籠・諸国漫遊記21-22(63)(2022/5/28)
ざっくりと年末までの観戦計画やら職場への有給匂わせ、出来るところの宿の手配などを行いつつ、さらにその先の行程を見据えてと言う昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今冬も青春18きっぷの旅を計画しているものの、行程的にざっくりとしか決めていなかったんですが、ある程度は開始時間や移動時間も見えてきて、これならばいけるというところまで確定出来てきました。
久々にお邪魔するところ、年に一回は見ておきたいところ、寄り道するところ等々、ようやっと観戦のエンジンがかかってきたような塩梅。新しい相棒(Z9となにかしら)とともに色々と旅して、色々と撮っていきたいですね。
■試合情報
B2昇格決定戦
トライフープ岡山 69-100 アルティーリ千葉
東京体育館
※詳細スコア
■移動手段
この日はB2昇格決定戦の前に埼玉県所沢市の所沢航空記念公園野球場で埼玉武蔵ヒートベアーズと神奈川フューチャードリームスの試合を見てから東京体育館に向かうという、野球とバスケの二面作戦。
西武線はあまり乗らないので、方向感覚が掴めていないんですけども、所沢で池袋方面に乗り換えるぞというところでイメージと違う方向から列車が来るのにドキドキしたり、西武池袋から池袋への乗り換えで人の多さにビビりながら、山手線で代々木、代々木から中央緩行線で千駄ヶ谷と移動し。
駅から体育館は目と鼻の先で……っと、あのあたりの地理に不案内なんですけど、もうちょっと行くと神宮球場があるあたりなんですね。過去に一度神宮から千駄ヶ谷に抜けたことがあったんですけども、そのときは夜だったので、今回改めて確認してそういえば通ってたと思い出していました。
■man of the match(トライフープ岡山)
トライフープ岡山のmonは前村雄大選手。
この2チームの組み合わせは1月の大網白里アリーナで見た組み合わせなんですけども、印象に残った選手も実は同じ。21-22シーズンの本当に最後というのもあり、撮ってて印象に残る選手を多めにと言った形で。
この日の試合のトライフープ岡山さんは防戦一方。中々厳しい戦いに終止していたんですけども、前村選手の目、一発かましてやろうかって目にはちょっと惹かれていました。
目の印象でいうと、戦闘開始前のお茶目な目も印象に。オンとオフにギャップがある選手はいいなーって思うんですけど、この日の前村選手はそのギャップが実にいい塩梅でした。
■man of the match(アルティーリ千葉)
アルティーリ千葉のmonは紺野ニズベット翔選手を。
21-22シーズン最後の試合で、昼間はプロ野球を撮りつつ迎えた試合だったので、頭の切り替えが万全じゃないなと感じつつ、若干漠然とシャッターを切っていたのですが、久々にみた紺野選手の雰囲気にグッと。
元々よく行くアースフレンズ東京Zに所属していた紺野選手なので、比較的撮る傾向が多い選手ではあったんですけども、紺野選手ファンのフォロワーさんの写真を見たり話を聞いていたりすると、多めに撮っていって、結果、自分でも好みの絵が残るなという、そんな塩梅で。
このあたりは野球の頃から似たような流れがあるんですけども、基本箱でざっくりと撮っていく中で推しを推す色々を目にすると、じゃじゃじゃじゃあと撮っていって、これは楽しい……! ってなるんですよね。
とまぁ、個人的な話ではあるんですけども、色々な皆さんを好きをたくさん見ていきたいので、推す声は色々とダダ漏れにしていただけるとありがたいです。
■Cheer of the Match
この日は両チームのチアさん、パフォーマーさんたちが来場して、試合を盛り上げていました。
トライフープ岡山のチアさんは初めてその姿を見て残すこととなったHOOPSTARSさんたち。
ぱっと見の雰囲気的に皆さんだいぶお若い感じなのかなと感じたんですけども、アクトの構成とか魅せ方はストロングスタイル。登場シーンなどでは安定したアクトを魅せていた印象があります。
中でも印象に残ったのは(間違えていたら本当に申し訳ありません)SAYAKAさん。フォーメーション的にちょうど正面に来ていたのもありましたけど、堂々としたパフォーマンスがいいなーって思いました。
アルティーリ千葉のパフォーマーさんたちがこの時点では名前がついていませんでしたけども、22-23シーズンからは名前がついてAills(エイルス)さんという形。
Aillsさんたちはショートヘアのパフォーマーさんたちが多く、撮りながらありがたいありがたいといいましょうか、琴線に触れる率が高かったんですけども、ちょっと構成がもったいないよなーって思うシーンもちらほら。
このあたりは1月の大網白里で感じた印象から変わっていなかったところではあるんですけども、むしろその先、22-23シーズンから本格的にって感じなのかなとちょっとワクワクしたくなるような雰囲気があった、その先の絵が楽しそうだなぁっていう期待したいなと思うアクトでした。
印象に残った……と言うより、撮ってて楽しかったのはMikuさん。
これはもうストレートにというか、わかりやすい形でショートヘアだ~ってところから入って、動きのキレにぐっと来ていたというパターン。全席無料で早いもの勝ちから変わった22-23シーズン、どこかしらでお邪魔してしっかり残したいなーって予定していたりします。
■Character of the Match
アルティーリ千葉さんにはマスコットキャラクターがいないので、この日はトライフープ岡山のトライプくんが唯一無二のキャラクターとしてお客さんの前に登場していました。
トライプくんの姿を残したのは今回が初めてではなく、19-20シーズンの静岡市清水総合運動場体育館、ベルテックス静岡ホームゲームに岡山から来場していたときが初めて。
当時から名うてのマスコットキラー、比留木HCの下で魅せてる子ということで、ワクワクでしかなかったんですけども、そのときはもうベルティさんとトライプくんが癒し空間を形成していたり、キャラの位置を先読みしてキャッキャとバックショット撮って遊んでいたり、ものすごくスタンダードで出来る子だなぁという印象。
まさか岡山でではなく東京体育館で二回目の姿を残すことになるとは思いませんでしたけども、相手チームにキャラクターがいない中で魅せている姿はちょっとグッと来ていました。
ホーム扱いではありましたが、純然たるホームではなかった今回のB2昇格決定戦で爪痕をしっかりと残していたと思うトライプくん。いずれ岡山さんのホームにお邪魔して、躍動している姿をしっかり残していきたいなと計画はしています……が、中々予定がハマらないんですよね。
山陰山陽四国のいずれかから岡山をってのがベターかなと思うんですが、中々日程がいい塩梅にならず。岡山起点で近畿圏というのもありかなと思うので、予算等々確認していきたいところです。
■フックに引っかかった演出曲
こういうシーンでの選曲はある意味でどちらのチームも使ってない曲を基本は選択していくのかしら、なんて思いながらフックに引っかかったのは、HOOPSTARSさんたちが使っていたこちら。
主演がマイケル・ジョーダンとバックス・バニーというこの頃ちょっと流行った実写とカートゥーンの融合作品(ロジャーラビットなんかが有名ですかね)の主題歌がこの日フックに。
これまでにバスケの現場だとシーホース三河さんのホームアリーナ、ウィングアリーナ刈谷で流れるのを聞いたキオクがありますけども、バスケにここまで触れる前からこの曲はスポーツエンターテイメントの現場で聞いていまして(2007年とか8年のチアドラさんたちが使ってましたよね)、どちらかというと懐かしいなと。
映画の主演がマイケル・ジョーダンさん、舞台がバスケって塩梅ですし、アリーナで頻繁に使われていてもおかしくはないかなって思うんですけど、そこまでは使われてないんですよね。
選曲担当のさじ加減ではあると思うんですが、エッジの中に見えるベタってのが好きなので、こういうチョイスはいいなって思いました。
■締めとして
中立地帯でのポストシーズンは2018-19シーズンのB1 Final(アルバルク東京-千葉ジェッツ)とB2B3入れ替え戦(東京八王子ビートレインズ-越谷アルファーズ)を見た横浜アリーナ以来だったんですけども、ある種独特な空気感が会場を包むなぁっていうのが一番強い印象でしょうか。
アリーナMCは両チームに関係のないザック生馬さん。野球方面から来ていると、旧名の生馬アイザックさんという名前で千葉ロッテマリーンズ主催試合でベンチレポを入れていたって印象が強いんですが、前述の中立地域でのポストシーズンでアリーナMCを担当されていたり、ワシントンウィザーズ公式特派員を担当されていたりとバスケな面もあるんですけど、真ん中の立ち位置でしっかりと出来るアリーナMCさんがいることの重要さを感じながら見ていました。
今回は一列目がそんなにお値段高くなかったので狙っていたんですけど、ウェイティングルームからチケットを確保できる時間になって、10限とかの設定になっているのを見て、取れるわけないじゃないって呆れながら、ベンチ向かいひな壇最後列を確保しながらだったんですけども、その手の位置は手ずから買った……と言うよりは、別ルートの皆様(関係者)さんが多くいる辺り。
と、改めて書くってなると、この後何が書かれていくか大体お察しいただけると思うんですが、試合開始前だとかハーフタイムだとかにご挨拶をされている率がとても高くてですね……。
うん、座席でご挨拶交換されるとコート上の動きが、演出が見えない。
とりあえず、名古屋の時と同様にお願いして控えていただきましたけども、そういうご挨拶は別のところでやっていただけないでしょうかっていう、そんな塩梅でしょうか。
プレータイムだけじゃなく、演出も楽しみに来ているお客さんがいることをご招待の皆さんには覚えておいてほしいなぁと思う日でした。
あ、あとお客さんで言えば、この日の試合は結構色々な皆さんがいらしてたみたいで、一番笑ったのは移動手段で書いた「東京体育館に行く前にいた場所」で魅せていたチアさんが普通にいた話。
現地では撮るので精一杯なので気づかなかったんですけども、あとでInstagramのストーリーを見て爆笑。別日にグリーティングがあったときに東京体育館にいたんですって? と聞いたら、撮ってる姿見つけてましたよと返され、さらに爆笑していました。
まぁ、そもそもお見送りグリーティングのときに「行ってらしゃい」言われること自体がおやおやおやー? って面白かったんですけども……っと、行った本人言った本人は元Bチア(ネギが特産の方面(笑))だったりするので、なくはないんですよね。
とりあえず、背筋を伸ばして遊んでいけたらいいな、なんて思います。
試合自体はちょっと差がついてしまったというのが正直なところ。最終Qは岡山さんが撮りましたけども、ほぼほぼ千葉さんのペースで試合が進み、結果100点ゲーム。
22-23シーズンのここまでの戦績を見ていただくと長崎ヴェルカさんもアルティーリ千葉さんもともに戦線の上位を走りっていますし、21-22シーズンのB3戦線、長崎・A千葉と他のチームはちょっと差がついていたってのが実際のところだと思うんですが、長崎さんが静岡さんに負けているシーンも見ていたので、もしかしたら……と思ったんですけどね。
そつのない戦いを見せていたアルティーリ千葉さんの戦いは撮っててとにかく強さを感じていたんですけども、ネームバリューのある選手が多いから云々と言うより、チームの完成度が本当に高かったんだろうねって。
ただ、順当に行けば勝つだろうって思われているところで実際に勝つってのもけっこう大変なんだろうねっていうのは試合終了後のセレモニーとセレモニー後にものすごく楽しそうにしている皆さんを見て思いました。
勝って当然と思われるプレッシャーってのも大変そうですし、そこを乗り越えてってのは素直にすごいなぁと。
胴上げのシーンや記念撮影のシーンを見ながら、しっかりとその場にいることができたということ、その時のシーンを残せたというのは幸せだったなぁって思いました。
エンタメ的な部分で言えば、両方とものチームの演出をちょいちょい出しながらという形だったのかなと。
よく言えば一気に全部見られる、悪く言えば両方ともに中途半端になって……と、この辺はポストシーズンで両方とものチームの演出が入ってという形なので、特段何がどうとかってのはなく「そういうもの」だとは思いました。
その上で、トライフープ岡山さんのアクトもアルティーリ千葉さんのアクトも魅せていただいた感想ですけども、上にも書いた通り、前者はストロングスタイルの魅せ方、後者はどちらかというとダンサー的な魅せ方だったのかしらと。
トライフープ岡山さんの魅せ方は本当に定番というか、安定感のあるアクトだったので安心して見られていた感じでしたし、岡山でしっかりとホームの演出を見てみたいなと言う流れ。
トライプくんとともにチームを盛り上げてというシーンは岡山ブースターさんたちの背中をしっかりと押していたんだろうねぇって感じるシーンも多くて、しっかりとチアアップしてらっしゃるんだなぁって感じました。
アルティーリ千葉さんのアクトは個々のスキルは間違いないんだろうけども、出てきてもよさそうな時間帯に出て来ないんだ……って感じるといいましょうか、魅せるセクションが少なかったりってのがもったいないなって。
コートサイドのお客さんやカメラ方向へのリアクションの多さを俯瞰で見ていたり、アクト自体も上手いなーって思うシーンが本当に多かったんですけども、それをもっと見たかったなぁと。
22-23シーズンのホームでの魅せ方がどんな感じなのか、この日の印象からどう変わっているのか、ホーム開催にお邪魔する予定ではあるので、その時をちょっと楽しみにしていきたいです。
というわけで、21-22シーズンの観戦記、むっちゃ遅れましたがこれにて投了しました!
D500オーバーホール2ヶ月待ち事件の影響で投了が遅れましたけども、これでなんとかという。例年ですと色々と振り返りをやっていくんですけども、ゆっくりと振り返っている時間もないのが正直なところ。
観戦数のまとめと雑感のあと、引き続き22-23シーズン編でお楽しみください。
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Next Game
22-23シーズン 第一節
越谷アルファーズ vs 西宮ストークス
越谷市総合体育館
ようやく!!! ようやく!!! 22-23シーズンのおはなし!!!
というわけで、22-23シーズンの開幕は越谷アルファーズのホームアリーナ、越谷市総合体育館から。開幕節は野球のオーラスの予定を組んでいたのですが、色々と巡り巡って進化の速度を上げていく越谷さんの開幕節の感想を書いていきます。
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