ていねいな暮らしを実践してみた
拠点を田舎へ移して、もうすぐ2か月を迎えようとしている。
近年、「ライフスタイル」に纏わる情報や
YouTube動画は人気を高めていると感じる。
そこでよく目につく言葉が「ていねいな暮らし」や「ていねいな生き方」。
実はと言うと、私自身も「ていねいな暮らし」に憧れを持っていた。
オーガニックな食事に、綿素材の衣類、木製の家具に、ちょっといい柔軟剤。朝は白湯を飲んでヨガや瞑想を行う。そんなイメージ(笑)
実際に、この新生活を機に少しずつ取り入れてみる。そうすることで、また違った自分の感情とも出会うことが出来た。実践してよかったなーと思う事ももちろんだが・・・・
朝に白湯を飲むより、ゆで卵とパンをかじる方がココロは落ち着いた。
瞑想を試みるも、雑念が入り過ぎてしまい、そんな自分に嫌気が刺す。
一方で、ポストに入っていたビラの裏にボールペンで適当な落書きをしたり、適当に車を運転させている時間の方が、無心になれて落ち着く。
そっか。「ていねいな暮らし」とは自分がありのままで安心できる暮らしのヒントを知ることから始まるんだなーと。
「ていねい」なカタチに正解はない。もちろん間違いもない。
そもそも、なぜ「ていねいな暮らし」を実践したいと思っていたか自分に質問する。
そうすると、勝手に人の暮らし方と比較し、今の自身の生活を大きく一括りにまとめて捉え、自分の中で「良くない生活習慣!」と決めつけていたのかもしれない。そしてそんな自分を今を変えたい!という思いがあったのかなと。
でも生活に良い悪いはない。自分らしく楽しめて安心出来ていることが
良いくらしではなのかと。
今回は誰かの生活を真似ようとすることで、案外と自分の生活スタイルも悪くなかったんだな。実は自分を落ち着かせるパターンはこれか!と知ることが出来た。
自分で自分を決めつけない。制限を掛けない。
自分らしくありのままで大丈夫。
本当に変えなきゃならない時が来れば、その時から少しずつ変えていけばいい。
「真似ることで学ぶこと」
それは、ありのままの自分を知れる手段の一つなのかもしれない。