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【ウィキペディア】2023/8/4 「Wikipedia編集で考える、ジェンダーバイアス 〜WikiGap in Toyohashi〜」@みずのうえ文化センター
内容
時間と人数と環境
18:30-20:30 (編集に携わった人数 15名 )
みずのうえ文化センター
モバイルWi-Fiを3台レンタル
事前打ち合わせ
WikiGapイベント https://w.wiki/5PfE
ウィキペディアタウンの要素を含む
資料は、豊橋市中央図書館、NDLデジタルコレクションなどから用意
SNS、口コミで参加者募集
イベントガイドページ https://w.wiki/7B2Q
「林織江」記事作成用テンプレート https://w.wiki/7Cis
ワークショップ内容
豊橋ゆかりの女性7名に関する記事の充実。林織江の新規記事作成
目的
豊橋市の人々が、豊橋ゆかりの女性たちについて知り、調べ、記録する
ウィキペディア上のジェンダーギャップのバランスをとる
ウィキペディアに対する理解を深め、出典の大切さ、情報源を確認することを大切さを考える。
継続できるプロジェクトになるように運営する
ウィキペディアに関する講義
2時間のイベント時間なので、今回は先に出典付け練習を行い、ウィキペディアの編集の仕組み、編集履歴、文章と出典のつながり、を先に意識していただいたうえで、その後に基本的には福岡でのWikiGapと同じ内容の講義を行った。
2018年から始まったスウェーデンでのWikiGapおよび、2019年の東京・スウェーデン大使館での初開催などの歴史を説明し、スーパーボウルの女性初の審判となったサラ・トーマスの記事は日本語版にはまだないことなどを伝えた。
「郷土豊橋を築いた先覚者たち」に記載されていながら、それほど知名度が高くなく(参加者もほとんど知らなかった)ウィキペディア日本語版に記事がない林織江の新規記事を、本日ここで参加者によって新規に作成することを伝えた 。
人数の規模的には福岡のWikiGapと比較して少ない程度だが、イベント時間が2時間ということもあり、講義の時間も短めにし、編集の手を動かしながらレクチャーしていく方針にし、出典の重要性は動画を見てもらうことで理解してもらうようにした。
動画を見た後に、主催者が好きな「XG」の記事を参照し
記事の中で出典がどのようについているのかを確認した。
また下記スライドで「物事を多角的に見る重要性」を説明した。
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編集対象
馬瓜エブリン
斎藤百合
上里はな子
新美敬子
大津美子
河惣益巳
佐野妙
既存記事がある人物について、イベントガイドページに記載した記事に注目してほしい個所や、Web上の資料などを参考にしてもらい、出典付け+加筆班は希望を募って上記人物の記事の好きなものを編集作業を開始。
新規記事林織江班は、豊橋市中央図書館の司書さんが集めてくださった資料を基に、編集作業を開始。
成果
斎藤百合の記事にはほとんど出典がなかった
大津美子の記事には「要出典」タグが長い間貼られたまま放置されていた。
豊橋のまちを盛り上げたいと考える方の参加が多かったので、ウィキペディアに関するイベントは決まった形がなく、主催者の課題解決にウィキペディアを絡めて開催することもできると説明し、
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イベント後も継続的に編集をしていただけるよう、お願いした。
取材
東愛知新聞によるイベントの記事が掲載された。
翌日の田原でのウィキペディアタウンと一緒に扱われたことで、ウィキペディアイベントの多様性もアピールされたのではないかと思う。