ラシーヌ流ワインの考え方 その5
ビン口について
ビン口、ちゃんと拭けていますか?
ワインの飲み方は簡単。栓を開け、グラスに注いで、飲むだけです。
が、ボトルの口元周辺、約5mmの範囲を、きつく念入りに拭きあげてください。
ここに汚れが付着していると、澄んだ味わいは濁りはて、見る影もなくなります。
口元の汚れは、必ずしも目に見えないので、油断しないこと。
清潔な布やティッシュペーパーなどで、力を込めてこすり取るのです。
その際、ビン口の周りを覆っているものを剥すと、さらに風味が向上する可能性も。
自然なつくりのワインは敏感なので、外敵から守ってあげましょう。
注いだあとも、ときどきビン口の部分を清拭してあげれば、万全です。