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英語で仕事をするストレス
今年から外資系企業のグローバルチームの中で働いている。上司は全員外国人。途中から直属の部下が三人ついた。
関わっている同僚の国籍はさまざまで、日本語を使うことはない。1年近く経ち、ようやく英語のストレスがなくなってきたが、ストレスが全くなくなったものと、いまだにストレスフルなものと、段階があることが分かった。
私は日本生まれ、日本育ち、純粋な日本人だ。英語の勉強歴は中学、高校、大学の英語の授業と、大学1年生の夏に1か月英語圏に留学したくらい。大学生のときに受けたTOEICは860点、社会人になってすぐに受けたときは910点だった。しゃべれないのに点数だけは良かった。
【ストレスなし】一対一の会議
一対一のオンライン会議は全くストレスがない。英語でも日本語と同じ心持で臨める。
TOEICの点数だけ良い、典型的なしゃべれない日本人だったが、話すことに関しては今年だいぶ鍛えられた気がする。
【ほぼストレスなし】大人数の会議、メールのやりとり
普通のオンライン会議もほぼストレスなし。人によって話し方が違うので聞きづらい人と聞きやすい人がいたり、突飛な意見や質問をする人もいて一瞬「?」なときもあるけど、そのあたりは日本語でも同じだと思う。
メールはよほどの長文でなければさくさく処理できるようになった。
【ちょっとストレス】PDF2ページくらいの読み物
2ページくらいならそのまま英語で読み切る。DeepLやChatGPTにコピペしたほうが速いかもしれないが、どうせ原文も確認するので、手間とスピードのバランス的には原文だけで読んでも差はない気がする。
ウェブの記事も、スクロール1~2回程度の長さなら同様。
ただし、法律関連の英語はお手上げなので自動翻訳に頼る。
【結構ストレス】長い読み物、2時間以上のリスニング
なん10ページもあるようなPDFを参考資料として送られてきたらイラっとする。ウェブ記事の場合は迷わず日本語に自動翻訳する。せっかく高速で理解できる日本語を習得しているので使わない手はない。
聞くだけの会議や講演会などは、2時間弱で急に集中力が切れ、内容が入ってこなくなるときがある。
英語にまったくストレスを感じない人たちがうらやましくなる。
【冷や汗もの】自分が回さないといけない会議
自分で招集をかけ、会議をファシリテートしないといけない場はぐんと難易度が上がる。まず話題からしてビジネス上のシリアスな話題。参加者も普段あまり関わらない部署の人なことが多い。
知識が足りないと聞き取れない、聞き取れないと分からない。
なるべく会議メモをとりつつその画面を共有しながら会議を進め、誤解のないように努めるが、書くのに少しでも気を取られると聞けなくなる。
この状況は自分にはちょっと早いなと感じている。
ちなみに現在の英語の勉強法は、同僚が使ったフレーズをさりげなくメモしておき、ストックすること。
例えば、「go against(逆らう、従わない)」「right justified(右揃え)」「two days in a row(2日連続で)」「I've been meaning to do that!(それをやろうと思ってたんです)」など、なかなか自分からは出てこないフレーズを貯めるようにしている。
もうすぐ産休に入るので英語を使うことはパタッとなくなる予定。その代わり、2か月近くサボっているオンライン英会話を再開しようと思っている。