籠・諸国漫遊記20-21(7)(2020/11/14)
個人的なプロ野球の観戦シーズンは先週で終わり、今週からは本格的なBリーグ観戦シーズンに突入していくのですが、遠征遠足でなければ、朝が比較的緩やかに過ごせるなと改めて気づく昨今でありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
13日の金曜は昨年まで関わっていたコミュニティエフエムの番組制作集団が放送している深夜番組のお手伝いで深夜まで。就寝が27時頃だったんですけど、9時頃まで寝られたので比較的元気に過ごしていたんですが、これがプロ野球、デーゲームの開門に時間合わせて動くことにとなっていたら、体調ボロボロだったと思うんですよね。
今期よく見たチームのポストシーズン、そのパブリックビューイングは自分の目で見たかったですけど、ね……と、明日はちょっとだけそこにお邪魔します(結局行く(笑))。
■試合情報
第9節
横浜ビー・コルセアーズ 75-85 シーホース三河
横浜国際プール
■移動手段
ウィークデーの勤務地が横浜なので、横浜駅に出てから横浜市営地下鉄のブルーラインとグリーンラインを乗り継いで北山田に向かっていました。ブルーラインは北新横浜駅過ぎると地上を走る地下鉄になるんですけど、ちょっとだけワクワクしました。
ほっともっとフィールド神戸へ行くときに乗る神戸市営地下鉄なんかも途中で地上を走りますよね。あれと同じ感覚です(笑)。
横浜で働いて比較的長く、開催アリーナである横浜国際プールにも何度かお邪魔しているのですが、先日、千葉ジェッツふなばしの公式さん(イケメン広報・三浦さん)がつぶやくまで、北山田駅を「きたやまだ」と読むと思い込んでいまして。
ツイートにもあるようにただしくは「きたやまた」駅。世の中、勘違いしていることは山のようにあるなと気づいた今日でした。
北山田から横浜国際プールへのアクセスで最大の難所は有名な大階段。運動不足、文化部全開のおさないなので、上がりきる頃には息が上がってしまして……ほんと、この階段は恨めしいです(笑)。
ただ、帰りに見た、センター方向の観覧車を含めた夜景はホントきれいだったのはちゃんと書いておきます。
■man of the match(横浜ビー・コルセアーズ)
横浜ビー・コルセアーズのmomは入場後にアップシーンを見てハッとした、昨シーズンまで新潟アルビレックスBBに所属していた森井健太選手でしょうか。
Bリーグ、昨シーズンの終わりと今シーズンのプロ野球の始まりが今までにない状態だったのは皆さんご存知のとおりだと思うんですけど、その余波もあって、Bリーグの移籍関連の情報をざっくりとしか追えておらず、現地についてハッとすることが結構多いんですよね。
18-19シーズンに地区優勝を決めたとどろきアリーナで新潟アルビレックスBBの試合を撮っていて、気になったのが森井選手だったんですけど、横浜国際プールで数シーズンぶりにビシッと撮ることができました。
プロ野球選手もBリーガーもですけど、撮ってて目の印象が強い選手は多く残す傾向にある私。森井選手もそんなプレイヤーなんですけど、今後の観戦日程で横浜ビー・コルセアーズさんの試合を見ることになったら、もっと残していきたいですね。
■man of the match(シーホース三河)
シーホース三河のmomはやっぱりというか、横浜ビー・コルセアーズ所属時代にその姿を見て、プレーとプレー以外の部分でグッと来た川村卓也選手でした。
アップの時間帯からビーコルブースターさんにポールをパスしてもらって、それをシュートするとか、のっけから今日を、古巣との対決を楽しんでいる姿がひしひしと伝わって来ていまして。これが川村選手のいつもの姿かもしれないんですけど、ほぼ初めてシーホース三河のビジターゲームを見た私としてはとものすごく新鮮でした。
プレイの部分もビシッと締めてかかるシーンもありましたし、チームをしっかりと鼓舞してるシーンとかもかっこよく。あとすごいなって思ったのは、古巣というのもあると思うんですけど、ビーコルの選手とも笑顔で話してるシーンとか。
戦いの中ではあると思うんですけど、オンとオフの使い分けが見事だなと撮ってて感じました。
あと、川村卓也選手で外せないのはマスコットハンターとしての面。コートクリアのラストまで残って、シュートを決めたあたりでコルスくんがコートイン。それを見てちょっかいをかけて帰っていくという……ただただ見事でした(笑)。
■Cheer of the Match
横浜ビー・コルセアーズのチアの皆さん、お名前はB-ROSE。初めて見た年から、今日まででぶれないのは皆さんが皆さん、「綺麗でカッコいい」という印象。完成されたチアさんというか、アクトの完成度や諸々の所作が凄く綺麗。今期は声を出せないというのはあるんですけど、場内の応援をリードするような動きや声は見ていて凄いなぁって感じていました。
そんな中で今日のCOMはリーダーのSAYAKAさん。SAYAKAさんを初めて知った頃(横浜DeNAベイスターズ、diana2013-14)や当時の面々(北に渡ったかづきちゃんやすずきのしおりw)を思い出すと、SAYAKAちゃんと書きたくもなるんですけど(笑)、アクトをや所作を見てるともう、「ちゃん」じゃなく「さん」だなぁと思う訳で。
アクト自体は前半からハーフタイムを中心にという形だったみたいですけども、そんな中でビシッと魅せて行く姿というのを残していて、もっともっと格好良く撮りたい、綺麗に撮りたいって思うような、そんな動きだったんですよね。
チアの皆さんを撮っていて、たまにある「挑んでいきたい」という思い。SAYAKAさんを撮っている時に、なんというか、もっともっと上手くと言うか、挑んでいきたいという、そんな気持ちになっていました。
■Character of the Match
久しぶりに横浜ビー・コルセアーズのコルスくんの姿をお見かけしたんですけども、予想以上の動きとキレを見まして。オープニングでB-ROSEさんたちのアクトにしっかりと併せて踊っているシーンを見ておおおと。
おさないの知っている、何故かクォーター間でチャレンジシリーズを敢行、皿回しの皿を予想通り落として肩を落としていた、あの頃のコルスくんの印象と180度変わり、相当魅せてくる子になっていました。
ソロパート的な部分はなくなってましたけど、お客さんの前でしっかりと応援をしている、フリースローのときには入るように祈っているなと、しっかりと魅せていたのは嬉しかったです。
あとはキャラの生殺与奪権をある意味で握っている、MCさんとの息が合い始めたら……コルスくんは相当化けるかも、しれませんね。
■フックに引っかかった演出曲
YO-HO A PIRATE'S LIFE FOR ME/RADIOTS
1Qと2Qの合間のアクトだった「YO-HO A PIRATE'S LIFE FOR ME/RADIOTS」ですけど、これはもう、B-ROSEさんたちとコルスくんがコラボして踊るという、噂には聞いていたシーンにフックが引っかかりまくりました。
昨シーズン、横浜ビー・コルセアーズのホームゲームは、3月4月に観戦予定を入れていたため、色々が見られなかったんですけど、そこでも凄いと聞いていて。今日ようやく見ることが出来たんですけど、あのコルスくんが踊っていると言うだけでちょっと感動してしまいました。
楽曲自体はパイレーツオブカリビアンのYO-HOをRADIOTSが演った曲で。それ以外にも流れている楽曲、アクトで使っている楽曲の世界感の統一はステキだなと思いました。
■行き来の飲食
私が初めて食べたラーメン二郎は関内店。そのときはあまりの量になんかもう涙目になりながら完食していました。そんな衝撃的な出会いでしたが、中毒性が高いと言う話は間違いなく、気がつけば胃袋と脳が慣れたのか(笑)、直系やインスパイア店(相模原では麺屋歩夢さんと麺でる 相模原店さんが好きです)等々、いわゆる二郎系のラーメンをチョイスすることが増えています。
今回は千葉ロッテマリーンズのファンでSKE48のファンでもあるフォロワーさんがよく行かれていて、一度は行ってみたかったラーメン二郎 中山駅前店へ。ちょうどグリーンラインの終点が中山なので、横浜国際プールからの帰りにちょうど良かったんですよね。
好みで言えばつけ麺派なので、今回提供のあったつけ麺には相当心惹かれたのですが、やはり初めてのお店ですし、まずは少ラーメンをと。明日のことはあまり考えず(笑)、ニンニク・ヤサイ、アブラに辛ニラをトッピング。
開店ちょい前にお店の前で並んでいたんですけど、そこそこいたお客さんが吸い込まれては出ていくという見事なオペレーション。事前に麺量などを聞かれた上ではありましたけど、着席とほぼ変わらぬタイミングで商品が出てくるというスピード感は見事というか、こちらが焦ってしまうレベルでした。
とりあえず、初めてってことで完飲してしまい。豚の大きさ、野菜の感じ、あぶらの甘み……またの機会があれば、つけ麺なども試していきたいですね。
■締めとして。
タツヲさんの絡みや、昨シーズン多くお邪魔したという部分で三河寄り、地元という心情的には横浜寄りでいい試合が見られたらいいなぁと、横浜国際プールの一階席を初めて確保して観戦していた今日でしたが、プレー自体やスポーツエンターテインメント班の皆さんのアクトはいい塩梅に見られましたし、撮れたなぁと。
15時からの試合で横浜国際プールにというのが実は初めてで、13時過ぎの開場直後の天井とか見ていると、うっすら陽の光も感じられて、規模は違いますけど、先日観戦したアースフレンズ東京Zの主催ゲーム、世田谷区総合運動場体育館の光に近い印象を受けていました。
シーホース三河は金丸選手のシュートが(ポンポン入って)おっかないねって言う勢い。金丸選手のえぐさってのはウィングアリーナ刈谷でホントによく見ているシーンだったんですけど、今日もしっかりと健在。ただただ凄いなと。
横浜ビー・コルセアーズ側はチェコ代表、パトリック・アウダ選手の後半の勢いは記憶に残りまして。ケガの影響もあってバンダナ仕様だったんですけど、これがまた似合っていて。後半の三連続バスカンとかえっぐいわぁとシャッターを切っていました。
アリーナ自体の明るさも問題なく、突き抜けるシーホース三河、追いすがる横浜ビー・コルセアーズという展開、スポーツエンターテインメント班も全体的には楽しかったんです。
Eye'sさんの生歌で聞く「We are B-CORSAIRS」の今年版とかアクトもライブも試合もあるという、盛り沢山なないようだったんですけど、気になる点が何点か。
横浜国際プールの一階席は今回が初めてだったんですけど、角度が若干緩やか。コートとの距離はそんなに遠くないので、臨場感はいい塩梅なんですけども、角度が緩やかなおかげで、ブースターさんの掲げるハリセンや選手名タオルで結構視界が遮られるなぁと言うのがありました。
シュートが決まった直後なんかでハリセンやガッツポーズというのは臨場感あって、スポーツ観戦してるなって気持ちになっていいんですけど、コートサイド一列目で常時に近く突き上げ式でやられている方にはちょっと難儀……。
結局のところ、高いお金払っていい席買えばいいじゃないって事ではあるんでしょうけど、全体的なホスピタリティというか、どの席でも観戦満足度を上げるなら、ボードやタオルと同じような感じで、ハリセンも肩より下での使用を啓蒙して欲しいなと。観戦していてコート内が見えないって結構ストレスになるんですよね。
大小様々な撮影時のお願いを各アリーナで目にするカメラの民としては、同じように他のお客さんの視界を遮らないような応援時のお願いも徹底して欲しいなと、今日の観戦でふと思いました。熱いブースト、応援だってのはよく分かるんですけどね。後方のお客さんにもあなたの優しさをと行った塩梅でしょうか。
もう一点というか、これはもう単に進行や喋りの好みではあるんですけど、もうちょっとこう、語彙というか言葉の引き出しを増やして欲しいよねってシーンや諸々のタイミングを練って欲しいなって言う喋りのシーンがちらほら……。
相手へのリスペクト、ホームを盛り上げる心、ブーストをってのはしっかりと伝わっていたんですけど、試合開始前に色々と動いていたコルスくんの動きをしっかり拾えずに終わるとか、多分にサプライズだった公式風のあの方のビデオ参戦もコルスくん登場時にばらしてしまうようなニュアンスの話をしてしまったりとか、キャラから目線で見ててもったいないよなぁって思うところが結構あったんですよね。
上の方でもキャラの生殺与奪を握ってるのはMC次第、なんてことを書きましたけど、追浜でレックさん相手に色々やってた頃の経験はどこにやったんだと、NPBを経て色々と活躍している皆さんを見る機会も多くなった昨今、ちょっと寂しくなりました。
あと、今日感じたのは「直近で盛り上がったキーワードは使いやすい。けれど使いすぎると野暮ったくなる」ということでしょうか。
試合の流れを決めるシュートじゃないですけど、ここぞと言うときに盛り上がったキーワードをパシーンとたたき込んでこそじゃないかなと思うんですよね。
ただまぁ、この辺はコミュニティFM局で20年近く喋りに関わってきた人が、その経験値を押し入れにしまいつつ、色々とスポーツのシーンを見て撮ってキャッキャしている流しの観戦者の、ただただ好みではなかったという話なので、さっくりと流して頂ければ幸いです。
最後に……。MCでビジョンに映る前から若干ネタバレされちゃってましたけど、タツヲさんなにしてたんすか(笑)。
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NEXT GAME
2020/11/15
第9節
川崎ブレイブサンダース - 富山グラウジーズ
とどろきアリーナ