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私が中高生の頃、「陰キャ」とかいう言葉は無かった

私は99年生まれ。高校を卒業したのが、2018年。
「陰キャ」「陽キャ」「一軍」とかいう言葉が流行り始めたのが、丁度その頃なんですよね。私が地方に住んでいたので、都心に比べたら流行が遅かったのかもしれませんが。

大学に入ってそういう言葉が飛び交うようになって、最初は混乱しました。友達に「陽キャって何?」と質問した事も何度かあったのですが、答えられる人はいませんでした。

今でも、よく分かりません。結局、陰キャって何で決まるんですか?
性格? 趣味? 部活? 容姿? 異性関係? 教室の隅で黙りこくっている喧嘩の強い不良は、陰キャに含まれるんですか? アニメ好きで文化部で、友達が多くて足の速い彼は? ……そう考えていくと、私の時代にあった「オタク」「根暗」「がり勉」なんていうのとはまた括りが違うのかもしれませんね。

しかし、SNSや友達の話から推察するに、恐らく「他人への態度」が大きなカギを握っていると思われます。
誰にでも分け隔てなく、明るく優しく、余裕を持って応対できるのが「陽キャ」だ、という話も聞いた事があります。確かに「陽」という漢字のイメージには合っていますね。逆に知らない人と話すのが苦手だったり、、クラスメイトと話すのすらままならないような場合は「陰」と表現されるのに納得がいきます。
他にも、仲間内でだけ異様に騒いだり、自分の言いたいことだけガンガン喋って会話が成立しないような場合、また変にワルぶったり、身の丈に合わないアピールをしたがる場合には「イキリ陰キャ」と呼ばれる事もあるそうですね。

いつの時代も、教室内にはカーストのようなものがあります。でもその本質は、時代と共に少しずつ変わっているのでしょう。呼称の変遷を追う事で、その移り変わりを覗けるのだとしたら、面白いと思いませんか?

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