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東京・神保町「ブックハウスカフェ」で絵本とウィキペディアのイベントを行いました

2024-05-27 18時から、東京・神保町にある、こどもの本専門店&カフェ「ブックハウスカフェ」て、『もったいないばあさん』などの作者、真珠まりこ先生をゲストにお迎えして、【海獺のWikipedia講座Vol.1 絵本関連のウィキペディアを充実させよう <真珠まりこ先生編>】を開催しました。

実は私は自分でイベントを企画して何かやることはほとんどありません。それでも今回「絵本関連のウィキペディアを充実させたい」と思い付き、ブックハウスカフェさんでやるのがいいと思いついたわけです。

なぜ思いついたかと言うと、有名な絵本の単独記事がウィキペディアにはないと気づいたからで、例えば「いない いない ばあ」「だるまさんが」「パンどろぼう」「こんとあき」などは単独の記事がありません。

(よぅわからんアーティストのよーわからん配信シングルの記事はあるのになどと比較してはいけませんので、そんなことを私は書かないし、あなたもこの部分は読んでいません)

なぜ絵本の記事は少ないのだろう。ここ10年、全書籍のなかでの児童書の割合は右肩上がりに増えているというのに。もしかしたら、ウィキペディア編集者の男女比にも要因があるのかなと考えました。

それならば児童書専門の書店であるブックハウスカフェさんでイベントをするのが1番いいと思ったのです。

ブックハウスカフェに打ち合わせに行った日。
この期間、『もったいないばあさん』の20周年原画展で店舗奥のスペースに在廊なさっていて、たまたまその時は隣のテーブルで食事をしていた真珠まりこ先生と初めてお会いし、このイベントにずるずると引き込みました。こうしてイベントが決まったわけです。

児童書関連のウィキペディア記事が充実すると

  • 作家の作品一覧が出版社単位でなくリスト化できる

  • 海外の賞などの記事も作成できるので、評価節の記述が増やせる

  • 検索で上位に出てくるウィキペディアの記事があることによって、アクセスしやすい情報源となる

  • 児童書・出版に対する活性化の一助になる

  • 海外作品にも目が向く

などの効果が期待できると思っています。

このイベントは何とかシリーズとして継続させて、絵本界隈のウィキペディアの記事を充実して行けたらと思います。

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イベントでウィキペディア日本語版の「ミリオンセラーの絵本一覧」の記事の「シリーズ累計部数」のセクションに「もったいないばあさんシリーズ(170万部、2024年4月時点)」の記載が増えました。


真珠まりこ先生の記事を大幅に加筆しました。

『もったいないばあさん』の記事を少し整理し、出典を付けました

当日の模様をWebメディアの「IP mag」さんが記事にしてくださいました。


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