籠・諸国漫遊記21-22(24)(2021/12/30)
旅と旅の合間に仕事初めがあり、その旅も終わってしまい、なんだかんだで2022年も始まっているんだねぇって思いながら、大量の未チェック写真たちの山を見て、どうやったらこれが解消されるんだろうかと頭を悩ましている昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ねんまつねんしのだいぼうけんは移動時間がとても長いので、その間にやってしまえばいいんでしょうけども、移動時間は大切なぼんやりする時間ですので……と、移動中に移ろう風景を見るのも楽しみのひとつなので、そこは作業時間ではなく、大切なボーッとする時間、なんですよね。
じゃあ、車窓の見えない夜にやればいいじゃないってなるんですけど、夜は疲労困憊なので車内でぐったりしていることが多く……と、何かしら頑張っていきたいと思います。
■試合情報
第13節 GAME1
豊田合成スコーピオンズ 76-73 金沢武士団
豊田合成記念体育館(エントリオ)
※詳細スコア
■移動手段
この日も青春18きっぷの移動でしたけど、18時からの試合でしたので、お昼ごはんをゆっくり食べるぐらいの流れいいかなと言う、実にゆるやかな工程でした。
相模線 茅ヶ崎行き 676F
(出発) - 茅ヶ崎 7:08
乗車予定の列車までちょっとあったので、電車の中のほうが温かいだろうと辻堂まで行って、そこから熱海行きに乗車しています。
上野東京ライン 上野行き 1536E
茅ヶ崎 7:13 - 辻堂 7:18
東海道線 熱海行き 1521E
辻堂 7:22 - 熱海 8:18
東海道線 沼津行き 1535M
熱海 8:23 - 沼津 8:41
最短だと沼津到着後、3分後に発車する豊橋行きなんですけど、西に進むお客様が多く乗り換えられていて、相当な混雑なのが見えたので、一本ずらして移動することに。
東海道線 島田行き 749M
沼津 8:55 - 興津 9:33
東海道線 浜松行き 751M
興津 8:42 - 浜松 11:13
東海道線 豊橋行き 937M
浜松 11:25 - 豊橋 12:00
豊橋では20分ほど待って新快速の大垣行きに乗車する予定だったんですけど、列車に遅れが出ていた影響もあり、11時50分発の大垣行に乗ることが出来ました。
東海道線 新快速 大垣行き 5325F
豊橋 11:50 - 名古屋 12:45
※実際には20分ぐらいの遅れ
名古屋駅到着後、今後、置き換えが徐々に進んでいく南紀号のキハ85系をみてキャッキャと鉄分補給。その後、宿に荷物を預け、東山線でごはん屋さん最寄りの新栄町へ。
お昼ごはんを食べた後は腹ごなし的に栄まで歩き、栄から金山にぬけ、そこから普通列車で稲沢に。終了後はそのまま稲沢から名駅に戻るという行程でしたけど、エントリオから駅へのアクセスが抜群なので、普通列車のタイミング次第ではありますけど、予想以上に早く名駅に戻れていました。
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2021冬青春18きっぷの旅
総乗車距離 2286.4km
年内最後は名古屋方面との往復だけですので、サラリと一日300km程度追加していく感じで。運転でもそうなんですけど、慣れると名古屋あたりまでだと、ご近所感が出てきちゃうんですよね(※個人差あります)。
■man of the match(豊田合成スコーピオンズ)
豊田合成スコーピオンズのmonは竹村蓮選手を。
エントリオに行ってみたいと言うのは有りましたけど、19-20、20-21シーズンと豊田合成スコーピオンズの試合を見て、竹村蓮選手の姿をなんとか残せないかなってのがずっとありまして。
日程その他のめぐり合わせで見られる見られないチームというのが出てきてしまうので、どうしても見たいってなると、そこに日程を当てはめて敷くしか無いんですけども、今回はちょうど年末に豊田合成スコーピオンズさんのホームゲームが二試合あると言うので、ホイホイとと。
GAME1はスターティングファイブに名を連ね、これはもういっぱい撮るぞという気持ちでいた私。プレー自体は19-20シーズンの片柳アリーナでの東京八王子ビートレインズ時代以来で、そのときは現在、FE名古屋に所属していて、日本代表にも選出されたエヴァンス・ルーク選手も豊田合成スコーピオンズに所属していて、ルーク選手を撮りつつ、印象に残る動きをコート内外で魅せていた竹村選手が気になったんですよね。
昨シーズンの八王子戦で見たときは、怪我で試合出場がなかったので、ようやく、ようやくしっかりとした意識で残すことが出来たんですけども、当然ながらオフコート時のやんちゃ小僧感は一切なくなり、(当たり前ながら)しっかりとプレイヤーの顔をしていたシーンを残せたのは嬉しかったです。
ただ、この日の後半開始早々、どうも怪我をしてしまったようで、以降はベンチに。翌日もしっかりと残したいと思っていたので、どうなることかとこのときは思っていました。
■man of the match(金沢武士団)
金沢武士団のmonはデュサン・ヴィチェンティッチ選手を。
金沢武士団の皆さんを見るのは、昨シーズンの焼津以来。メンバーを見て、また撮りたいなーって思っていた選手や撮ってみたいなぁって思った選手をアップのときにどうしましょうかって見ていくんですけども、今シーズンの金沢武士団、現時点で唯一の外国籍選手、デュサン・ヴィチェンティッチ選手に注目していました。
21-22シーズン開幕の頃はもうひとり、ジャーニーマンを地で行く、ジャーマル・ソープ選手が在籍していたんですけど、アルティーレ千葉さんに移籍したのでデュサン選手が唯一で。
プレータイムはほぼほぼフルタイムの39:24。チームナンバーワンの得点を稼ぐという勢いを見せていたんですけど、佇まいもむっちゃシュッとされていて、撮ってて絵になるなぁと思いました。
■Cheer of the Match
豊田合成スコーピオンズのチアさんはDeliciousのみなさん。
選曲も邦楽の渋いところついていたり、応援を盛り上げる勢いなんかも素晴らしいなぁと思いながら見ておりました……が、写真はとりあえずなしで。
というのも、B1B2B3見渡しても唯一だと思うんですけど、レギュラーチアさんがキッズチアの皆さんというスタイルを豊田合成スコーピオンズさんは採っておられまして、なかなかに判断がつかず。
お客さんの前に出ているからには演者だって思う部分と、世の中にはいい人ばっかりじゃないという部分とでせめぎ合って、とりあえず控える形にしました。
ただ、アクトの流れとか応援を盛り上げるチカラってのは本当に他のチームと比較しても遜色なく、こういうスタイルってのも有りなんだなぁっていう事に気づけたのは収穫でしたし、久々にただただ見て、皆さんのアクトを楽しませていただきました。
■Character of the Match
過去にも色々と書いていますけど、私がスポーツの現場に足を運ぶようになったのは、スポーツマスコットの存在が大きくて。
このあたり、興味を惹かれると突き詰めていきたいと言う気質の人なので、まだ見ぬゆかいな仲間たちの姿をどう残すかってのもアリーナ行脚とともに考えているんですけど、今回は久々のはじめましてで、豊田合成スコーピオンズのマスコット、スコッピーさんに会うことが出来ました。
大きな愛嬌のある表情に小柄な体型で、ラブリーを前回にしている子かと思ったんですが、どうも違う様子……。
移動の殆どはミニセグウェイ、キントーン。サンロッカーズ渋谷のサンディーさんがオープニングで乗っていたり、各チームのチアさんが演出で乗ることも多いあれを使っての移動をかけていたんですけど、その速度が地味に高速で、その姿がちょっと楽しかったです。
そんなスコッピーさんですけど最大のポイントは、Bリーグ各チームのキャラクターの中でも上位クラスかと思うバスケスキルかなと思いました。
スキルズチャレンジをガチでこなしていく新潟アルビレックスBBのアルードくんの姿というのも記憶にありますが、スコッピーさんはそのシュートスキルの高さがものすごくて……。
実際、ハーフタイムのイベントでシュートが基本入る前提のシュートチャレンジタイムが設定されていたり、選手のシューティングに参加して問題なくシュートを決めていたり、出来る子なところを見せつけていました。
そんなスコッピーさんとともに登場していた、スコッピーさんの友達であるトラさんとの動きとともに様子を二日間にわけて伺っていこうと思いました。
■フックに引っかかった演出曲
写真としては撮らないで見ていようと、したDeliciousの皆さんのアクトですけども、フックに引っかかりすぎる楽曲が多数で、どうしようか悩みましたけど、一番は10年近く前に千葉ロッテマリーンズさんのM☆Splash!! さんたちが使っていた吉田兄弟のこの曲でした。
元々、スポーツの現場で聞いた楽曲を自身の担当番組で紹介して、そのシーンのお話なんかをやっていた(形になっていった(笑))私なので、過去に聞いた楽曲の蓄積がある程度残っているんですが、イントロが流れた時点で別の現場の絵が頭に浮かび、今の現場で聞ける楽しみを感じていました。
千葉ロッテマリーンズさんのエンターテイメント班がRisingを使っていたのは干支が一周回るぐらいの過去だったりしますけど、当時の現役組が今は先生になって……ってことも結構あるので、そういう繋がりというのも想像しながら背筋伸ばして遊んでいきたいなって思います。
(これ、今回のお話ではないんですけど、現役時代にキャッキャと撮っていた面々の生徒さんが現役でってのがちょいちょい出てきているんですよね(笑))
■行き来の飲食
時間的な部分もあり、最悪、お夕飯なしでも行けるところを……と、名古屋って実は大盛りの聖地が多いんですよねってな勢いで、行ってみたかったお店を目指していました。
・吉野屋
今回お邪魔したのはやの字が屋の吉野屋さん。東山線の新栄町が最寄りになりますが、名城線・東山線の栄から散歩がてら運動しながらお店に向かうのもありかも知れません。
そんな吉野屋さんの入り口で迎えてくれる看板娘は、行ってみたかった、すでに閉店されているこちらもメガ盛りのお店、カフェテラスダッカさんからこちらに嫁いでこられた娘さんで……と、入店前から高まっておりました。
お店に向かいながら、うどんも食べたい、でもご飯も食べたい、熱いのは口の中がお見舞いされそう……と選んだのは親子丼セットの丼1.2倍でセットのうどんは冷たいやつを。
年末ということもあって、食材がギリギリっぽかったんですけど、滑り込みセーフ。ドラゴン桜が流れている店内で出来上がりを待っていたんですが……。
うん、着丼と同時にちょっとこう……やっちゃった感が。店内の短冊とともに「中盛大盛、普通の人は食べられません」の掲示もあるんですけど、事前情報を元に1.2倍にしてちょっと引くレベルですから、ほんと、中とか大はどんな事になってしまうのか恐ろしくなりますね。
味の方は大きいからと行ってアレなわけではなく、しっかりとした出汁に鶏肉、卵と玉ねぎのハーモニーが本当に素敵で。
盛りの激しいご飯をいただく時のパターンで、序盤に満腹感が襲ってくる前にスプリント戦を仕掛け、行けると判断したところでスピードを弱めてじっくり味わう……なんてことをやってたんですけど、ずっと続く幸せが嬉しくも有り、苦しくもありと、贅沢なことを感じながら食べておりました。
うどんの方もツルシコといいましょうか、いい塩梅でして……今度は辛い方面とか、味噌で煮込む方面のモノとかも頂いていきたいですね。
■締めとして
初めてお邪魔するアリーナでドキドキとワクワク出いっぱいだったんですけども、外観の綺麗さとともに中の綺麗さ、併設されているヤマザキデイリーストア、駅からの近さ、中の音響等々、アリーナ環境面ではかなり整っている印象を受けました。
入場口から観戦エリアへの動線表示とかも見事でしたし、座席の塩梅や角度もコート内がとても見やすかったですし、エンド方向にあるビジョンに中央の4面ビジョンと視覚的にも情報が掴みやすかったです。
エンドのゴールポスト後方エリアは見切れ席というのもあるのか、ビッグフラッグが置かれていたり、そもそもの座席販売がない状態だったんですけど、ならばこそゴールポスト側にモッパーさんの座る位置を持ってきてほしかったなぁと。
サイドライン側にモッパーさんの待機座席があったので、サイドのエンド寄りの位置から試合を見ると、若干頭の位置が被っていたので、そこだけはちょっと気になりました。
チアさんの部分は上に書いたとおり、キッズチアのみなさんがという形だったんですけど、チームを後押しする、チアスピリットな部分では通常のチームと何ら遜色はありませんでしたし、アクトに関しても集団で見せるというアクトはすごいなって思いながら見ていました。
カメラ構えてないと不安になる質なのですけど、たまにどこの現場でもしっかりと皆さんのアクトを見て、記憶に残したいなってときもあるんだなぁと。
よく行ってた現場で、そんな話してたらおさないさんは撮ってくださいと皆さんから言われ、笑って「ですよねーって」返したことがありましたけど、たまにはしっかりと見るのも、後々の撮影に役立つよなぁって思いました。
毎度毎度が一期一会、一発勝負に近い形で色々と遊んでいますけど、一発勝負が楽しい半面、じっくりと腰を据えてやってみたいなぁというところもあって、その辺のバランスを自分でどうとっていくかを考えていきたいなと思いながら皆さんのアクトを見ていました。
キャラクター方面で言えば、はじめましてのこの姿を残すのはやっぱり楽しくて。
今回のねんまつねんしのだいぼうけんはBリーグの子もなんにんかはじめましてがある予定だったんですけど、どんなキャラクターなのかを探りながら撮って、パッと見のイメージだけじゃない気づけたときはなんというか、とても楽しいなぁと言う気持ちになります。
この日はお友達のトラさん……はじめは何かしら関連企業のマスコットかと思ったんですけど、ただのお友達、2022年の干支のトラさんがいらっしゃっているという形でスコッピーさんとトラさんのふたりがエントリオにとうじょうしていましたが、そのお友達への当たりが地味にきついことに気づき、シャッターを切りながら心のなかでゲラッゲラ笑っていましたけど、翌日にさらなる事件が待ち構えていました。
(ちなみにこの前日、2021/12/29にははFリーグのペスカドーラ町田、ドーラくんにもはじめましてのご挨拶が出来たので、2日連続でフレッシュな気持ちで撮っていたんですけども……と、Fリーグのお話は諸々落ち着いてから何かしらの形で書いていきたいと思っています)
試合の方はなかなか調子の上がっていない、トンネルに突入している金沢武士団さんに対してスイスイと加点していく豊田合成スコーピオンズさんという流れ。
後半直後のアクシデント、竹村選手の怪我は心配でしたけど、試合自体はほんとそつなくっていう表現がビタッとハマるかなと思うぐらいに盤石な流れで圧倒していったなぁと。
これは翌日のGAME2も同じような流れかもなぁ……とぼんやり思いながら、稲沢から名駅に向かっていたんですけど、そうは問屋がおろさないってなるんで、バスケって楽しいなぁと翌日知ることになります。
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第13節 GAME2
豊田合成スコーピオンズ - 金沢武士団
豊田合成記念体育館(エントリオ)
翌日のGAME2の様子をそのままに。豊田合成スコーピオンズさんが押し切って連勝を飾るのか、金沢武士団さんが意地を見せるのかわくわくしつつ、スコッピーさんとトラさんのバトルも気になるなぁと思いながら宿を出ていたのですが……。
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