籠・諸国漫遊記20-21(41)(2021/3/13)
観戦二試合、のちの週明けというルーティーンで過ごしている状態ですが、週頭はなかなかに疲れが抜けないなと、いろいろな意味で逆転しているなぁと思う昨今ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨年12月も似たような行程で動いていたものの、前乗りからの映画鑑賞、観戦と移動とという行程が結構体にきてた感じといいましょうか……移動過程でちゃんとした食事を摂るというのも重要なのかなと、そのあたりが疲労のポイントになっているんじゃないかと、そんなことをふと。
来週末の色々ではちゃんとご飯食べられますように……。
■試合情報
第25節
バンビシャス奈良 66-92 香川ファイブアローズ
金魚スクエア(大和郡山市総合公園多目的体育館)
■移動手段
4月の行程変更(北陸遠征が予算都合で休止)に伴う行程組み直しに伴い、金曜日にぷらっとこだまで泊地の浜松入りすると、駅近くのTOHOシネマズ浜松で2021年3月8日から公開のシン・エヴァンゲリオン劇場版:||のレイトショーに間に合うことが分かり、これはチャンスだと。
宿に戻ったのは24時過ぎでしたけども、ちょっとすぐには寝られなかったです……。
というわけで、青春18きっぷ恒例の時刻表確認を。
東海道線 普通 豊橋行き
浜松 7:07 - 豊橋 7:43
東海道線 新快速 大垣行き
豊橋 7:53 - 名古屋 8:45
関西本線 快速 亀山行き
名古屋 9:06 - 亀山 10:06
関西本線 普通 加茂行き
亀山 10:09 - 加茂 11:28
大和路線(関西本線) 大和路快速 (大阪環状線)天王寺行き
加茂 11:43 - 大和小泉 12:07
この後、金魚スクエアへは奈良交通バスの近鉄郡山行き。試合終了後は少しでも時間を稼ぐため、大和小泉ではなく近鉄郡山に。
金魚スクエアからのバス都合と、大和小泉から京都方面に向かうのと近鉄郡山から近鉄橿原線・京都線を使って京都方面に向かうのとでは30分以上差が出てしまっていたので、今回は近鉄で。
近鉄橿原線・京都線 急行 京都行き
近鉄郡山 20:01 - 京都 20:48
嵯峨野線(山陰本線) 普通 園部行き
京都 21:00 - 丹波口 21:04
奈良市街に宿を取らなかったのは、翌日の移動で東海道線方向に移動しておきたかったというのが一つ。ならば昨年の旅で使った宿だったら時間的な予測を立てやすいよねと調べたら、GOTOなくても普通に安かったのでという、そんなパターンでした。
■man of the match(バンビシャス奈良)
バンビシャス奈良のmonは板橋真平選手。
白鴎大学から特別指定選手として、筑波大学の三森啓右選手とともに2月に加入した板橋選手。今シーズンはおかわりできたバンビシャス奈良さんのホームゲームですけど、前回お邪魔したのが2021年の1月3日だったので、初めてその動きを見ていたんですけども、活きのいい動きにぐっと来ていました。
若いって素晴らしいなーと、そのフレッシュな空気感を切り取れていたら嬉しいんですけど、どうでしょうか。
■man of the match(香川ファイブアローズ)
香川ファイブアローズのmonは滋賀レイクスターズから期限付き移籍で移籍してきた谷口光貴選手。
川崎ブレイブサンダースから滋賀レイクスターズに移籍して以降、なかなか撮る機会に恵まれず、久々に撮るぞという意識で臨んでいたんですけども、なんといいましょうか……ギラッギラしている姿にはなんかこうただただぐっと来ていました。
川崎時代、ロウルさんを気にかけてくれていた谷口選手。おさないがよく使う「こちら側の選手」だと言う認識だったので、奈良の誇るおシカ様との絡みをちょっと期待してたんですけど、土曜日はお互い様子をうかがっていたのか、タイミング的に接近遭遇なし……。
RTされた色々を見ていて、翌日はしっかりと触れ合っていたみたいなので、やっぱり谷口選手はこちら側の選手だと思いました(笑)。
■Cheer of the Match
今節はホワイトデーの節ということもあって、一階指定席のお客さんに白いTシャツプレゼントがあったんですが(私も頂きました)、BamVenusの皆さんはその白Tシャツをリメイクして着用してらっしゃると、そんなスペシャル感がありました。
そんな中でのCOMはRioさんのこの絵。
今年1月3日のならでんアリーナではビジター側の指定席最後方だったので、せっかくのおかわりですし、今回はホーム側の最後方にと位置を入替えつつやっていたんですけども、ホーム側の面々で印象に残ったのはRioさんでした。
何回も回数を重ねて見に行けるチームさんだと、ある程度広く撮っていけるんですけども、一発勝負、またはそれに準じるような回数でしか足を運べないと、ここはもう本当に自分の感覚というか、ザザッと撮っていく中での感覚を信じつつやっていたりするんですけど、Rioさんは目の印象が強いなぁと。
選手を撮っていても、チアさんたちを撮っていても目の印象って自分の中でのウェイトに重きを置いていて、この日はRioさんの目に惹かれたんですよね。
■Character of the Match
どちらかといえばスポーツマスコット派な私なので、バンビシャス奈良さんのホームゲームアゲインを決めた理由は日程その他もありますけど、このお方、シカッチェさんの存在はやはり無視できません。なのです。
お昼ごはん都合もあり、金魚スクエアの入り口についたのが10分前。開始前の前説タイムに間に合うか不安だったもののぎりぎり間に合ったんですが、生憎の雨が降ってきてしまい、シカッチェさんは軒下からの登場でした。なのです。
会場内での動きは前回お邪魔したときとほぼ変わらず。ただ、いつものならでんアリーナといろいろ違うのか、選手のアップに突貫していくシーンが少なかった印象。なのです。
シカッチェさんとホーム選手、ビジター選手とのふれあいシーンはある意味で見どころの一つだと勝手に思っているので、ちょっとだけ物足りなかったかなと。なのです。
でもそんな小さいことは気にならないというか、存在しているだけで、闊歩している姿を見るだけで幸せになるってのはシカッチェさんの強さ。かわいいを突き詰めて、たまに黒いところもスパイスに使いながら突き進む姿をまた来シーズンも残しにお邪魔したいと思いました。なのです。
■フックに引っかかった演出曲
これはもう衝撃だったとしっかりと書き記しておきたいんですけども、前半のタイムアウト時に使われた楽曲は本当にフックに引っかかりました。
・Bad City/SHOGUN
前回お邪魔したときも布袋寅泰さんのバンビーナを使っていたり、邦楽をうまく使っている印象を受けたBamVenusさんたちのアクトだったんですけど、まさかBad Cityでアクトをバキッと決めてくるとは思いませんで。
観戦前の情報を収集してたとき、そんなお話もちょろっと耳にしていたんですけど、実際にアクトを見たときの衝撃はちょっとすごくて。選曲理由とかアクトの作り方とか、そのあたりの話とか機会があったら嬉しいなぁと思いました。
ただ、もうテキストで色々書くよりも、ほんっと、沢山の人に見てほしいと言うのが正直な気持ち。
Bad Cityのアクト、ものすごくかっこよかったです!
■行き来の飲食
・水舞饌
開場時間に合わせるだけであれば、浜松駅発をもう少し遅らせても良かったんですけど、夜が不透明だった分、昼はちゃんと食べておこうと大和小泉駅近くこちらのお店に。
選んだのは焼飯とのセット、950円のメニュー。こちらにお店の名前が付いている水舞饌ラーメンに変更(130円)しつつ、出来上がりをワクワクしながら待ち構えていました。
ちょうどお昼時間で、団体さんにぶつかってしまったため、注文から着丼まで30分ぐらいかかってましたけど、そういうことがなければそこまで時間はかからない雰囲気でしょうか。
焼き飯は焼けたしょう油の香ばしさがたまらない一品。具材は卵とネギとチャーシューでしょうか。店名がついている水舞饌ラーメンはあまり食べたことのない風味だなぁと感じたところで見上げて炙り鴨だしと。
ダシの風味の面白さとともに具材のお豆腐が不思議な感じ。なかなかであったことのない具材ですけど、有りか無しかで言ったら大有だと思いました。
なお夕飯は軒並みお店が終わっている時間帯に丹波口駅に到着。途方に暮れていたのですが、駅近くにあるスーパーマツモト 五条店がぎりぎりやっていて、お惣菜類をお安く買えて本当に助かりましたってのを書いておきます。
■締めとして
行程の組み換えで予算配分が替わったのと「今、シンエヴァが見たい」と言う気持ちで浜松までこだま749号で向かってましたけど、基本は青春18キッパーなので、各駅に止まりますこだま号でも十分早く感じました。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のお話は色々が落ち着いたら何かしら書いていきたいぐらいと言うか、考察とかではなく書きたいことはいっぱいあるんですけど、それはまたいずれという形で。とりあえず、上映終了後、雨に濡れながら宿へと急いでいたんですけど、そのときはもう、なんかこう頭の中がブワーッとしていましたってのは書いておこうと思います。
さて、青春18きっぷを使った行程組をしていて、天皇杯が行われていたり、出場していないB1チームの試合はなく、B2B3の試合がメイン。
元々浜松あたりまで前乗りする予定ではありましたけども、そこから工程を組んだ場合、バンビシャス奈良さんのホームゲームに土曜日お邪魔して、日曜日に帰宅道中、FE名古屋さんのホームゲームにお邪魔するという形が一番ベスト。
ざっくりと決めた後、はっとなったのはバンビシャス奈良さんのこの日の開催アリーナ。毎度おなじみ、奈良ドリームランド最寄り……だった、ならでんアリーナではなく、大和郡山市の金魚スクエア。
バスケ観戦をしながら、自分のまだ行ったことのない日本を、誰かの日常がある非日常を見てみたいと行脚しているので、これはもう金魚スクエアに行かねばと、行程を確定させていました。
初めて降り立った駅にわくわくしながら、金魚スクエアに足を踏み入れたんですけど、まず嬉しかったのは照明の色。ならでんアリーナではどう黄色を抑えるか、肉眼で見ている色と補正した色の差をどう折り合いつけるかってのに腐心するんですけど、金魚スクエアは照明の色が自然な色。オートで楽をさせてもらいました。
あと嬉しかったのはベンチ向かい指定席の高さ。ならでんアリーナの指定最後列だとどうしても高さが足りないので、コートサイドのお客さんを越せないんですけど、金魚スクエアはベンチ向かいが8列、ベンチ側はそれ以上の高さがあるので、全体像を残しやすくて、個人的な嗜好的にストライク。
近くで寄ってというシーンと多少離れて全体像をというシーンと好みは分かれると思うんですけど、視界を遮られるものが少ないという方が一点突破ではなく、幅広く残したいと思う人にはしっくり来るかなと。
その他、演出的にはシカッチェさんさんのかわいいは正義を全面に押し出したフリーダム感、BamVenusさんたちのチームでの魅せ方や選曲の妙、ANNさんとダイキさんのホームに手厚くビジターをしっかりリスペクトしている進行等々、1月に見たときと変わらず手堅い魅せ方はブレないなと。
B1はB1なりの演出の魅せ方があると思いますし、B2B3にはB2B3の魅せ方があると思うんですけど、個人的にどっちが好きかって言ったら、後者な私。
言葉に語弊があるかもしれないんですけど、ド派手な演出よりもどこかしらで家内制手工業的なというか、知恵と勇気で魅せてくるパターンのが好みでして。
この辺はスタジアムへの集客的にバスケと段違いながら、全体的なところから比較した場合、演者にかかる演出のウェイトはバスケほどではないプロ野球の球場エンターテイメントで家内制手工業なチームに色々な楽しさを教えてもらったということもあってなのかなとは思うんですけど、B2各チームの演出規模や演者との近さ、空気感にシンパシーをなんとなく感じてしまうんです。
このあたり、B1B2B3の魅せ方の差を楽しみつつ、いい意味でカテゴリーの垣根を超えて、いいところはいい、(予算的に)やれるものはやれるものとして、刺激しあってほしいなぁと。
そこにはキャラ交流チア交流という特効薬が……と、ホント、もっともっと各チームで交流してほしいなと改めて思う私でした。
試合の方は前半のオフィシャルタイムアウト以降、香川ファイブアローズさんがバンビシャス奈良さんを刺しきって、そのまま終盤。あと一本出ていたらとかれば、なんてシーンもあったので、流れというか、主導権をどう握っていくか、相手チームに渡さないか、なんてのが需要なのかな、なんて思いました。
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さて、次回はこの日の翌日、名古屋市枇杷島スポーツセンターで行われたファイティングイーグルス名古屋と愛媛オレンジバイキングスの試合で見た色々のお話を書いていきます。