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できた人は、はじめからはいない。やってる内になっていく。

世の中、その美しい所作や考え方に思わずうっとりするぐらい"できた人"に出くわすことがある。

本当にいろんな人の気持ちを考え、たくさんの人のために施すその心はどのようにして身につくのか。

私は、ひとつの答えを発見した。

Number7月号の羽生結弦選手と池江璃花子選手の対談。

印象的な言葉があった。

羽生選手「ここまで一生懸命頑張ってきたのは、別に震災のためでも被災地のためでもなく、ただ強くなりたいだけだったのに、~中略~ 自分はこんなにも応援されているんだということに気づいたんです。ただ日本代表として世界に実力を見せつけたいと思っていたのが、被災地代表だろうが日本代表だろうが、応援してもらっていることに感謝し、その力を受け取りながら頑張ることが一番なんだなってその時思いました。」

あたり前なはずだけれど、はじまりのその単純な動機が新鮮な感じがした。

人は、単純な欲求から行動を起こし、その行動から得られるフィードバックを受けて、それが次の行動のモチベーションに変わる。

羽生選手の原動力は初めは"勝ちたい"という素直な気持ちだったに違いない。

その気持ちが揺らぐことは無かったとは思うけれど、途中からはそれと同等かそれ以上に応援してくれる人の期待に応えたいという気持ちが原動力になったに違いない。

だから

彼はファンへの感謝を大事にするし、恩返しの気持ちを大事にしているのだと思う。

自分自身も仲間に対して、家族に対して、パートナーに対して、そんな思いを持てるように生きていきたいなと、ふと感じた。

どうやって?

まずは応援してもらえる自分にならないとな。

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レイチェル
またお目にかかれるときを楽しみにしています。