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【#ポケモン剣盾】なぜフォクスライで"はかいこうせん"を撃つのか【#悪統一】

1月辺りからフォクスライで"はかいこうせん"撃つのにハマっておりまして、うまくキマる度にTwitterに上げておりました。

シーズン1のマスターランク到達パーティは旅パ(悪統一)でフォクスライは使っていましたが、その時はまだ"はかいこうせん"を採用していませんでした。
ある時にポットデスの"はかいこうせん"を見せてもらった時に「俺も"はかいこうせん"撃ちたい!」と思い、特性"かるわざ"を持ち"わるだくみ"ができるフォクスライに"はかいこうせん"を覚えさせてみました。
最初は「フォクスライが"はかいこうせん"撃ったら面白くない!?」程度に考えていましたがこれが結構強くて、その後のシーズンではエースとしてとても活躍してくれました。
今回は私の考えるフォクスライの"はかいこうせん"が強い理由の考察をお話しいたします。

フォクスライのはかいこうせん!
(下記画像をクリックするとTwitterに飛びます)

もくじ
1."かるわざ"と"わるだくみ"
2.あくタイプの技の通りがいい
3."あくのはどう"よりも威力が高い
4.ダイマックスとの相性がいい

1."かるわざ"と"わるだくみ"

私がフォクスライによく持たせる持ち物は、シングルバトルだと"オボンのみ"です。フォクスライ自体はあまり耐久、特に物理耐久は高い方ではありませんが、HPに基礎ポイントを振ることによってある程度攻撃を耐えることができます。具体的にシングルバトルのランクバトルでよくあったのはドリュウズの"じしん"や"アイアンヘッド"を受けても倒れませんでした。そこで"オボンのみ"が発動して"かるわざ"も発動、高い素早さで相手を攻撃することができるようになります。
一度攻撃を耐える時に取る行動は"わるだくみ"をすることです。ここで"わるだくみ"をしつつ"かるわざ"が発動すれば、1ターンの内に特攻も素早さも2倍にすることができ、フォクスライの制圧力が格段に上がります。もう少しだけ相手の攻撃を耐えられそうならもう一度"わるだくみ"、変化技を使われそうなら"ちょうはつ"でうまく立ち回ることができます。"あくのはどう"も"はかいこうせん"も特殊技。どちらの技も"わるだくみ"の恩恵を受けることになります。

2.あくタイプの技の通りがいい

そもそもあくタイプの技はとても通りがいいです。
あくタイプの技を半減にできるタイプはあく、かくとう、フェアリーで、しかも無効にされることもありません。
そして"はかいこうせん"はノーマルタイプの技。ノーマルタイプの攻撃を半減以下にできるタイプはいわ、はがね、ゴーストです。この内ゴーストタイプにはあくタイプの技は効果抜群です。
あくとノーマル、この2つの技を同時に半減できるタイプの組み合わせは
①あく・いわ
②あく・はがね
③かくとう・いわ
④かくとう・はがね
⑤フェアリー・いわ
⑥フェアリー・はがね
の6パターンです。
一見多いように見えますが、ランクバトルで使用できるポケモンで、進化前を除きガラル図鑑だけに限定すると
①バンギラス
②キリキザン
③ルカリオ
⑥クチート
の4種類だけです。
鎧の孤島配信後はここにコバルオンやテラキオン、クレッフィが追加されますが、それでも7種類だけです。多くのタイプの攻撃がはがねタイプに半減されることを考えると、あくタイプの攻撃技は通りがよく、本当に優秀なのです。

3."あくのはどう"よりも威力が高い

あくタイプの技"あくのはどう"の威力は80ですが、タイプ一致により120になります。
"はかいこうせん"はノーマルタイプの技なのでタイプ一致にはなりませんが、威力は150と高い方です。
実は比較すると"はかいこうせん"の方が威力が30高いので、より多くのダメージを与えることができます。もちろん、"はかいこうせん"を撃つと反動で次のターン動けなくなりますが、"あくのはどう"で弱点が突けず、次の相手の攻撃でフォクスライが倒れそうなら"はかいこうせん"を撃った方がマシです。なのでフォクスライの相手に対するフィニッシュブローとして"はかいこうせん"はとても適しています。

4.ダイマックスとの相性がいい

前述の通り、フォクスライはHPに基礎ポイントを振るだけでそれなりに耐久が上がりますが、ダイマックスすることによって受けることができる技がさらに広がります。フォクスライが一撃でやられてしまいそうであれば、ダイマックスして無理やり耐えて、"かるわざ"を発動しつつ相手に2回攻撃をすることがで見込めます。
"ダイアタック"は相手の素早さを下げられるので、後続のポケモンに繋げやすくなります。元の技が"はかいこうせん"なら"ダイアタック"になっても威力は変わらず150です。ですがこれは"ダイアタック"で"はかいこうせん"のダメージを推定することができるとも取れ、これはこれで便利です。
あくタイプとノーマルタイプの技を半減にできるポケモンは今のところいずれもじめんタイプが弱点です。フォクスライは"マッドショット"が使えるのでそれらのポケモンを"ダイアース"で突破することも「一応は」可能です。ただ、この時点で技のスペースがなくて難しいところでもあります。
そしてなんと言っても"ダイアーク"。この技は相手の特防を1段階下げることができます。一度"わるだくみ"さえしておけばフォクスライの"ダイアーク"を2回以上耐えることができるポケモンはそうそういません。仮にいたとしても2回目の"ダイアーク"を受ける頃には特防が下がっているので、そのまま押し切ることもできます。
"ダイアーク"2回で相手のポケモンをあと1匹だけに追い詰め、もう一度"ダイアーク"を撃ち相手の特防を下げてダイマックス終了、最後に"あくのはどう"よりも威力が高い"はかいこうせん"でフィニッシュ!という流れはランクバトルで何度もやりました。

以上になります。
いかがだったでしょうか?

"はかいこうせん"、技のエフェクトや効果音がとても爽快感があり、ついつい撃ちたくなってしまいます。ただ、反動があるのでそう簡単にぶっ放してたらその隙を突かれてしまいます。なので、撃つタイミングを見極める必要があるのですが、それがうまくできたのが私にとってはフォクスライでした。
"はかいこうせん"初登場の赤緑から世代が変わるたびに効果音も変更されてきましたが、XYで最初の"はかいこうせん"と同じ効果音になり、懐かしい気持ちになった人も多いのではないかと思います。
この機会に皆さんも"はかいこうせん"を撃ってみてはいかがでしょうか?



ここまでお読みいただきありがとうございました。

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