【初心者向け】はじめてでもわかるFOMC
2022年3月のFOMCは歴史的な会合となりました。
なぜなら、3年3ヵ月ぶりのゼロ金利政策の解除となったからです。
今回は、『はじめてでもわかるFOMC』と題しまして、米国株ってよくわからなーい!という人にもわかるように書かせていただきます。
なぜかって?
毎日米国株市場をウォッチしていて毎日発信をしていると、どんどんと感覚が慣れてきて、いつの間にか初めて見た人にとって何を言ってるかわからなくなっていくからです。
と、いうか現状が既になってるんです!!!
こちらのリプは非常に示唆に富んでいました。
リアルのお友達にも、たまに会ったときに「まじで何が書いているか全然わからん」と以前言われたことがあります。
初めて見た人にとってフレンドリーでいよう、と思ってましたが慣れって怖いですね。いつの間にかどんどん難しくなっているようです。
と、いうことで、今回ははじめてでもわかるシリーズです。
【今回のFOMCの結果】
今回のFOMCのポイントは3点です。
この3点の意味がわかれば完璧です。
今時点で意味がわからなくても大丈夫。単語の意味とそのつながりを解説していきます。
ひとつずつ見ていきましょう。
①FRBは今回のFOMCで政策金利の0.25%ポイント引き上げを決定
FRB
FRBはアメリカの中央銀行です。日本でいう日銀です。FOMCはFRBが開催しちえる会議のことですね。
アメリカで金融政策を検討・決定している組織がFRBです。
FRBには理事が7人の定員で、そのトップの議長を務めるのがパウエル氏です。
現在はいろいろあって3人が空席で4人しか理事がいません。
3人の空席は去年スキャンダルがあったんですよね。理事が個別で株式投資をしていたことが発覚してしまって、それ自体は違法行為ではなかったけれど「金融政策を検討するメンバーが株の売買してるのってインサイダー取引みたいなもんじゃない?」ってことになって、3人が辞任に至ってしまいました・・・。
それを受けてFRBメンバーは個別株の売買が禁止になりました。
で、今追加の3人のメンバーは選任されていて、議会承認の審議をかけてるけど、それもすんなりいってない状況です。
やれやれですね。
され、アメリカの金融政策を検討しているのがFRBという組織。そのFRBが開催している会議がFOMCです。FOMCという会議の名前なんですね。
FOMC
日本語では”FOMC”のことを”連邦公開市場委員会”と言います。
FOMCの開催は意外と多くて、年8回実施されています。ほぼ毎月じゃん!
そうなんです。私は奇数月と節目の6月、12月と覚えています。6月は年の真ん中だし、12月は年の最後。節目にはやっとくか、的なノリなんじゃないかと。
と、いうことで、開催は①1月、②3月、③5月、④6月、⑤7月、⑥9月、⑦11月、⑧12月の合計8回です。
今回は②の3月分ということですね。
今回の重要なポイントとして金利を0.25%引き上げる、というものがあります。
金利
「金利」ってなんでしょうか?
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またお目にかかれるときを楽しみにしています。