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31週3日、貧血で危機一髪

平日の昼間にバスで15分ほどのちょっとした繁華街にやってきた。目的は、お菓子作りの材料と道具を買うこと。

平日の昼なのでいつもより人通りは少なめ。帽子屋に立ち寄り、パートナーの帽子を選ぶ。一旦水分補給をして、デパートのお菓子道具のコーナーで買い物を済ませ、材料のチョコレートを買おうとしているとき、「あれ?」となった。

体が急にとてつもなく重くなり、視界がぼやけ始める。これ、前にもあった貧血の合図だ!

パートナーに「やばいかも、前と同じ貧血きてる。座る」と言い、ちょうど5mほど先に座れる場所があったのですぐ移動。座ってやり過ごそうとする。

以前はどんどん視界が白くなって座っていることもすぐに難しくなったのだが、今回は視界は少しぼやけるものの、白くはならない。ただまっすぐ座るのが時々苦しい。

パートナーが店員さんを呼びに行く。その間、ブラを外した。

ベンチのようなものを持ってきてくれたので横にならせてもらった。気が付いたらパーテーションのようなもので見えないようにもしてくれていた。デパートのホスピタリティすごい。

端のほうとはいえ、公共の場所なのであまり長居をするのも失礼だし、迷惑かけるくらいなら救急車を呼べと思われているかもしれないが、居てもらって大丈夫ですと言ってくれた。

私の体感は30分くらいだが、パートナー曰く1時間くらい横になっていたらしい。

起き上がり、水分を取り、もう大丈夫かなというところで車いすに乗せてもらい、タクシーを呼んでもらう。ほんとにデパートのホスピタリティすごい。

車いすを押されている間、デパートの商品に目移りする。あぁ、もっと買い物楽しみたかった。。

15週のときと、21週のときにも買い物中に貧血で倒れ、どちらも救急車を呼ぶ事態になってしまったが、今回は場所がデパート内だったこともあり、横にならせていただき、回復を待つことができた。

それにしても出先で倒れるのはとても困る。何度か一人で都心のオフィスへ出勤したのだが、それらはいずれもラッシュを避け、各停電車などを駆使して倒れずに済んでいる。

倒れた3回の共通点は、「パートナーと一緒」「買い物中」「カフェなどで休憩した10分後くらい」。比較的な安全な行動をとっているつもりだが、一人でない分、油断しているのだろうか・・・

私の場合、共通した症状は、まず下半身や腕が重くなり、ほぼ同時に視界がぼやけてくる。その後すぐ立ったり座ったりしていられなくなり、大量の冷や汗が出てくること。

手持ちの冊子にはこのようにある。

貧血は、血流に乗ってからだ中に酸素を運ぶヘモグロビンの量が不足したり、変形したりすることによって起こる病気です。(中略)貧血になると、動悸、息切れ、頭痛、めまい、立ちくらみ、倦怠感など、さまざまな症状が現れます。(中略)妊娠30週以降になると循環血液量が30-40%増加するため、血液が薄まった状態になり、軽い貧血になる人が多くなります。

Babyプラス お医者さんがつくった妊娠・出産の本 p.28

今31週だから血液量が爆上がりして、より鉄分不足になっているらしい。そうはいっても鉄分入りの葉酸サプリを毎日飲んではいる。

とりあえず今後は、ウォーキングのために買い物を口実にするのはやめようと思う。ウォーキングならウォーキングのみに集中することにする。

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