メタ認知か克服か、好きな方を選べ。
ご質問ありがとうございます。
私はネットでのテキストの方が明確に文章に残ってしまうので、あんまり変なこと聞けないなーと思い、グイグイ行けない気がします。
逆にテキストできわどい質問をされると「おお、これぐらいの質問はしても大丈夫なのか」と、こちらも質問できる権利を得られたような気持ちになります。
リアルでも大人になるにつれてあんまりプライベートな内容は私は聞かないようにしています。
唯一、飲みの場では無礼講ということで何でも質問しちゃっていいよね?というルールでしたが、最近は飲み会もすっかりないし。
さて、いただいたご質問。
ネットではグイグイ話せるのにリアルだとコミュ障になってしまうのがつらい
「リアルだとコミュ障になってしまうのがつらい」ということで、これを解消する方法を考えていきます。
つらいのは誰しもが嫌ですからね。
解消法は2パターンあります。
ひとつは自分はコミュ障だからリアルだと普通に話せなくっても、それが平常運転だから気にしない、と自分で認識することです。
自分で自分を客観的に見ることをメタ認知といいます。
メタ認知の「メタ」というのは、「高次の」という意味です。
俯瞰的な視点で自分を見て、自分が考えていること、話していること、行動していることを捉えることです。もうひとりの自分が、実際の自分を見ているような感覚です。
自分が認知していることを客観的に把握し、制御ができればわざわざ「つらい」と思わなくても済むのです。
私の座右の銘は「無い袖は振れない」ですが、「まぁ、リアルだと自分はコミュ障だし、こんなもんだよな。」と、思えれば少しは楽になれそうです。
もうひとつの解消方法は、リアルのコミュ障を克服してリアルでもグイグイ話せるようになることです。
コミュニケーション力は生まれ持った資質やセンスではなく、全てが"スキル“です。
人にできていて、自分にできないことはありません。
現状把握、原因分析、トライアンドエラーを繰り返し、正しいプロセスを経れば必ず克服することができるのです。
リアルのコミュニケーションについての指南本もたくさんあります。ベストセラーも多数ありますね。
その多くに共通しているのが、笑顔であること、そして相手のことを思って話をすること。突き詰めるとこの2点だと思います。
最後にひとつ、人との距離を縮めるおまじないをお伝えしてしたいと思います。
"バカなふりして聞いてみる。“
本当に聞きたいことは、「常識的に考えて、いくら聞きたくっても普通はそれ聞かないよね〜」という内容であることが多いように思います。
そんなときには、「よし、バカなふりして聞いてみよう」と心の中で唱えると背中を押してもらえます。
ーーーーー
いずれにしても"つらい“という気持ちが少しでも解消できることを願っています。応援しております。