「ラジオ」と出会う前。

ラジオに出会う前はどんな生活をしてたのか...を書いてみようと思います。ひたすら暗いnoteですが世の中にはこう言う子も居るんだなと思いながら読んでいただければ嬉しいです。

小学生までは楽しく過ごしてました。とても普通に。

中学に入ってから、なに?この空気…とすぐに察しました。同級生なのに上下関係がある感じとか、おとなしい生徒が標的にされてしまう感じ。どこの学校にもあると言えばそうかもしれないし、虐めでは無いと言えばそうかもしれないけど、とにかく荒れてたし、酷かった。自分はその光景を見るのも、自分がその輪に入るのも、自分が標的にされるのも「全部無理だ」誰かを助けることも出来ない。と思った瞬間から、焦りと不安いっぱいの日々が始まりました。

最初は学校に行くけど「腹痛い」と早退。
次は、登校中に「途中で腹痛くなった」と帰宅。
次は、玄関で足が動かなくなる。
次は、制服さえ着れなくなる。
次は、制服を見るとゲロ吐く。

そんな感じで徐々に、体が拒否反応を起こしていきました。心も体もグラグラ。晴れている日でも「警報」が出てないか天気予報をチェックしたり、学園モノのドラマを見るのも怖くなってきたり、ご飯を食べなくなったり、家の中で暴れたりしてました。自分が何を考えてるのかもわからなくなり、親はこうなった理由が一切わからなかったし、マジでしんどかったと思います。学校に行く回数も減り、立派な不登校児が完成しました。たまに登校するスタイル。

僕の性格上、この瞬間に部屋の中でラジオに出会っていたら、今も学校へ行ってなかったと思います。ちなみにラジオ同好会は皆、登校拒否経験者。みんな人の気持ちを察するのが上手くて、とても優しい。

その後、思わぬところで僕達はラジオに出会うのですが、その話はまたいつか…

ろくに学校にも行かず、1年を無駄に過ごした。と言ったとき「人生に無駄な事は無い。たまたま1年休みが必要やっただけ。」と僕の目を見てハッキリ言った親に感謝です。顔洗いながら泣いた記憶があります。確かに、この期間があってこそ自分の人生に必要な人達や、モノに出会えたのかもしれない。

最近やっとそう思えるようになりました。

上記の話は僕の事で他のメンバーも本当に色々あったと思います。

今でも学校は好きでは無いし、嫌な事も沢山ありますが楽しい事も好きな事もあるので。生きるの下手だなーと自分で思いながら頑張れてます。ラジオにも助けられてます。決して自分は強くなったとか思えないし、いつどうなるかわからない。でも、今はなんとなく大丈夫。

そんなもんです。

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