Ptf.143 《現代川柳の旅路》「かわいい」は必ずある
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★今回の概要
現代川柳作家は必ず「かわいい句」を持っています(「かわいい」は「おもしろい」と近いところにあります)
★こんな話題が出ました
リスナーの興味が離れる音がした/現代川柳はかわいいもの?/『はじめまして現代川柳』に紹介されている作家の句には「かわいい句」が1句以上必ずある/石田柊馬さんは《うさぎの耳もっとのばせばのびるだろ》/竹井紫乙さんは《化け物に名前をつけて可愛がる》/飯島章友さんは《オムライスみんなこわくはないのかな》/清水かおりさんは《そらまめと言ってみて怖いものなし》/墨作二郎さんは《残酷な市街の回転だと思ふのだろう。曲動と尖った鼻の行方には勢一杯の階調の騎士》や《かくれんぼ 誰も探しに来てくれぬ》/石部明さんは《見たことのない猫がいる枕元》や《ほんとうは役人だった象使い》/暮田真名さんの句の中の「かわいい」は横一線だが、たとえば《おそろいの生没年をひらめかす》や《夕張に小雨を降らせてうずくまる》/今回はあくまでサンリオキャラ「現代川柳」ちゃんの紹介です/佐藤みさ子さんは《人付き合いゴリラ付き合い目を伏せて》や《ゆだんしていたらどこでもドアが開く》/「かわいい」と「おもしろい」は近い?/赤ちゃんはおもしろい/ベビーカーが段差を通過するときの赤ちゃんがおもしろい/おんぶされながら主張する赤ちゃんがおもしろい/なんでもない虚空を見ている猫もおもしろい/眼の前を横切る猫は猫/不動産屋で商談に参加せず天井を見ている赤ちゃんはおもしろい/木村半文銭さんは《机――お前も明るい家に行きたいか》/河野春三さんは《おれの ひつぎは おれがくぎうつ》/「かわいい」の最大公約数としてのサンリオ/《練乳の沼から上がるヌートリア》《あきらめてマリモを壊すことにする》/『はじめまして現代川柳』のカバーはかわいい/続編として「かっこいい句」もやりたいです
★効果音提供
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