アフガニスタン情勢が株価に与える影響とは?
先週はアフガニスタン情勢を巡る地政学リスクの高まりから、株価の上値を抑える展開となりました。
この問題はどのようにみるといいでしょうか?
今年は2001年に9.11同時多発テロが起きてから20年。アジアの東と西を繋ぐ重要なエリアにイスラム教の国ができる不安はありますが、アメリカ国内でテロが起きない限りは市場への影響は限定的だと思います。
ただ、米軍撤収計画の完了直前で、タリバンにあっけなく首都カブールを制圧されたことでバイデン大統領の支持率は就任後初めて50%を割り込むまでに低下しています。
しかし、
バイデン大統領の支持率が急落する中でも株価は最高値を更新し続けています。
もちろん政権が安定すれば経済政策を行っていくことで経済回復への期待を持てます。
一方で、政権の不支持が増えていき、議会のねじれ構造が発生した場合には、大規模な政策は議会を通すことができなくなり、そのことで財政赤字を抑えることができます。
また、IT企業への規制強化も遅れていくでしょう。
そういう意味では、株価にとってはプラスの材料になり得るといえます。
それにより
どの道上がる、という結論を導けるでしょう。
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