「ラジオ」もなくなったらダメ。
小松崎茂さんと言う生涯現役でプラモデルの箱絵を書いたりしていた画家、デザイナーの方がいらっしゃるんです。もう十数年前にお亡くなりになっていますが、その人の言葉を読みました。
『音楽とか私がやっているようなことは、世の中には用のないことなんですよ。なくなっても誰も困らないようなものだけど、それは植物にとっての水と同じで、こういう芸術がなくなると人間の気持ちが枯れるんです。心が枯れるということは恐ろしいことに目に見えないから、すごくわかりづらいんだけど、じつはやっぱり、なくなったらダメなんですよ。だから僕は絵を描くんです。こういうものがあるんです。』
感動した。小松崎茂さんは夢のある空想世界を書き続け、数え切れないほどの子供達、大人達の心を鷲掴みにしたのだと思います。
世の中には、何かを創り出す職業がいくつもあると思います。
芸術は宝!大切にしないと。ラジオもテレビも映画も漫画も小説も絵画も詩も音楽も舞台も日本伝統も他にも...人それぞれ感じ方は違うけど芸術や文化は心をイキイキさせる。
まだまだ知らない事の方が多いけどいろんな芸術に触れながら生きたいです。
皆の心が枯れなければ変な犯罪も起きないのにとか思ったけど、そんな甘くないか。でも、そうなればいいな。そんな事を思いました。
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