段図抄日記 2022年8月15日~21日
なにこれ
先週分
8月15日(月)「現在地」
■高度な技術によるのんびりムードを武器にラジオポトフSeason27を収録。きれいに音が録れるスタジオ。現代川柳学習ほか高澤のスパルタおしゃべり向上訓練など。気づけば再生回数7000回突破も、同条件の比較対象が無く良いも悪いもふつうもわからない。じつは現代川柳もおしゃべりもわからない。
8月16日(火)「落下する夕方」
■駅ビルの階段を1階から最上階まで一気に昇る奇行にすこし前から凝っている。運動のまねごと。所感はまたの機会に。きょうのところはこの奇行をとることを自分の中で「階段をやる」と呼んでいることを記しておきたい。
8月17日(水)「白科目眼」
■観たら観終わってしまう、という恐怖もあって観ていなかった『劇場版 輪るピングドラム RE:cycle of the PENGUINDRUM 後編』を。アニメから現実への飛翔は幾原さんの過去の仕事を思い出しながら言えば失敗しにくい気がする。『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』もいつか劇場で。どうか。
8月18日(木)「キケン」
■夜は「盆ダンス」オンラインライブ句会に。自分のような白帯さえいちパーツとして機能させた「現代川柳句会」を発展的に育てよう!の会といった味わい。司会進行集計を切り盛りする海馬さんのタフネス。『おげんさん~』第6弾。20回くらい繰り返し観たのは第2弾だったか。コロナの前だ。
▼川柳スパイラル創刊5周年の集い以来、いちおう2度目の句会。ネットを利用しては初。最近ネット上で読み漁った現代川柳関連の付け焼き刃の知識を縦糸に、今回のオンライン句会を横糸に、自分なりのスカスカの現代川柳織物を編んでいます。現代川柳のあちこちに興味があってまだまだ目線が定まらないが、とりあえずは作りながら考えるのがいいはず!と思うもののなにせ17音だ。「これがおれの川柳で~す」と言い切ってどぼどぼ大量に作ることもできてしまうだろう。でもそれは怖いなあ。そろそろと歩いては立ち止まり、自分の現在地を逐一たしかめつつやりたいような。それにしてもネット上だけでもいくらでも知見があってうれしい。が、小池正博さんは別格のおもしろさ。「はい、質問で~す」と手を上げるとすでに小池さんがなにか言っているのだった。食べ物、動物、句の外と内のバランス、文体……
▼句会じたいはいろんなレベルにおいて参加者内に「慣れ/不慣れ」が混在していたのがおもしろかった。現代川柳そのものについてもそうだが、「リアル/オンライン」「目メイン/耳メイン」「句会の段取り」など、さまざまな慣れ具合が参加者内に層としてあり、またそれらが響き合うことをして現代川柳(句会)の手ざわりをはじめて味わう人がいるのはもちろん、いまいちど再確認したりする人もいる、そんなひとときだったと言えるのではないでしょうか。すいませんなにもわかっていません。
8月19日(金)「パラレルワールド」
■月イチ恒例のSRPことスペースラジオポトフをぶちかます。打ち合わせもあまりせず。うまく行くから不思議。もはやラジオポトフ本編の存在意義が揺らぐ。ふりかえりまとめと録音は以下でどうぞ。
8月20日(土)「大いなる力」
■ラジオポトフSeason27は順調に順次アップ中。ひさしぶりに「かっこいいタトゥーを送ってのコーナー」をやってみて、これほとんどおれたちなりの現代川柳句会じゃんと気づく。リスナーの投稿が川柳で、それをああでもないこうでもないとべたべたさわりまくる。あ、このコーナーおもしろい。
8月21日(日)「扉のむこう」
■午前中、しじみさんに頼まれていたたこ焼きパーティー用のひとり芝居の台本を書いて送信。たこ焼きパーティーに台本を書いたのは初めて。10分も無いと思います。どんなふうになるんでしょう?