物が多すぎる人との同居
引っ越しに向けて1か月ほど前から少しずつ段ボールに物を詰め始めている。一方パートナーは、私より物が多いくせに全く荷物の整理や荷造りをはじめる気配がない。
明日は引っ越し屋の訪問見積もりの日。ずっと何も作業していないことを指摘したら、「ネチネチうるさい、だから訪問見積もりは嫌なんだ」と言われ大ゲンカ。
その日の夜、「片づけられない人との同居」「片づけられない人 説得」などの検索を繰り返した。
いくつかの記事を読んで心構えをまとめた。
①そもそも、自分以外の人と住んでいるから散らかる
当たり前だけど、確かに!そして散らかっているパートナーの部屋を覗いてしまったら、扉を閉じて忘れる。それが一つの解決策。
部屋に関してはこの心構えで少しは解決しそう。しかし、服が多いパートナーは、タンスどころかウォークインクローゼットごと服があふれている。
私が洗濯し、たたんだ彼の服を部屋に届けると、翌日ウォークインクローゼットの床に置かれて崩れていたり、椅子の上に置かれて踏まれたりしている。悲しすぎる。やはりどうしても断捨離してほしい。(ましてや引っ越し先の家は、収納スペースが今の半分以下である)
②捨てると言わない
服が多すぎることは彼も自覚しているようだが、自分で捨てるまでには至らない。その代わり「これ着ない?」と私に着させようとしたり「これメルカリに出して」と言うときがある。
また、もう生地の薄くなったTシャツや毛玉のついているフリースは捨てたら?とか、これ昨年着てないしもう着なくない?と断捨離を促しても「これは高かった」とか「思い出の服だ」とか、何かと理由があるらしい。
もう、断捨離に向かわせるのではなく「私がメルカリしてあげるから微妙な服はちょうだい」と言うことにした。
それを伝えたら、そのほうがやる気出るとのこと。
大いなる矛盾
救いは、彼は決して物に囲まれた部屋が落ち着くとか、今の散らかった自分の部屋に満足しているわけではないこと。ホテルの部屋のような、余計な物のないシンプルで整った空間が大好きなのだ。
だから自分の部屋が物であふれていることにストレスを感じているらしい。(なんという矛盾・・・)
ちなみに私はかなりの断捨離体質で、ワン・イン、ワン・アウト(一つ買ったら一つ捨てる)を基本に、服は衣装ケースに入るだけにしている。たくさんあった本もKindleに集約し、売ったり寄付したりして手放した。さらに若干のミニマリストで、スニーカーは白しか持たないし、サンダルは黒に決めているし、靴下も同じものをそろえている。
それだけに、同じような服をたくさん持っている彼が理解できない。かといってお節介ババアになって断捨離を手伝うのも、彼の部屋を片付けるのも嫌だ。
なので「私がメルカリしてあげる」と、とにかく彼の服を引き受けてあげることにした。これで彼の部屋がすっきりしますように。