学生のうちに恋愛しろという呪い
よく聞く。
いやめっちゃよく聞く。
これって事実なの?
ということで、よく巷で言われている「学生時代に恋愛しておけ」とか「学生恋愛はしなきゃいけない」みたいな、まるで学生恋愛が義務教育レベルで「やれ」みたいに言われてるがそれって事実なのだろうか?
そもそも「学生恋愛」自体が普遍的で一般論みたいになってるがどうなのだろうか?
私は最近「無戸籍」の人の話を聞いた事がある。そう、彼らは諸事情(大抵親の離婚関係)で戸籍を登録していない人たちのことである。
彼らは保険証はおろか一切の身分証明を持たない。
そう、国民の一人として数えられていない。
つまり、
「学校にも行く事ができない」。
こういう人達は高校大学はおろか義務教育すら行けない。
では、彼らに恋愛する資格はないのだろうか?いや,そんなことはない。学校に通っていなくても恋愛はできるのだ。
大抵「高校時代の恋愛〜」とか言うが,中卒で働きに出てる人も何人も知っている。
彼らが学校帰りに制服デートできない、カラオケいけないからと言って恋愛できないというだろうか?いや、否だ。
というか、学生恋愛が楽しいのなんて当たり前なんですよ。
「親に守られてるから」。
社会人の恋愛が大変なのは、税金も納めて自分の収入のことから将来の事まで考えて,学生のただ「好きぴ~」とか言って恋愛してるのと訳が違うのである。そう、
現実的、なのである。
住む場所にも困らない,ご飯も出てくる栄養面を考えた毎日の献立何て考えなくて良い、掃除洗濯はお母さん,たまに手伝うくらい?税金、保険料は扶養…エトセトラ。
スカート短くして、ツーブロックしにしてスマホ片手にLINE交換してたら楽しくなる恋愛なんて楽しいに決まっているのだ。
「JKブランドは3年間」とか言うが,アメリカの高校は4年制だし、我々がいかに「決められた社会の枠組みで価値を決定している」かだ。
要はイメージの問題なのだが。
呪いも大概にしろ,と言うところだろう。