Q.歩きスマホって危ないですよね?
ご質問ありがとうございます。
歩きスマホは危ないです。
聞かれてしまうと、こう回答するしかありません。
歩きスマホは危ないのです。
何が危ないかというと、スマホに注意がいってしまい、他の人とぶつかってしまったり、段差や階段でつまずく可能性があります。
また、交通事故に遭ってしまったり、ひったくりに遭う可能性もあります。
Twitterで見ても見なくても大して人生に影響のない情報を見ている間に取り返しがつかないことが起きてしまうのです。
これが公式回答となります。
ここから先は非公式となりますが、危なくない可能性についても考えていきます。
まず、スマホの操作について、道路交通法では違反行為となりますので、その時点で行ってはいけないものとなります。これは、危険であるか否かに関わらず、違法性のある行為はしてはいけないのです。
一方、歩きスマホは違法ではなく、あくまでマナーです。
マナーは守るのが鉄則です。
マナーは守るとして、ご質問への回答です。
歩きスマホは危ないかどうか?
答えは「時と場合と人による」です。
歩きスマホの危険性は、注意がスマホにいくことによって周りへの注意力が下がってしまうことで発生する事故です。
事故が発生しない状況を作り出すことができれば危険ではないといえます。
例えば、他者や道の段差などがない場所であれば危険ではありません。田舎の見渡しのいいだだっ広い道で誰も居なければ、歩きスマホは危険ではありません。
例えば、スマホへの注意を20%ぐらいに留めて80%を周りに意識をしっかり残して危機回避ができる状態であれば、歩きスマホは危険ではありません。
このようなケースを想定すると、歩きスマホだから確実に危険であるとは言い切れません。「時と場合と人による」のです。
では、なぜ一律でやらないことが推奨されているのか?
歩きスマホをすると危険な人がいて、まずまずの確率で事故が発生しているのでしょう。
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ここまで屁理屈を並べて来ましたが、この場合分けが重要なシーンもあると思います。
現在のコロナ渦における飲食店の休業要請は、事業者からすれば死活問題です。
しかし、対策を講じているかどうかに関わらず一律で制限の対象となっています。飲食店であれば広かろうが狭かろうが、感染対策でアクリル板を置いてようが置いてなかろうが、同じ規制がかかります。
頑張って適切な対策をしている事業者が可哀想だという声も多く聞かれます。
適切な対処をしている事業者には営業規制の緩和がされることを願うばかりです。