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籠・諸国漫遊記20-21(54)(2021/5/4)

 ゴールデンウィークが終わり、次の長期休暇まではしばらく時間があるなぁとか、不安だった社会復帰も出来るもんなんだねとかそんなことを思いつつ、気がつけばすぐに週末に向かっていたわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 B1B2リーグは延期になった試合の消化もありますけども、今週末からポストシーズンに突入。B3はいよいよシーズン終盤戦と、野球方面からいつからるんだというやんわりとしたプレッシャーもそろそろかかってくる頃かしらとか思いながらと。

 いろいろな制限や制約に状況、争奪戦の激しさ等々、色々を考えるとホント、NPBの上は暑くなってきてからとか、そのぐらいなのかなとかぼんにゃりと考えております。

■試合情報

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 第18節
 ベルテックス静岡 83-78 岐阜スゥープス
 静岡市中央体育館

 ※詳細スコア

■移動手段

 このGW内で懸案事項に上がっていた愛車のタイヤ交換を済ませたというのもあり、静岡へは車で向かっていました。

 全編一般道を目論むも、行きは若干の寝坊含みだったために愛鷹スマートIC(愛鷹PA)まで上で、以降は国道1号線のバイパスを経由するルート。これで自宅を8時過ぎにでて11時ちょっとにつく感じでした。

 戻りは同じく国道1号線のバイパスを東進、そのまま沼津からは国道246号線に。御殿場より東側の区間で渋滞が激しいと出ていたので、山梨県道730号・神奈川県道730号・静岡県道147号山中湖小山線の富士スピードウェイ方向から道志みちを目指して行く、東京五輪のロードレースコースの逆パターンだったんですけど……。

 御殿場より東の区間の渋滞が東名高速道路の事故が原因で、その余波が一般道にあり、この日は富士スピードウェイで2021 AUTOBACS SUPER GT Round 2 FUJI GT 500km RACEが開催されていて、観戦の皆さんが渋滞退避なども含めて道志みちルートを採る率も高かったようで、交通量は多め。

 山中湖までは順調で、道志みちが工事養生などを避けるとか色々あるのか断続的に流れが悪いところも有りつつ。

 タイヤ交換でスポーツタイヤ系からコンフォートタイヤ系に替えた(標準のPOTENZA RE050A(山がもう無い)からお値打ち型落ちタイヤ、GOOD YEAR LS2000)影響で燃費は劇的に良化しているんですけど、山越えで燃料を使い倒し、不安な状態で突入するという賭けに。

 色々な意味で泣きながら燃費走行を心がけていましたが、おかげでなんとか山越え完了。見知った相模原市の風景が見えて、なんとかなりそうだというのがわかったときにはちょっとホッとしました……。

 ※地元、相模原市緑区の隣は山梨県の道志村なのです。

■man of the match(ベルテックス静岡)

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 この日のベルテックス静岡、個人的にもmomだと思うのはミュラーHCも名前を上げていましたが、加納誠也選手のディフェンスだったと思います。

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 加納誠也選手は初めてバスケの試合を見た、2013年11月の名古屋東体育館の試合では三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに所属していた……はずなんですけども、右も左も本当にわからず4Qの10分しか見ていなかったので、記憶はベルテックス静岡さんでの姿からで。

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 加納選手のイメージはなんというかハードなディフェンス。攻め立てる相手チームの攻撃をきっちり止めてくる仕事人的な印象が強いんですけど、勢いよく攻める岐阜スゥープスをきっちりと止めてていた姿がむっちゃカッコよかったんですよね。

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 あと、キッズMCがイチオシの村越圭佑選手がたまたまバックヤードに行っていて、アナウンスを空振ると言うシーンがこの日はあったんですけど、二番に推しているのが加納選手で、その声にサムズアップしていた姿は本当に素敵でした。

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 っと、佇まいを見ていると、ベテランの域なのかなと思うんですけど、実は年齢を見るとそんなに上ではなく(加納選手、1989年生まれの32歳)。まだまだフレッシュなんだなぁと思うとともに、スポーツ選手とか前に出ている人の見た目の印象と年齢は必ずしも合致しないんだなぁと思いました。

■man of the match(岐阜スゥープス)

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 岐阜スゥープスのmonは増本優太選手。

 昨シーズンは特別指定選手で、今シーズンからは選手契約を結んだ選手なんですけども、昨シーズン私がお邪魔したのは12月だったのでプレーを見るのは今シーズンが初めて、なんですよね。

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 個人的に大好きな日本人ビッグマンと言いましょうか、大型選手が単純好きだという理由でこの日は軸に撮っていたんですけど、やっぱりこう日本人選手が外国籍の選手に当たり負けせずに突貫していく姿はいいなと。

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 元々、バスケ選手ってみんなシュッとしているような印象があった私なのですが、新潟時代のダバンテ・ガードナー選手(現・シーホース三河)や京都時代のジョシュア・スミス選手(現・富山グラウジーズ)などの大型選手に惹かれ、さらに越谷アルファーズで長くプレーされた長谷川武選手(今期、短期で愛媛オレンジバイキングスに所属されてましたね)のどっしりとしたスタイル、そしておしゃれパスという流れにグッと来ていたり、そんな大型選手好きだったりという塩梅でして。

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 そんなんもあり、増本優太選手に注目しながら岐阜スゥープスの様子も撮っていたこの日。ディフェンス頑張っていた印象がしっかりありつつ、今後もチャンスがあったらしっかりと記憶しながら残していきたいなと思いました。

■Cheer of the Match

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 この日は一階席がほぼ売り切れだったので、二階自由席からの観戦。後述しますが、これが逆に皆さんのフォーメーションを把握するのがとても楽だということがわかりまして。一階がダメでもそこまで開場からいらっしゃるお客様は少ないので、積極的に選んでもいいのではないかなと言う、そんな感想を持ちました。

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 そんなこの日のCOMはChikazuさん。

 御殿場での試合でフックにかかった楽曲、Carrie UnderwoodのGood Girlがメンバー紹介ありのセクションで使われる曲なんだというのを前回のおいものようせいと黒柴カーニバルで確認していた私。

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 流れは前回と変わらないということで、縦構図がいいのか横構図がいいのか悩まずにこのメンバーはこっち、あのメンバーはあっちと使い分けていたんですけども、Chikazuさんは横構図がビタっとハマった、そんな感じでした。

■Character of the Match

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 最近、私の周りのキャラ好きの中でもグイグイきている空気感を感じるベルティさん。

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 ここまで静岡での活性が上がらず、逆に御殿場と焼津で相当ハッスルしていた形。久々の静岡でさらに今シーズン最後の静岡市中央体育館での開催で、これで活性が以前までと同じぐらいだったら、なにかしらの制約とかがあるのかもしれないなぁと思うところだったんですが……。

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 結果として、御殿場、焼津と魅せていった動きそのままに一般会場の頃からハッスルし放題。選手にガンガン絡む、お客さんと距離を保ったやりとりを楽しんでいる等々、これですよこれですよと思いながら、その動きを残していました。

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 個人的に嬉しかったのは、上記のハッスルに加え、このシーズン最後の静岡市中央体育館だったというのもあるのかもしれませんが、お帰りになるお客さんをお見送りしていたという姿。

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 昨今の状況で一斉に終了ではなく、時差退場をお願いしている形で、何もないままに時差をって言っても正直厳しく。そんな中で「繋ぐ役割」を担えるのって、キャラクターであったりチアの皆さんだったりと思うんですけど、その役をベルティさんがしっかりと担っていたのはむちゃくちゃ嬉しかったですし、二階席での観戦で、声かけできないかと思っていたので、帰り際にエアわちゃわちゃが出来たのはものすごく嬉しかったです。

■フックに引っかかった演出曲

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 オープニングから上で見ていて、今回も基本同じパターンで進むかと思っていて、正直、多少気を抜いていた部分があったんですよね。シーズン通じて曲を増やさないことで高めていくチームもありますし。

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  そんなところで思いっきり越えてきたVELUNAの皆さんの楽曲でフックに引っかかったのはこの曲でした。

Faith ft. Ariana Grande/Stevie Wonder

 知らない曲だと慌てて音を確認して、この声はなんか知っているというので、アプリを通して確認。アリアナ・グランデがスティービー・ワンダーと組んだ楽曲で、なるほどこういう選曲もと。

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 なんだかんだで色々な球場やアリーナで見ていて、選曲の系統が似ることもありますし、過去に聞いたことのある曲を別の場所で見ることもあるんですけど、この曲は自分の見たところではまだ使っていなくて。

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 ここまで色々なスポーツ・エンターテイメントを見てきて、ハナを切る大切さってのを見てきたんですけども、色々と広く見て回って、他所にないことをやるってのはありだと思うんです。

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 ただまぁ、そういうのを独自にってのも難しいとは思うんですけど、勝手に見てきてるこのnoteとか、キャッキャしてるおさないのTwitterが少しでも役に立ったら、楽しませてもらった恩返しになるかなって思ってます。

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 と、スポーツエンターテイメントを見始めた頃のちょっと懐かしい気持ちになっていたこの日の静岡市中央体育館でした。

■行き来の飲食

 朝は家で、昼は入場に合わせてなのでスルー、夜は移動中の状況と時間の状況でどこにも寄れずという、そんなパターンに。山の方に向かう前にどこか寄ってしまえばよかったなぁと言うのを途中で強く思いました。

■締めとして

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 COMの項目でも書きましたけども、今回は初めての2階からの観戦。一階から見上げていて、箱の大きさ的に問題なさそうだなぁというのがあったんですけど、そこが確信になったのがこの日の試合。

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 やっぱり視界が遮られないというのは広く撮る人としては重要なポイントで。コートサイドやエンドの一列目も視界は遮られないんですけど、画角がどうしても決まってきてしまうので、ある意味で一点突破力というか、判断が必要になって来るなって。

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 自由席なので、早め早めに動く必要はありますけど、そこを越えてしまえばあとは相当楽。気楽に選手にキャラにチアに残せてという感じで、前の方が残ってなかったら、一気に上に行ってしまうと言うのはありだと思いました。

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 上の方から見ていて、試合自体は見やすいですし、VELUNAの皆さんのアクトの構成が下で見ていた時より映えて見えたと言いましょうか、スポンサーさん紹介もですけど、広く見せるように作っているのかなというのが今回の気づき。

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 広がりはしっかりあるのを感じたので、あとは平面を突き詰めていったら、さらに楽しいことになるかもしれませんね。

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 エンタメ関連で言えば、ベルティさんの頑張りと言いましょうか、静岡での出番増、御殿場と焼津で出ていたシーンの踏襲は素直に嬉しい方向。すでに静岡ブースターさんへの認知は確かなものだと思うんですけど、出れば残される、残されたデータが世間に出回れば、ベルティさんをまだ知らない人に伝わるよなと。

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 伝われば今よりその先、次のステージ、さらにその次のステージのための種まきになるんじゃないかなって言う。乗りかかった船的にと言うより、あのおいものようせいにはそれだけの力があると撮ってて思うのです。

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 と、増産かかったのかなと思うのですが、ライゾウぱいせんとのコラボアクキーと缶バッジは今回見事買えました。あとはベルディのベルディをいつ仕入れるのかとミニベルティの再販を待つばかり、ですね(笑)。

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 とにかくがんばってね! ベルティさん!

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 試合自体は11連勝を飾ったベルテックス静岡さんですが、勝って強いは強いと思うんですけども、途中岐阜スゥープスさんの粘りというか、連続で対戦していく中で見えるポイントがあるのか、最終的には5点差での決着。

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 ここまでの戦績を見ると、戦前は静岡優位かなって思って思っていたんですが、スッと行かないのは流しの観戦者としては楽しいところ。最後の最後まで切れない試合というのは、やっぱり手に汗握るなぁと思いますし、これが声の出せる今までの状況だったら、どんな感じなんだろうと。

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 今までとこれからと観戦環境、応援環境は違うかもしれませんけど、熱量に差はなく。その熱量を選手だったり、キャラクターだったり、チアだったり、MCだったり、チームだったりがどう魅せるのか、それをこれからも見続けて行けたらいいなと、そんなふうにファインダー越しにこの日の試合を残しながら思いました。

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 さて、次回はポストシーズンに突入した名古屋市枇杷島スポーツセンターでのFE名古屋と越谷アルファーズの試合で見た色々を書いていきます。

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 2017−18のキャッチコピーじゃないですけど、ここからは結果が全て。前日の試合に勝ってリーチをかけるFE名古屋、このままで終われない越谷アルファーズのバッチバチした時間はものすごい熱量だったのです。

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