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親孝行な胎児と勘の鋭い祖母

私はつわりらしいつわりがなかった。妊娠初期は眠くなりやすかったが、気持ち悪いと思ったことはない。

妊娠後期になった今も、揚げ物だろうがなんでもモリモリ食べている。セオリーでは段々胃が圧迫されて食べられなくなるらしいが、食べる量は妊娠前と同じか、むしろ増えている。

特定の匂いが苦手とかもない。食べ物の好みも特に変わらない。

先日、2日ほどの便秘に悩まされていたが、腸揉みかのごとく、胎児が腸を時計回りに蹴り上げてくれた。おかげで便は開通。

祖母には胎児が親孝行すぎるから出てきたら大変かもと脅された。

祖母のコメントは簡単に無視できない。まだ妊娠2ヶ月とかの初期に「あなた、顔がきつくなってきたからお腹の子は男の子だわ」と。

実際エコーの結果、ほぼ男の子で確定。現在のお腹も前に突き出すような形で、それを見ても「やっぱり男の子だ」と言っている。

祖母の時代は一度もエコーなどしないので、産まれてくるまで子供の性別はわからなかった。代わりに、科学的根拠はなさそうな直感が私たちより冴えている気がする。(1人目が女の子だったので、2人目に長男が産まれてもう産まなくて済むと心底ほっとしたそう)

今日は「体を冷やすから柿は妊婦によくない」と言っていた。旬のフルーツだから体にいいと思ってた結構食べてました。控えます。

ベビーよ、産まれてからもあまり悩ませないでおくれよ。

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