籠・諸国漫遊記20-21(28)(2021/2/6)
一年前の今頃、こなつおねーさんのラストが終わった頃合いでしたけど、この後のBリーグはまだなんとか通常開催でこらえきれるのか、ちょっと厳しくなってくるのかとか、色々と不安にだったことを思い出します。
あれから一年、緊急事態宣言が二度出たり、プロ野球に関しては有観客での試合が7月からだったり。バスケの方はB1B2ともになんとか有観客で開幕しましたけれど、入場規制があったり、場内飲食の制限があったりと、何かしらが起こる前のあの空気感というのはなかなか戻らないのかなと。
取り巻く情勢、自身のスタンス、業務などいろいろな状況があると思うので、遠方での観戦を控える方、観戦自体を控えてらっしゃる方、本当に色々な状況があると思います。
このアカウントというか、私のスタンスとして、まずはいろいろなアリーナで試合をそっと見たり、写真のデータとして残したり、演出の流れとか記憶に残していきたいなぁと各地を回っているので、目くじらを立てる方もいるのかなとネガティブな想像したりする昨今。
やることやって、守ること守っている日々。深く静かに潜航しながら各地を巡って、そのアリーナの空気感を伝えられたら嬉しいですし、今の姿を、自分で見た記憶を残していきたいと、そんな気持ちで過ごしております。
前にも書きましたけど、遊びで遊んでるわけじゃなく、本気で遊んでその結果見てきたものを楽しかったと伝えていきたいと、そんな信念のもとで遊んでいるとお察しいただければ幸いです。
■試合情報
第20節
アルバルク東京 83-73 信州ブレイブウォリーアーズ
アリーナ立川立飛
■移動手段
実は自宅のある神奈川県相模原市からの距離で考えると、東京八王子ビートレインズのホームアリーナ、エスフォルタアリーナ八王子の次に近いアリーナ立川立飛。
相模線、横浜線、中央線で立川駅に。お昼が重めだったので、立川駅からは徒歩でお散歩しつつの移動。日中が比較的暑かったので、多少汗ばみながら歩いていました。
実際にはというか、アリーナ立川立飛は立川モノレールの立飛駅からすぐのアリーナなので、アクセス的に良好なアリーナの一つだと思います。
■man of the match(アルバルク東京)
アルバルク東京のmonはザック・バランスキー選手をあげていきたいかなと。
プレイ中の熱さとアップ中のお茶目な表情に今回やられていたザック・バランスキー選手。お名前を知ったのはBリーグを見て撮るのが楽しいと知るちょっと前にザック・バランスキー選手とざっくばらんな話から。
アルバルク東京の試合は巡り合わせでなかなかプレー自体を見ることなかった(過去に18-19シーズンのファイナル、19-20シーズンに初めてお邪魔したアリーナ立川立飛など)んですけど、今回はしっかりと。
開始前に同じ大学(東海大学)出身の三ツ井選手と談笑していたり、アップから戻る時にブースターさんをアゲていったりという、そんな柔らかいシーンからプレイタイム中のハードな表情まで、色々な色が見えるんだなと思いながら撮っていました。
■man of the match(信州ブレイブウォリーアーズ)
信州ブレイブウォリアーズのmonは山本エドワード選手。
山本エドワード選手の記憶は18-19シーズンのFE名古屋さんでのプレーから。プレーのスピード感とか勢いというのがものすごく印象に残っていて、FEさんの試合にお邪魔した時にはわっくわくで撮っていました。
今シーズンは舞台を信州に移し、活躍しているんですけども、その当時もチームメイトだったジョシュ・ホーキンソン選手とのコンビネーションがこの試合で何度も見られてちょっと楽しく。
Bリーグに関しての記憶とか観戦した経験がもっと蓄積していったら、こう言う楽しみも増えていくんだろうなぁと、山本エドワード選手を撮りながら思いました。
■Cheer of the Match
アルバルク東京のチアさんはアルバルクチアリーダーさん。黒基調の衣装が印象に残ります。
そんな中でのCOMはYUIさんのこの絵。
わたくし、内田有紀さんとか広末涼子さんあたりが全力で駆け抜けた頃に思春期を過ごしていたもんで、元々ショートヘアの女性に惹かれるという方向が。千葉ロッテマリーンズのマーくんにもなぜかそのことを知られていて、アップアップガールズ(仮)(当時。現在は卒業)の新井愛瞳さんをおさないが推さないでどうするとか筆談で教えられたことなどもある(実話)ショートヘア派なんです。
そのおかげもありまして、チアの中でもそんなに多くないショートヘアのチアさんは気にして撮って行くのはお馴染みの流れなんですが、このシーンはビタッと決まったかなと。
■Character of the Match
アルバルク東京のキャラクターは赤い熊のルークさんであります。
ポストシーズンの頂上決戦な横浜アリーナで初めてお見かけして、川崎ブレイブサンダースとのプレシーズンマッチでロウルークな並びを拝見。そして19-20シーズンの立飛で初めてホームでの姿を見られて、今年も何とかその姿を残すことが出来ました。
ぱっと見もっさりしてそうですけど、意外と言ったら怒られるかもですけど機敏なルークさん。あと意外にいたずら好きなんだなってのを絵には残せ中あったんですけど、ルカHCの挨拶中にやってるシーンを見かけたことでしょうか。
あと、相当カメラを向けている人への反応が早いのと、動きを抑えてかわいらしさを演出しているだけで、相当出来る子だなってのが感想だったりします(笑)。
■フックに引っかかった演出曲
We Are Family (Power Remix)/Airi L
勝利後、HCインタビューとMVPインタビューが終わった後、選手たちがコート一周する頃にアルバルクチアリーダーさんたちやルークさんなんかがコート中央でノリッノリで踊ってた曲がフックに。
70年代R&Bの楽曲「We Are Family/Sister Sledge」のミックス版なんですけど、チーム勝利の高揚感がいい塩梅に曲に乗ってるなぁと、そんな印象があったんですけども、勝ちパターンでないと聴けないのかな、なんて。
音楽面で言えば、試合開始前、アップ前後のシーンでアリーナMCの南隼人さんが流行りの楽曲を紹介していまして。丁度NFLのスーパーボールの時期だったので、ハーフタイムショーに出演予定のアーティスト紹介なんかがあったんですけど、このあたりのこ洒落た感というか、FM局っぽさはアリーナ立川立飛らしさかなと。
あと、アルバルクチアリーダーさんたちの楽曲はダンスチューンでミックスかかっているのが多いみたいで、楽曲検索ソフトの捜索網に引っかかりにくく……。
このあたりの使用楽曲情報を公式さんとかが出してくれたらいいのになーって、色々なアリーナにお邪魔していて感じるところです。
■行き来の飲食
この辺の飲食紹介でだいたい二郎系といいましょうか、野菜がどーん、ブタがバーンとした麺を紹介することが多いんですけど、元々はつけ麺好きな私。体に良くない早食いが故に、熱いラーメンだと口の中をやけどするので、危険性が多少弱まるつけ麺を選ぶ率が高いというのもあります。
立川駅周辺はラーメン屋さんが実は多い激戦区。その中でコンビニカップラーメンの中でも季節毎にやってくる激辛な辛辛魚でお馴染みの麺処 井の庄の立川店があるので行ってきました。
チョイスは辛い方のつけ麺にプラスしてどこか白で見たことのあるような野菜に背脂がのっかっているるモノを。野菜は一杯食べたいですからね……と、周りが二郎インスパイア系でお馴染みの立川マシマシやその試作館なので全くもって違和感のない盛りに見えると。
粘度の高いつけ汁の上に鎮座する赤い物体が辛さと旨さのお粉。気になる辛さはつけ麺なので熱さが多少弱まる分、比較的緩やかな印象だったのが普通。もう一段階辛さを上げられるようなので、次回お邪魔できたら辛めを試してみたいと思いました。
■締めとして
昨シーズンぶりのアリーナ立川立飛でしたけども、色々なアリーナにお邪魔する中でそのこぢんまり感と言いましょうか、近さを改めて感じたのが今回の観戦でした。
この状況下なので、ベンチ側の座席が設置されない状態でベンチ向かいのコートサイドが最前と二列目、その後ろに二段のサイド席。エンドはある程度昨シーズンのままな感じでしたけども、この辺を見ても一階のチケット争奪戦は結構厳しいんだろうなと思いました。
昨シーズンはアウェイ側のサイド席二列目、今回はホーム側のサイド席二列目でしたけども、元々ベンチ裏がいつもの場所だった皆さんもコート側にいらっしゃるような塩梅で、流しの人を挟んでタオルが綺麗に並ぶという楽しい状況になっていました。タオルを掲示させて貰っていいですか? としっかり聴かれたんですけど、逆に流しの観戦者がここですいませんと返していたり、色々な意味でほのぼのした時間が流れていました。
試合は前半が信州ブレイブウォリーアーズさんのペース、後半はアルバルク東京さんが巻き返してと言う。
基本はフラットな気持ちで見て撮って行く中で、観戦し始めた頃のB2戦士が多数所属している信州ブレイブウォリーアーズさんにちょっとだけ気持ちが偏っているのは否定できませんけど、横浜アリーナで見たファイナルを戦うアルバルク東京さんの姿も見ているので、もっと圧倒してくるかなと戦前はぼんやり思っていたんですよね。
そんな中で前半は1点ではありますけど、信州さんリードで終わっていたので、この後どうなってくるのかひりひりした時間がやってくるのかなと、ちょっとワクワクしながら最後まで見守っていました。
演出面ではフックにかかった曲のところでも書いた、試合開始前に入っていた南さんの楽曲紹介的なシーンはいいなーって思うんですけど、タイムアウトの時間でコート上で何もない時間があるのはちょっともったいないんじゃないかなと。
個人的な嗜好が「やれるところは演者にどんどん出て欲しい、時間を使えるならしっかりと使って欲しい」という人なので、何もない時間がただただもったいないなと。動線的な問題とか、箱の事情とか色々あるのかも知れませんけど、ルークさん単体で魅せてもいいでしょうし、アルバルクチアリーダーさんたちが応援を煽るってのでもいいと思うんですけど、何かしらアリーナで動いて欲しいなと思うんですよね。
そういった部分では、どこのタイムアウトで皆さんが出てくるのかとかちょっと掴めないタイミングがあって慌ててしまうところもあったのは流しの観戦者が故かも知れないんですけど、初見とか数回の人向けにここで出ますよってのがある程度分かるとありがたいかも……オフィシャルタイムアウトとかハーフタイム、クォーター間とかって、分かるといいんでしょうけどね。
試合とかチームではなく、見られて嬉しかったのはD.LEAGUEのCyberAgent Legitの皆さん。色々な球場やアリーナでスポーツエンターテイメントを見て撮っている人なので、D.LEAGUEの皆さんのアクトってどんな感じなんだろうねって思ってたんですけど、これりゃ凄いなと。
実際のリーグ戦での色々を見てないのでアレですけど、この日の色々に関しては集団で魅せていくシーンはちょっと圧巻。ダンスに関してどうこう言えるスキルも知識も無いですけど、アクトの中のトメとかここのダンスのキレを見て、ちょっとみなさんのスキルはハンパないぞってのがひしひしと伝わっていました。
異業種間交流といえば、他の競技との交流が多いプロスポーツのシーンですけど、エンターテイメントとという部分で見たら、D.LEAGUEとの交流ってのもありなんだなって今回の試合で感じておりました。
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と、テキストの上がりと更新がリアルタイムとズレはじめているので書きますけど、次回は2/7、大田区総合体育館での二試合のお話を書いていきたいと思います。
バレンタインスペシャルにキュンキュンした話を! しっかりと! 書いていきます!(笑)
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