籠・諸国漫遊記20-21(17)(2020/12/20)
クリスマスも近づき、なんかもう色々あった2020年もまもなく締めくくりを迎えるぞと、旅と旅の合間に日常を送っている12月というわけのわからない状況を迎えている中でふと感じている昨今でありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
とりあえず、元の予定にだいぶ手を入れ、移動開始は1/1からにして、宿泊地もちょいちょい手を入れてという流れ。行程的にはどれも大変ではなさそうなんですけど、一番の問題はこの状況下の年始という形ですのでご飯の問題が出てくるかなと。
駅で食べられる色々を求めてという旅でもいいのではないかという物を計画しつつ……このあたりは今後の行程などを見守っていただければ幸いです。
■試合情報
第14節
シーホース三河 82-92 レバンガ北海道
ウィングアリーナ刈谷
■移動手段
今回も移動路線と主な駅の到着時刻をご案内していきますが、色々とトラブルが有りまして。
元々は松本始発の中津川行きに乗って、ゆるゆると刈谷を目指す予定で動いていて、前日の一人飲みのおつまみの激辛にお腹がやられつつも、5時に起床。色々と準備を済ませて6時にチェックアウトして、朝ごはんはしっかり食べていこうと松本駅前の松屋でふあとろ玉子のあんかけ朝ごはんを注文。
出来上がりまで多少時間がかかったかなと思いながら、ササッと食べて駅に。青春18きっぷに鋏を入れてもらい、前日調べてた0番乗り場に向かうと……列車がいないんです。
改札過ぎたのが6:33で、間に合うはずが……と、6:32発車をなぜか6:37発車と勘違いしてしまい、乗るべき列車はすでに発車していたというそんなミスを朝から起こしていました。
速攻で行程を再確認。乗車予定の列車に追いつき、なおかつ一番課金が少なくて済む行程を出し直していました。
篠ノ井線・中央本線 甲府行き 426M
松本 6:38 - 塩尻 6:55
中央本線 特急(ワイドビュー)しなの2号 名古屋行き 1002M
塩尻 7:14 - 上松 7:49
上松で松本始発の中津川行きを捕まえ、乗り換え時間が短かったり、JR東日本所属の211系で空調が若干甘かったりという中、元の行程に復帰していました。前日に引き続き383系に乗車したんですけど、振り子式車両って車乗る人だとワクワクしか感じないなって思いました(なので慣れてないと酔うんだろうなと(笑))。
中央本線 中津川行き 822M
上松 7:52 - 中津川 8:47
中央本線 快速 名古屋行き 5716M
中津川 8:56 - 金山 10:08
東海道線 新快速 豊橋行き 5318F
金山 10:20 - 刈谷 10:35
シャトルバスの1便(刈谷駅前発10:45)に間に合う行程で無事に到着。シャトルバス、今回はじめて乗ったんですけど、アイシンの中に普通に入っていく姿にぐっと来ておりました。
戻りはオーバータイムの影響もあり、シャトルバスが先行して行ってしまったため、刈谷市の公共施設連絡バス「かりまる」を使って。夕飯を買うタイミングがここしかなかったので、駅のベルマート様々でしかありませんでした。
なお、以降の工程は先週の名古屋からの戻りと同一。デイのバスケを見てから(在来線で戻るなら)だと丁度いい時間なのかもしれません。
東海道線 特別快速 豊橋行き 5120F
刈谷 17:50 - 豊橋 18:25
東海道線 浜松行き 980M
豊橋 18:31 - 浜松 19:06
東海道線 熱海行き 466M
浜松 19:18 - 熱海 21:50
東海道線 東京行き 728M
熱海 22:09 - 茅ヶ崎 22:55
相模線 橋本行き(終電一本前) 2371F
茅ヶ崎 23:22 - (帰着)
2020/12/20 乗車キロ 522.4km
青春18きっぷの旅2020冬 累積乗車キロ 1822.5km
■man of the match(シーホース三河)
シーホース三河のmonはシェーファーアヴィ幸樹選手かなと。
アヴィ選手は代表入りした頃から、ちゃんとプレイを見たいなーって思いつつ、アルバルク東京から滋賀レイクスターズに。なかなか観戦の機会が訪れないまま、(諸事情ヲ鑑み)よく足を運ぶシーホース三河に移籍して、20-21シーズンは撮るのが楽しみだなぁと思ってたんですけど、ようやっとこの試合でしっかりとした絵が撮れました。
迫りくるレバンガ北海道のオフェンスを止めまくってる姿とかもグッと来てたんですけど、ベンチでの動きとか笑顔がものすごく印象に残るんですよね。
なんだろう、もっと撮りたいって思うオーラがあると言うか、ナイスガイっぷりがファインダー越しに伝わってきて、来年早々に予定している観戦でも熱いシーンを残せたら嬉しいなと思います。
■man of the match(レバンガ北海道)
レバンガ北海道のmonはニック・メイヨ選手かなと。今シーズン、レバンガ北海道さんの試合は初めての観戦なんですけど、ニック選手は撮っててなんかこうワクワクするタイプの選手だなと思いました。
19-20シーズン、千葉ジェッツふなばしでプロとしてスタートを切ったニック・メイヨ選手。昨シーズンの千葉ジェッツ戦も何試合か観戦してるんですけど、タイミングがハマらずプレイ自体を見たのは数回程度であまり印象に残っていなかったんです。
ただもう、今回は攻守ともに印象に残る動きがものすごく多くて。そんなところから決めてくかって動きもあったり、しかもプレイタイムを見たら圧巻の39:40。ボールに回転をかけながらシュッとリングに沈めていくシュートとか、撮っててカッコいい……と心のなかでつぶやいていました。
■Cheer of the Match
シーホース三河のチアさんはSUPER GIRLSさんたち。チームカラーのブルーな印象で多少クールよりかなって最初は思ってたんですけど、所属タレントさんとともに見せるシーンも多いため、どちらかと言うとバラエティ寄りな(個人的に大好きな(笑))印象が強くなっています。
今回撮っていてのCOMはYUIさん。
昨シーズンと比較して、タイムアウトごとの登場が減っていたり、自分自身でオープニングやハーフタイムのアクトの流れが頭に入っていない中、コートサイドに目を向けると、応援を盛り上げるチアさんの姿が。お客さんが声を出せない中、動きで応援をアゲていく姿を見ていて、これは残したいなって思っていたらカメラに気づいていただいたと。
NPBでの色々で演者の皆さんは本当によくカメラを見てらっしゃるというのを知っていますけど、反応いただくとやっぱり嬉しいです。
■Character of the Match
シーホース三河のメインマスコットは昨シーズンのマスコットオブ・ザ・イヤー6位のシーホースくん。
初めてお会いした頃から薄々感じていたんですけど、実はシーホースくんも攻める子。所属タレントさんのSNS活動に隠れがちですが、端々に色々とおかしいところが多く、シーホースくんはタツヲさんをいい塩梅に隠れ蓑に使っている気がします(笑)。
あと、ウェルカムやサンクスのグリーティングができなくなっている今、シーホースくんとSUPER GIRLSさんたちはホワイトボードにメッセージを書いてお客さんを迎えているんですけど、シーホースくんのボードに描かれている絵がプロ並みというか、普通にうまいんです。
ここ最近のスポーツマスコット業界、ものすごく絵がうまい子とものすごく味のある絵を描く子の二派に分かれると思うんですけど、シーホースくんは前者の上手い方の部類に入るかなと。
あと、ダンスもいける口なんですけど、その辺の話は来年に。
■今日のタツヲさん
シーホース三河の本拠地、ウィングアリーナ刈谷に行くきっかけになったのも元はと言えばタツヲさんのエゴサの結果でして。
実際行ってみて、会場の雰囲気、シーホースくんやSUPERGIRLSさんたちのアクト、コバタクさんの仕切り、そしてタツヲさんのわけの分からなさにぐっと来てしまい、「愛知は神奈川の隣の隣の県、のぞみ換算で言えば隣の駅がある県」とか、「名古屋市内に行くより刈谷のほうが(運転してても)楽」とか言い始めて、ホイホイお邪魔するように。
この日は昨シーズンと比較して三ヶ月遅めの来訪。マスコットステージの流れとかタツヲンtheステージの流れが変わっていて、記憶のブラッシュアップが必要だなと改めて思ったんですけど、昨シーズンからの宿題だったエーヲをしっかり残せたのは嬉しかったです。
でもまだまだああ撮りたいこう撮りたいがあるので、来年早々にお邪魔する前にもう一度練り直していきたいなと思います。
■フックに引っかかった演出曲
タツヲンtheステージ前、シーホースくんとSUPER GIRLSさんのアクトで使った曲が心のフックに。
各チームにお邪魔して、チアさんのアクトに使っている曲やアリーナで流しているBGMを聞いていると、B1各チームは洋楽中心、B2各チームは邦楽も混ぜながらという印象が強いんです。
そんな中で、シーホース三河さんは邦楽も取り入れながら魅せているので、最初の観戦から選曲の流れ的に自分の好みにしっくり来た思い出があります。
放送に関わらなくなった今(私のプロフを参照いただきたいのですが、元コミュニティFMでディレクターとかパーソナリティ、レポーターやってました(笑))、新しい楽曲との出会いはスタジアムやアリーナでと言うのが主なんですけど、この曲は好きな系統の曲だなぁ、なんて感じながら撮っていました。
■行き来の飲食
松本駅前の松屋で朝飯食べたのと刈谷駅のベルマートでパンを買ったぐらいしかないので、今回は省略を……と、おもったらおやつの話を書きたく。
二週連続で豊橋駅乗り換え時にサクッと買った藤田屋のあんまき。いずれも写真を撮る前におやつとして食べてしまったんですけど、これもオサナイの中では愛知行きの時の味、なんですよね。
藤田屋さんの本店が国道1号線沿いにあるんですけど、まだ静岡県内のバイパスが有料で、国道23号のバイパスもあまり整備されていない頃、名古屋方面に向かうとあの辺りで休憩することが多かったんです。
先日、懐かしい味だなぁって思いながら久々に買って食べてたんですけど、どうも豊橋で浜松行きに乗り換える時に購入、後で食べるのがいい塩梅だということに気づきまして。
あと一回、西からの帰りは同じ行程になりそうなんですけど、そのときも構内の販売所が開いてたら買ってお夜食にしたいと思います。
■締めとして
今期初めてのウィングアリーナ刈谷でしかも初めての電車移動での来訪だったんですけど、初めて見る光景の後になれたアリーナが出てくるというのもちょっと楽しかったというのが最初の感想。知らない街を見て回るのが好きなので、シャトルバスの車窓とかもなんかワックワクしながら見ていました。
入場前で気になるポイントとしては検温所が待機列の後方に設置してあり、検温済みの皆さんにはフェスの入場券のような紙が巻かれ、入場時の時間がかからないような施策を打ってるのはいいねと。入場と同時に検温を行う、大多数のアリーナではうまく検温が出来ないと計り直しを何回も行って時間をロスしたりと、入場時に遅延が出てしまうとか良くあるパターンなんですが、事前検温が出来るのはよく考えたなぁってのと、入り口付近のスペースに余裕があるウィングアリーナ刈谷だから出来るのかも知れないなと思いました。
開場前後の色々で思うのは、開場より前に到着しているお客さんのファンクラブ加入率の高さはシーホース三河さん高いよなぁってのと、ビジターのファンクラブの皆さんにも優先入場タイムが設定されているのはいいねと。このあたりの可視化も列形成のスペースが広く取られているが故に見えるのかなと。
入場以降のタイムスケジュールは公式の試合情報とタツヲさんのつぶやきを頼りに。
今シーズンからタツヲさんのつぶやきで毎試合ごとスケジュールが試合前日にアップされる様になったんですけど、これは本当にありがたくて。キャラクター派もチア派もタツヲさんのつぶやきを確認すると、ある程度エンタメがどんな動きするのか見えるんですよね。
私はみんなの動きと共にアップ風景を撮ったりしたい派なので、基本座ったらずっと座ったままなんですけど、そうじゃない皆さんはこれに合わせて動いておけばある程度はなんとかなるかしらと。
これは他のチームも追随して欲しいと思いますし、試合もキャラもチアも全部ひっくるめてアリーナを楽しんで欲しいという方向に持って行くなら、しっかりとしたお知らせやタイムスケジュールは是非流して欲しくて。
キャラの動きを見たい、チアのアクトをみたいとなっても、どこで何やるか分からないと、そのタイミングを逸するって結構多く。これまで色々と遊んでくる中で、グリーティングの場所だとかみんなが出てくるタイミングだとかは現場に足運んで経験詰むしかなかったんですけど、むしろ魅せる側からこの時間でって言って貰った方が、みんな注目するんじゃ無いかなって思うんですけど、どうでしょうね。
アクトで言えば、ウエルカムボード掲示、オープニングアクト、ハーフタイムなどSUPER GIRLSさんたちはすべてマスク着用。コバタクさんも基本マスク着用だったんですけど、演者さんのボード掲示シーンは仕方ないにせよ、オープニングアクトとハーフタイムのシーンはマスクを外して魅せてもいいんじゃないかなって個人的には思いました。
もちろん、諸般の事情を考えて、演者の安全も守ろうって部分を優先するならば納得なんですけど、魅せるという部分では……。このあたりの判断は本当に難しいと思うんですけど、個人的にはアクト中は外して魅せてもいいんじゃない派でいたいです。
シーホースくんもタツヲさんも現状にアジャストしてどう魅せるかってのを考えて動いてそうだなぁとか、昨年までとあまり変わってないと言えば変わってないかなって部分もあったりだなぁとかなんですけど(笑)、大きな変化と言えば、タツヲンtheステージやオープニングアクトの補助に黒子さんが着いていたことでしょうか。
黒子さんの補助で出番のシーンはふたりともものすごくやりやすそうに見えたので、このあたりは続けていって欲しいですし、タツヲンtheステージのいいスパイスになって欲しいなと思いました。
試合の方は、いつものイメージと真逆な感じと言いましょうか、スイスイ得点を重ねて行くレバンガ北海道さんと対照的に中々加点できなかったシーホース三河さんという姿。
古巣対決にテンションがブチ上がっている橋本竜馬選手の気合とか、monに上げたニック・メイヨ選手の動き、ジョーダン・テイラー選手のスピード感とか、昨シーズンまでのレバンガ北海道さんとはちょっと違う、ギアが一段あがったような、そんな雰囲気を感じていました。
シーホース三河さんのほうはなんかこうやりたいように出来てないというか、うまいこと封じられている感が前半戦。後半立て直してオーバータイムまでもつれ込ませるあたり流石だったんですけど、レバンガ北海道さんに飲み込まれた形でしょうか。
そんな中でも川村卓也選手のB1通算400本目の3Pシュートのシーンを残せたのは嬉しかったですし、追い上げていくチームとそれを後押しするブースターさんの無言のハイテンションという空気感を味わえたのにはグッと来ておりました。
よくよく考えると、シーホース三河さんのホームで観戦したときに負けたパターンって久々……もしかしたら初めて見たかもしれないんですけど、次回年明け、新春の刈谷ではどっちの転ぶか、ひっそりと見守って行きたいと思います。
ともあれ、Happy Mery Christmas!
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Next Game
第14節
山形ワイヴァンズ - 群馬クレインサンダーズ
三友エンジニア体育文化センター
来週も最初は雪と戦います。初めての山形ホームで連勝を伸ばす群馬の闘い、勢いのままなのか山形が止めるのかどうなのか楽しみにしていきたいと思います。
あ、あと久々に田原選手撮れるのが嬉しいですし楽しみです。