籠・諸国漫遊記20-21(25)(2021/1/24)
1月も最終週に入り、もう一つの柱であるプロ野球の試合開始時刻入り日程が発表になりました。
時刻入り日程の発表が終わると4月から10月頃までの年間計画がほぼ確定していき、各種手配をかけていかないとねという、そんな年中行事というか、予定を埋めていく作業に取り掛かっていきます。
Bリーグという楽しい世界(=心地よい沼)を知ってしまったので、実際のプロ野球開幕は5月のゴールデンウィークぐらいからになるかなと想定しているんですけど、結局の所、毎週末担当していた放送を卒業した今となっても、年がら年中どこかしらに出かけていることには変わりないなと。
止まったらダメになってしまう人なので、とにかく色々なところでそのリアルを見続けていけたらなと思います。
■試合情報
第17節
三遠ネオフェニックス 85-83 広島ドラゴンフライズ
豊橋市総合体育館
初めてお邪魔したアリーナなのですが、最初隣のアクアリーナ豊橋をアリーナだと勘違いして、随分大きな……と思ってたんですけど、実はお隣。アクアリーナ豊橋では国体の冬季大会が行われてたみたいで、それなりに人がいたというのが原因かなと。
■移動手段
前日の名古屋から移動して、岡崎で宿泊。宿以外に途中寄ったのは夕飯を食べたなか卯とコンビニ程度のみという形。
岡崎からは国道23号線のバイパスでの移動。国道1号線のバイパスを使ったほうが早かったんですけど、違う道を走ってみたかったというのもあり、蒲郡の方から進行。
アリーナ自体は豊橋バイパス近くなので、試合終了後はサクサクと東進。浜松市内で夕飯を済ませた後、国道1号線のバイパスをずんずんと進みまして。
雪もないとの情報もあり、更には先日、新世紀ヱヴァンゲリオンの序と破をQをアマゾンプライムビデオで見たということもあり、あっち方面行きたいと箱根の山を駆け上がり、箱根新道を下り、最終的には小田厚から圏央道にという行程でありました。
■man of the match(三遠ネオフェニックス)
三遠ネオフェニックスのmomは久々に撮れたのが本当に嬉しかった鈴木達也選手。
2017-18シーズンの赤い愛知マッチ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと三遠ネオフェニックスの試合からBリーグ観戦を初め、そのシーズン以降、ビジターで三遠ネオフェニックスさんの試合を見ることが多かったんですけど、その中でも鈴木達也選手の速度と筋肉はものすごく印象に残っていたんです。
ここ最近は三遠ネオフェニックスさんの試合に絡まず、久々に……となってもちょうど怪我だったりでその姿を撮れなかったんですけど、今回久々にに撮れそうだというのでワクワクしていました。
アップから試合中からその姿を追っかけていたんですけど、とにかくスピードが早くて。設定次第でいい塩梅に流し撮りが決まるレベルと言いましょうか。ほんっとにドライブのスピードが早いんですよ。
あとはもう腕の筋肉の素晴らしさが……と、笑顔も素敵なんだなってのが今回撮ってて気づいたポイントでした。
■man of the match(広島ドラゴンフライズ)
広島ドラゴンフライズのmonは朝山正悟選手でしょうか。
元々、観戦仲間の推しの選手で、広島ドラゴンフライズ戦行くんスよと話してたときに、注目選手としてあげて貰ったのが朝山選手。はじめて広島ドラゴンフライズの試合を見たときは諸事情でベンチ外、広島サンプラザホールで初めてその姿、そのプレーを見て、魅了されていました。
オンコート時のプレーのえぐさ、格好良さに純粋に惹かれたってのはもちろんあるんですけど、開始前のアップ時にブースターさんたちへお手振りしていたり、顔見知りのブースターさんに普通に挨拶してたり、そんな人間くさいというか、人たらしだなぁとものすごくいい意味で感じさせてくれる、そんな空気感が漂っていました。
上り調子だったらチームも上に、シュートが決まらないとなかななチーム状況も上向いてこないと、朝山選手にかかる期待と希望は大きいんだろうなぁと思うんですけど、次の機会もエグいシーンもラブリーなシーンも残せたらなと思います。
■Cheer of the Match
三遠ネオフェニックスさんのチアチームはFire Girlsさんたち。三遠ネオフェニックスさんのホームアリーナに初めてお邪魔したので、皆さんを見るのも初めて……では実はなく、初めてのウィングアリーナ刈谷、17-18シーズンのシーホース三河と三遠ネオフェニックスの試合がチア交流の日で、そのときにお見かけして以来でした。
ざざっと一日見て撮って、印象に残ったのはHARUKAさんでしょうか。
ホーム側、ビジター側とその配置は試合中入れ替わらず、ほぼ固定だったので、残せるメンツというのは結構限られていたんですけど、HARUKAさんの流れる髪の印象が強く残っています。
■Character of the Match
三遠ネオフェニックスさんのマスコットはダンカーさんとアリーちゃん。諸事情などもあり、この日の出演はダンカーさんのみでアリーちゃんはおうちで寝ているというお話(ダンカーさん・談)だったんですけど、Bリーグの女子キャラは色々な意味で中々会えないレアっぷりがあるのかもしれませんね。
とりあえず開場直後のウェルカムはナシ。かわりにエキシビションマッチが終わり、チアスクールの皆さんのアクト前に場内を散策。SNSにアップする用に協賛ブースを巡って写真撮影をというパターンだったみたいなんですけど、その間にお声がけして、ソーシャルディスタンスを保ちつつの撮影は出来る感じでした。
試合中はオープニングの入り、ハーフタイムのブースターさん参加企画への参加、3Qと4Qの合間にFire Girlsさん達とのコラボで縄跳びダンスをカマしつつ、飛び込み前中を魅せるというシーン、最後にお手振り退場を共にという流れで。
もちろん時期時期で変わるとは思いますし、アリーちゃん出る出ないというのもあると思うんですけど、もっと自由にやってもいいキャラしてそうですし、ハーフタイムとかももうちょっと生かしようあるんじゃ無いかなって思いながら、ダンカーさんの動きを見ていました。
■フックに引っかかった演出曲
オープニングアクトがほぼないという流れはちょっと驚きましたけど、逆にタイムアウト毎の登場はしっかりとあったFire Girlsさん達。全体的な選曲の流れは若干NPBのチアチーム寄りかなと思いつつ、フックに引っかかた曲は流行りの曲でした。
言わずと知れた鬼滅の刃の曲ですけども、これまでお邪魔した他のチームではまだ使っておらず。ベタかもしれませんけど、そこまでダンス系の楽曲を知らない、チアさんの色々をそこまで気にしていないブースターさんたちの耳目を引っ張るのには有効なんじゃないかなって思いつつ和テイストなアクトを見ていました。
邦楽とかパッと聴いてわかりやすい楽曲のバランスとか使い方ってのは、アリーナで魅せるのには結構難しいと思うんですけど、三遠ネオフェニックスさんの場内演出に使っている楽曲全体がわかりやすくて好感が持てました。
■行き来の飲食
前日の夕飯が納得出来る形ではありませんでしたので、24日の帰りは静岡県内でさわやかのげんこつハンバーグを食べるんだという強い気持ちを持っていました。
豊橋総合体育館から距離で言うと一番近いのは新居湖西店なんですが、体育館最寄りの豊橋バイパスから続く浜名バイパスからスッと入れて、スッと戻れるのは浜松高塚店。このあたりは関東エリア民にしても愛知県民にしても、三遠ネオフェニックスさんのホームゲームを見た後にさわやかに行くならば、高塚店をオススメしたいなと。もちろん、待ち時間次第で変更をかけるのは重要だと思います。
今回は何も考えずにげんこつハンバーグとライスとサラダのセット。しっかりとご飯を食べたかったので大盛りにしつつ、ソースは最後にオンザライスしたくてデミグラスソースをチョイス。
丁度18時頃、ご飯時にジュージューしている絵をアップしたところ、多方面よりおしかりを受けまして、げんこつハンバーグを焼いている動画は大変ご好評だったと思いました(笑)。
とりあえず半分を塩とこしょうのみで、半分と付け合わせたちをデミグラスソースで頂いたんですけど、幸せ。ただただ「幸せ」の一言でした。
■締めとして
昨年予定していた豊橋市総合体育館行きですが、シーズン打ち切りの影響で訪れることが出来ず、今回がようやく。駐車場も大きい、バイパスまでスグと車で訪れるにはとても行きやすいアリーナだなという印象。
アクアリーナ豊橋と相対している豊橋市総合体育館ですが、入ってみて意外にと言ったら怒られるかもしれませんが、パッと見の印象よりも内部が大きいなぁという印象。あと照明は流行りのLEDなのか光量の大きさやら暗転からの復帰などの速さは文句なしでしょうか。
吊り下げ式四面ビジョンの使い方もオフェンス・ディフェンス毎にスポンサー企業がついてたり、バイオレーションの説明がしっかり入っていたり、現地観戦時の視覚的な演出とか説明はものすごくわかりやすかったです。
説明で言えば、この日の担当MC、大久保宅登さんの自チームへの応援煽り、ファールのアナウンス、ビジターの得点をした選手のアナウンスなんかはいいなと。
ベースとなっているのはもちろんチームからのオーダーに依るところは大きいと思うんですけど、共に戦うハートとビジターチームへのリスペクトなんかがしっかりと。あと、撮影ルール啓蒙でAF補助灯の消灯を促していたのはものすごくいいと思いました。
試合の方は一進一退で進む両チーム。広島ドラゴンフライズさんが優位に立ったかと思いきや、追いかけて追い詰めていく三遠ネオフェニックスさん。
声は出せないけど、クラップやブースターさんの思い、念というホームアドバンテージは間違いなくあるなと思ったところで残り4秒、西川選手のスリーポイントが決まり、84-83で逆転。その後のフリースローも沈め、最終的に85-83で三遠ネオフェニックスさんの勝利で幕を閉じていました。
連敗を重ねていた広島ドラゴンフライズさんの手から久々の勝利がこぼれ落ち、三遠ネオフェニックスさんに連勝がもたらされた、そこに至る過程といいましょうか、本当に熱い試合で。最後の最後までタレない、真ん中のスタンスだとものすごく楽しく、両サイドのブースターさんには胃の痛い展開だったなと。
うまい具合にこういう試合が初観戦とかだったら、沼にとっぷりと浸かって抜け出せないレベルになるだろうなぁと。4年前のこの試合でBリーグ観戦はどうやら楽しいぞと思い始め、気がついたらこんなになってしまった人は感じています。
……というか、今の記憶と情報量で見ると、撮れていない色々がこの日多すぎることにデータを見ると気づくと。比留木謙司さん(現在、トライフープ岡山ヘッドコーチ)、なっかなか撮れていないなぁって思っていたんですけど、実はこの日ざっくりではあるんですけど撮ってたんですよね。よくよく見たら、20-21シーズン現在はFE名古屋に所属の鹿野洵生選手もこのフレームの中にいるように三遠さんに所属していたりってのも。
初めてJBLを見た時の色々もそうなんですけど、後にして思うともっと撮れなかったのかと、もったいないことをしているなと本当に思います。
そのほか演出面を見ていくと、ダンカーさんの出番が少なめに感じたかなと。
同じ愛知県の三河あたりのチームがおかしいかもしれませんし、関東の子達の出番を見てしまったが故に気になるのかもしれないんですが、アップの時間帯からもっと露出を増やした方がいいんじゃないかなと感じる部分もありましたし、タイムアウトごとの登場ももっとあって良いんじゃないかなと思うシーンも。
あとはキャラクターの項目でも書きましたけど、この日はダンカーさんだけの出演でアリーちゃんの登場がなかったのは残念かなと。公式サイトに名を連ねているわけですし、男子キャラと女子キャラがそろっと毎試合出てきて欲しいなとキャラクター寄りの人は思うわけで。予算的な都合が大きいのかなとは予想してしまうのですが、近場のアリーナでは陰と陽的に黄色いのとタレントさんが出演していますし、そこはもっと攻めて欲しいです。
Fire Girlsさん達のスタンス的にともに応援するというスタンスによっているのか、オープニングやハーフタイムでアクトがなかったのはちょっと残念だったかなと。
もちろん、どこのチームも同じ流れだとは思っていませんし、チーム事情とか色々とあるんだろうなぁというのは察するんですけど、どうせだったら皆さんのアクトをもっと観たかった、もっと残したかったというのが流しの観戦者の正直な気持ちで。
タイムアウトごとのアクトの勢い、キレの素敵さや選曲面などを考えると、もっとやって欲しいなと思いましたし、もっと皆さんの姿を全面に出して行ってもいいじゃないかなと思うんですけど、どうなんでしょうね。
フックにかかった曲では紅蓮華の方をチョイスしましたけど、そのほかにもいいねって振り付けの曲もありましたし、わがままだとは思うんですけど、もっともっと見たかったなというのが正直なところです。
あとは……ウェルカムやサンクスのお見送りがあったり、ブースターさんのクラップを盛り上げるために近い位置にいるというのもあるとは思うですけど、アクトの時はノーマスクでいて欲しいなと。
プレー中は選手が主役、タイムアウト中はチアさんやキャラクターが主役ですし、安全を考えれば仕方ないとは理解しますけど、そこを越えてと言いましょうか、ここぞというアクトではノーマスクでもいいんじゃないかなと思いました。
色々と上げていきましたけど、逆に言えばキャラクター方面もチア方面も攻める余地でいっぱいなのは、攻勢に転じたらもっともっと魅せることが出来るんだろうなと。
アリーちゃんに会えなかったという宿題もありますし、今回の訪問で豊橋のバイパスからのアクセスがものすごくいいことを把握できたので、行程次第では岐阜愛知静岡の各チームと絡めつつ、また三遠ネオフェニックスさんの主催ゲームにお邪魔できたらなと思いました。
最後に……アリーナ駐車場から1時間弱て炭火焼きハンバーグのさわやかに行けるという立地はしっかりと、そして重ねて書き記していきたいと思います。
美味しかった……。