うんですけども、流浪の観戦者としてはなかなか難しく、ならばと即興性をもっと上げていかなきゃと改めて思いながら撮っていました。
■行き来の飲食
・めんげいそ(食べログ)
この日はクリスマス。せっかくだから新規開拓もしたいよねと思いながら向かったのは検索では何度か引っ掛けて、目星は付けていたものの未達だった駅近くのつけ麺やさん、めんげいそさんでした。
塩、濃厚、辛と選択ができて、どうしましょうと悩んだところで塩がメインと見たので塩で、盛りはきっちり男盛りとつけ麺欲求をきっちりと満たしていこうとそんな算段でした。
私自身、塩でつけ麺を食べるのが初めてだったんですけども、大勝軒さんなんかに代表される醤油ベースの味というイメージが強くて、ひと啜り目からなんかこう不思議な感じに。
こういうものか……と思いながら頂いて、次回は濃厚とか辛い方を試してみようと思いました。
■締めとして
全体的な絵を見ていただいて分かる通り、この日はひな壇からファンクラブの優待券を使っての観戦でした。
越谷アルファーズさんというと、コートサイド一列目がお値打ちなので、基本はそちらを中心にという塩梅なんですけども、選手サイン会やAlphaVenusサイン会などのイベント設定があったりすると結構早くに売り切れてしまいまして、初動が遅れると……という塩梅で。
今回は初動が遅れたのもあるんですけども、どこかしらでファンクラブ優待券を使っておきたいというのもあって、ひな壇最上段を選択。B1では価格的な問題からひな壇方面に回ることが多いんですけども、全景を見渡せるので様々な動きを把握しやすいというのは利点かなと思います。
撮るという部分を考えると、寄った絵は期待できませんけども、広く残せる……全体像だったり、会場の空気感だったりを含めて残せるので、ここはここで悪くないんですよね。
寄ってなんぼって向きにはあまり……かもしれませんけども、たまに変化をかけていくと、いつも見ている風景がちょっと変わったものになるかもしれない、気付きがあるかもと感じながらだったので、このあたりはストレートだけじゃなく変化球も重要なのかなと思いました。
あと、写真やる人的な備忘録ですと、カメラのAWBが優秀でもひな壇からやるとフロアに反射してくる色味にだいぶ引っ張られるので、決め打ちしてしまったほうが絵が安定するように感じました。
Z9のAWBはだいぶ優秀なんですけど、越谷イエローはなかなか強敵だった、そんな印象がこの日残っています。
※2600K-2750Kで好みって参考値を。
試合自体はかなり手に焦る展開。
22-23シーズンのB2戦線をかっ飛ばして進んでいる越谷アルファーズさんと下位に沈む事が多かったものの、22-23シーズンはかなり調子がいい青森ワッツさんとの戦いで、戦前にぼんやり調子がいいとはいえ、越谷ちゃんが走るかなぁと思う前半戦だったんですけども、だいぶ食らいついていた印象。
最終的には越谷ちゃんがビシッと勝ちを拾っていましたし、最終的には12点差でしたけども、しっかりと見せ場を作っている、食らいついている姿を見せているあたり、今シーズンの青森ちゃんは見ていて楽しいよなぁと。
個人的には會田選手やらマックス・ヒサタケ選手やら、過去に別チームで撮っていて楽しいなと思っていた選手を残せたのはただただワクワクと。新しい場所で躍動する姿を見られたのは幸せでした。
越谷ちゃんは今シーズンの形というのがしっかりしてきていてというのがこの時点での印象。
はじめてお邪魔した頃、B3B2昇格戦の頃の面々からコート上で躍動している選手たちもだいぶ変わり、カラーとしてはブレていないかなとは思いつつ、時代の移り変わりを少し感じていたりと。
立て続けにじゃないですが、22-23の年末年始の走り、22/12/30もビジターでの姿を見る予定だったので、そのあたりの移り変わりを残せていけたらいいなと思いながら過ごしていました。
演者のみなさんの動きは上に書いた通り、クリスマス全開でこの時期らしさをしっかりと魅せてきてと言うパターン。
コミュニティエフエムのレポーター時代はサンタを探して(という体で)夜の街を駆けてレポートを入れるとか、自身もクリスマスを演出する側だったんですけども、演出されて体感する側のクリスマスもいいよねというのをしみじみと感じていました。
オープニングのスペシャルアクトは曲のピックアップのところでも書きましたけども、各々しっかりと見せ場があったり、アクト全体で魅せていく姿があったり、見ていて楽しく、広く撮っていて楽しくという。
もう一回、別角度で撮れたらなぁとは思いましたけども、そういう一回だけじゃ物足りない、もっとああしたかった航したかったという状態が次への活力になるのかもしれないという、そんな事を考えながら帰宅していました。
全体的にしっかりとクリスマスムードを演出されていたかなと思う演者の皆さんですけども、セクスィ方面に振ったアルファマンさんが地味にいい塩梅だったのはしっかりと残していきたいかなと。
いまいちキャラが定まらないというか、野放しで自由にやらしている方がいい味出してくると思ってやまないアルファマンさんなので、開始前にぴっちり上まで閉じていたサンタ服を見せ場では胸をはだけさせてと言うのは内心ゲラッゲラしながら残していたシーンはちょっと面白くて。
こういうトリッキーさがもっと伝わって、面白い流れになったらいいのにねって思うんですけど、どうでしょう。
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Next Game
第15節 GAME2
アースフレンズ東京Z vs 越谷アルファーズ
世田谷区総合運動場体育館
観戦記的にはようやくたどり着いた「ねんまつねんしのだいぼうけん」のお話。スタートは久しぶりに訪れた世田谷区総合運動場体育館。いつもの大田区総合体育館ではない雰囲気の中で行われる年末ゲームの様子を振り返っていきましょう。