駅前の広場でやっていた将棋イベントについて
今日は、偶然、広場でやっていた将棋イベントにちょっとだけ参加した。
広場に机が並べてあって、そこで将棋を指す、というもの。
お爺さんばかりかと思ったが、若い人もいた。
俺の相手をしてくれたのは、だいぶ若い今風イケメンのお兄さんだった。
一回目は、振り駒の結果俺の先手。
俺は四間飛車にした。俺は四間飛車しか定跡を知らない。居飛車の定跡は、すっかり忘れてしまった。
相手は対四間飛車の定跡を知らないようだった。相手は居玉、俺は玉が4八という不安定な状態のまま歩がぶつかり、あっという間に終盤に。これは俺があっさりと勝った。
同じ相手ともう一対局。
今度は相手が先手番。序盤、いきなりの角交換から、相手は穴熊に。俺は角換り腰掛銀のような形に駒組みをした。穴熊に組まれた時の攻め方がよく分からなかった。こちらが駒得を重ねて、終始有利だったとは思うが、終盤、馬の頭、ただのところに香車を打たれて、馬筋をズラされて、寄せ方が分からなくなってしまった。
こちらの玉を守るのは金一枚、相手は金銀三枚に守られた穴熊。相当駒得していたのだが、一気に寄せ切るのは、俺の実力では無理だった。
最後は何とか詰ますことができたが、危なかった。
相手の方は、詰形を覚えていないようだったが、中盤戦ではハッとするような手を指していた。地頭がいい方なのだろうと思う。
もっと指したかったが、妻と子供が待っている。
俺は、「また指しましょう」と言ってその場を立ち去った。
こういう、人と対面で将棋を指すのは、やっぱり面白いね。
YouTubeで解説動画を見ているだけじゃあ、つまらないからね。