妊娠・出産にかかった費用
健診、分娩、入院関連(合計:735,500円)
出産育児一時金の50万円を引いても合計で73万円ほどかかっていたようだ。つまり本当の合計は120万円ほど・・・甲状腺ホルモンの薬や、痛み止め、クラミジアの検査など私独自にかかっている費用や、オプション検査(NIPTや出産後のベビーの検査)も含むので、これより少ない出費で済む人、反対にもっとかかる人もいると思う。
出産後に申請すれば返ってくる(であろう)お金は、引っ越し先の産院で受けた健診代(保健所で申請)と、ベビーの入院費の一部(ベビーの保険証ができたら申請)の2つだと思う。併せても数万円かと思うので70万円の持ち出しくらい、というのがおおよその見立てだ。
以下が明細。
9週2日:妊婦健診(体外受精後の初健診。助成券はまだ使えず)=9,000円
12週2日:妊婦健診①経腟・経腹エコー、血液検査、尿検査=5,720円(16,280円の助成券使用)
12週2日:NIPT=110,000円
12週3日:妊婦健診①の呼び出し(甲状腺ホルモンの数値が高い=足りないので薬を処方しますとのこと)=2,250円、チラーヂンS錠1か月分=980円
15週4日:妊婦健診②=4160円(5140円の助成券使用)、検査(?)=1390円、チラーヂンS錠1か月分(追加)=960円
18週3日:紹介状=2500円、診察料=1000円、処方料?=350円、チラーヂンS錠2か月分=1160円
19週:診察&処方=560円、カロナール14日分=860円(頭痛が2日間続き、耐えられなくなり受診)
19週3日:スクリーニング検査=16610円(都外のため助成券使えず。後日助成申請した)
23週3日:妊婦健診③(エコー、クラミジア検査)=3060円(10440円分の助成券使用)、処方料=180円、かゆみ用の薬=920円
25週5日:妊婦健診④(エコー、糖尿病・甲状腺ホルモン検査)=4420円(5140円分の助成券使用)、チラーヂンS錠2か月分=1140円
28週2日:スクリーニング検査=10010円(都外のため助成券使えず。後日助成申請した)
32週0日:妊婦健診&紹介状&処方=4710円(5140円の助成券使用)、チラーヂンS錠1か月分=960円
34週0日:妊婦健診=5010円(都外のため助成券使えず。後日助成申請した)、血液検査等=10000円、患者負担額=180円、入院予約金=10万円
35週2日:妊婦健診&自費負担額=500円(助成券使用)、NST=2100円、和痛相談料(レントゲン)=5500円
36週2日:妊婦健診&患者負担額=180円(助成券使用)、クロトリマゾール膣錠x6日分=480円
38週5日:妊婦健診&NST=1400円(助成券使用)
分娩・入院費用:和痛分娩、吸引、会陰切開、入院中の食事や薬を含む=239,560円(出産育児一時金50万円を引いた額)
ベビーの入院費:黄疸の検査+治療費、食事、各種検査費、入院費=187,690円(入院予約金10万円を引いた額。保険証ができたら一部返済されるらしい)
子宮頸がん関連(合計:17,820円)
妊娠とは関係ないが、私の場合、妊娠期と子宮頸がんの経過観察がかぶっていたので記録しておく。
健康診断を受けた際、子宮頸がんの疑いがあったため再検査をしたところ、中等度異形成(CIN2)と診断されたが、妊娠26週時点でNILM(異常なし)となった。ただし、妊娠中は細胞が変化してるからウイルスがまだいる可能性はあるそうで、35週に再度検査した。結果はもう一度NILM。
出産を終えたので、頃合いを見て再検査をする予定だ。
7週1日:子宮頸がん検査(HPV核酸検出、簡易ジェノタイプ判定)=2500円
9週1日:子宮頸がん検査(コルポスコピー)=4830円
11週1日:子宮頸がん検査再診=6,960円(保険が利かなかったら23,200円・・・)
13週1日:結果報告(癌化するハイリスクウイルス52型がいることが判明)=390円
24週1日:細胞診=1490円(3か月に一回の検査の1回目)
26週1日:結果報告=390円
35週2日:細胞採取&検査?=1260円
失神したとき(合計:17,540円)
妊娠中に2回失神して救急車で運ばれてしまったときの費用。これはオプショナル料金だろうが、妊娠期はこういったアクシデント出費もある。
15週6日:緊急外来=1640円
16週0日:経腹エコー=1820円
16週0日:MRI=6580円
22週:緊急外来(点滴&土日料金)=7500円
ちなみに妊娠31週でも失神してしまったが、たまたまデパートにいたため横になることができ、救急車の事態は免れた。本当にデパートの皆様、ありがとうございます。
総計770,860円
細かくいえば、最低限購入したマタニティウェアや、無理をしないためのタクシー代、より安全そうなちょっと高い野菜や水などの食費も妊娠中にかかった費用かもしれないが、きりがない。
いろいろな助成があるとはいえ、子一人産む、ましてや私のように38歳で初産だと心配事やトラブルも多いので病院で産みたいし、出生前後の検査も希望してしまうため費用がかさんでしまった。