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【夏場のセッティング】レーシングカートをオーバーステアにするには?

みなさんこんにちは!レーシングドライバー菊池宥孝です。

いよいよ夏がやってきますね。夏場のレースでは、「リアが張り付いて曲がらない!」と苦戦するドライバーが増えますが、みなさんは、レーシングカートでフロントの入りを良くする(オーバーステア)方向性に持っていくために、どのようなセッティングにすることが多いですか?

夏場のレースになると、暑さやラバーによってリアの動きが重く感じられることが多くなり、曲げるのが難しくなります。

そんな時に、マシン特性をオーバーステアに持って行くことは、夏場におけるセッティングの基本です。

例えば、フロントの車高を下げるといったセッティングは、カートをオーバーステアの方向性に持って行くためには王道のセッティングになります。

しかし、逆パターンもあります。

フロント車高を上げた方がフロントが入るようになる場合もあります。

他のセッティングでも当てはまります。

リアトレッドを広げたほうがオーバーステアになる場合もありますし、狭めたほうがオーバーステアになる場合や、フロントのハブを硬めてオーバーステアになる場合や、反対に柔らかくした方がオーバーステアになったり、、、

今回は、レーシングカートのセッティングで、フロントの入りを良くする(オーバーステア)方向性に持っていくためのセッティングを、どのようなコンディションで使うべきか詳しく解説します。

本題に入る前に、今回の記事は「セッティングがハマったを意図的に作り出す!タイヤを最大限使い切ろう」の内容と組み合わせて使うことをオススメします。

タイヤの変形を理想的な状態にして、最大限のグリップを得られるセッティングにしつつ、共通点の多い今回の記事と組み合わせることで、良い方向性が見つかります。

その点だけ気を付けて、今回の記事を実践してみてください。

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