はじめて向きの変わったコーナリングを学んだレース
キクブログnextのみなさんこんにちは!
みなさんサーキットを走っている方がほとんどだと思いますが、「コーナリングで向きが変わっていないよ?」と指摘を受けたことは誰しもがあるでしょう。
しかし、「向き?変えてるよ…リアタイヤ流れているし…」みたいな感じで、自分の中では出来ていると思っていても、外から見ると出来ていない人が多いです。
僕自身もそうでした。
カートを始めて半年後の初優勝したレースでは、「キクチのコーナリングはリアが綺麗に流れて向きが変わっていて、とても良いよ!」と褒められたのですが、1か月後は「まだコーナー進入で向きが変わっていないなあ」と指摘を受けています。
つまり、「向きを変えられている」と思っていたのは、自分のドライビングとセッティングが合っていただけで、この組み合わせに少しでもズレが生じてくると途端に向きが変えられなくなってしまうということです。
これは僕自身の経験談ですが、実際に多くのドライバーが「前は出来たのに、なんで今は出来ないんだろう?」と考えるケースが多く、これらの要因のほとんどが、自分のドライビングとセッティングのズレに気付いていなかったり、修正出来ていなかったりします。
そんな伸び悩み中だった僕が、「あれ?向きが変わったコーナリングってこういう走りなのか?!イメージが全然違うかもしれない!」とキッカケを与えてくれたレースがありました。
2015年のとあるレースです。
というわけで今回は、伸び悩み中だった僕が、「向きが変わったコーナリング」を理解するキッカケになったレースを解説します。
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