ルーレットを回して進学をした僕が、覚悟を持ってアトラエを選んだ理由
「よし、じゃあ川上をみんなに紹介するか。」
社長室で二人っきりで行われる、新居社長との最終面接。始まってから何分経ったかは分からない。新居社長は詳しくは話さず、「みんなに紹介する」とだけ言い立ち上がった。僕も慌てて立ち上がる。新居社長が社長室の扉を開くと、同じフロアで仕事をしていた総勢50名以上のアトラエの社員が一斉にこちらを見る。社長が口を開いてこう言った。
「えー、21卒最初の内定が出ました。」
最終面接に臨む前に見ていた、静かに仕事をするアトラエ社員が一変。全員仕事の手を止め、まさかのスタンディングオベーション。いや〜、びっくり。「ピューッ!ピューッ!」と指笛までもが聞こえてくる。拍手は全く鳴り止む気配がない。新卒採用担当の藤原樹さんもガッツポーズで喜んでくれている。
まるでサッカーの試合の時のような光景だった。選手権決勝戦。ロスタイム残り1分。ゴールデンゴールを祝福するかのような歓喜の嵐。そのような空気を身体中で感じた。就活を通して2度目の鳥肌。1人の内定者をもう既に仲間として捉え、迎え入れてくれている。
「きっと、おれはアトラエを選ぶんだ。」
アトラエに初めて触れた2ヶ月前に感じた感覚は、間違えていなかったと確信した。
21卒内定者、川上佑貴のアトラエとの出会い
申し遅れました、21卒内定者の川上佑貴と申します。僕は、6歳の頃に「母が作る茶葉2倍の麦茶をたくさん飲むこと」を目的に始めたサッカーに没頭し、サッカー小僧として今まで生きてきました。大学の進路に関しては、出身地である岡山で大学4年間を家族と共に過ごすことを決意し、やりたいことが見つからないままルーレットを回して物理学科への進学を決めました。
そんな僕が心底惚れて、人生を賭けてみたいと思った会社がアトラエでした。
2019年10月28日、とある企業の人事の方に紹介していただいたのをきっかけに、「なんか面白そうな会社だなあ」というふわふわした気持ちのまま京都で開催された社長自らプレゼンテーションをする会社説明会に出席しました。
岡山から、はるばる関東や関西まで足を運び、会社説明を聞いては内容の薄さにガッカリすることはよくありました。今回も期待値調整を行い、「最悪、旅行に来たと思えば良いや」と自分に暗示をかけていたぐらいでした。
だが、そんな自分に衝撃が走る。
アトラエの会社説明は、良い意味で期待を大きく裏切りました。たかが数分の動画、しかし、いつの間にか僕はそれにのめり込んでしまっていたのです。それは僕の1つ先輩である、20卒内定者のためにアトラエが制作した、内定式動画でした。
動画のメッセージはシンプルだが力強かった。
鳥肌が立った。
残りの人生を賭けてもっと面白い世界を見たいと思った僕は、いつの間にか選考を進むことを決意しただけではなく、「あー、アトラエで働くんだろうな」と勝手ながら思っていました。
アトラエを選んだ理由
前置きが長くなりましたが、ここから仕切り直して「ルーレットを回して進学をした僕が、覚悟を持ってアトラエを選んだ理由」について話していきたいと思います。
結論から言うと、僕がアトラエを選んだ理由は大きく2つ。「直感」と「環境」です。
直感に基づいて意思決定をしたらアトラエ一択であった
「理由が直感ってなんやねん」と感じる方も多いかと推察します。まず前提として、直感は現在に至るまでの経験によるものなので、必ず言語化が出来ると考えています。最終意思決定において、「正解にする」というスタンスは重要だと思いますが、だからと言って自己分析が必要ないというわけでもありません。徹底的に自分自身と向き合うことをお勧めします。
僕は、内定者(意思決定をした仲間)へ向けたメッセージをエントリー前の学生に見せるというアトラエのスタンスに惹かれました。ぶっちゃけ、一般的な会社説明会の実状というのは、内定をゴールにする学生が増えても仕方ないものだと感じていました。ただ、アトラエは違いました。20卒内定者への動画は、新卒に求められるレベルとスタンスの高さを物語るには、十分過ぎるものでした。
今まで僕が経験してきた、「全国2位を成し遂げたサッカーのクラブチームへのジョイン」や「岡山大学医学科だらけの予備校のアルバイト先の選択」。僕が過去、圧倒的な成長を遂げていた場は、いつもカオス(混沌)な環境でした。つまり、決して成長曲線が明確に描けているわけではなく、自分でもどうなるか予想出来ない環境ばかりを選択していたのです。
「どのリソースが使えて、どの部署に入って、1年目に出来ることはこれで」といったように、具体的な成長曲線が描ける方が良いのかもしれませんが、僕は求めていませんでした。むしろ見えない方が燃えるタイプです。
僕は妥協をすぐにしてしまう性格。そうです、クズなのです。笑
「日々自分の無力さを痛感しながら、もがき、振り返った時にはその点と点が結びついている」。「自転車に乗ることが出来るようになった」というような、どのタイミングで出来るようになったのかを見分けることが難しい、量子的成長を現実のものとするには、カオスと向き合い続けることが僕には必要でした。そのような、量子的に跳ね上がる成長を描くためのカオスが、アトラエにはありました。
就活の軸と照らし合わせたら、アトラエが自分にとってベストな環境であった
僕が会社に求めていた就活の軸(Mustである条件)について説明します。「就活の軸」は、今後の人生と向き合う上で必要となってくると思いますので、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
- Visionへの共感と浸透度合いの高さ
- 周りの社員のスタンスとレベルの高さ
- 複数の変化が存在すること
- Visionへの共感と浸透度合いの高さ
この変化の激しい時代において、どの会社が生き残り、どの会社が潰れるのかなんてことは分かりません。そのような時代において、会社が潰れる最後まで守るものは何か。それは「Vision」。成し遂げたいことが変わった瞬間に、それはもう別の会社であり、会社が死んだも同然であると僕は考えます。
事業にこだわりはありませんでした。確かに、「ヒト」「テクノロジー」というキーワードで会社を見ていましたが、それよりも事業のバックグラウンドを気にしていました。僕は、「誇りを持った事業しかやらない」というアトラエの価値観が大好きです。1度、大切な人に誇れる会社で成果を上げることが、どれだけ楽しいかを想像してみてください。僕はワクワクが止まらなかったし、譲れない価値観の1つでした。
つまり、最後まで自分の納得した考えの元、自分と会社が同じベクトルを向いて走り続けられるかどうかは自分にとって大事な価値観の1つでした。
- 周りの社員のスタンスとレベルの高さ
やるからにはやる、やらないならやらない。それが僕の生き方でした。アトラエのみんなは死ぬほど楽しんでいます。そして、もがいています。決して楽しいことばかりではなく、Visionを達成するために、毎日食らいついているのです。
僕は決して努力家ではありません。むしろ、努力家の姉への劣等感から、物事を効率よくこなし、いつも責任感から逃げてきました。また、自分が頑張ろうと思った時に、周りのレベルやスタンスが低かったら、モチベーションが続きません。人並みに効率よくこなしながらも、人よりも高いレベルのアウトプットをして、今まで逃げてきました。そんな生活に飽きた。これからの人生を今までと同じで良いのか。答えは出ていました。変えたい。
そのためには、常に反骨精神が発揮される周囲の高さのレベルと、背中を合わせて戦える、信頼を置ける仲間のスタンスが必要不可欠でした。
・自分のスタンス
・周りのスタンス
・チームのアウトプット
この3要素が揃う瞬間が、最も多いと確信が持てたのがアトラエでした。
- 複数の変化が存在すること
1つ目は、「業界自体の変化のスピードの速さ」です。決して簡単に仕事をこなせるとは思っていませんが、業界自体の変化のスピードが速く、マニュアルが短い周期で変わるほど、最前線のビジネスマンですら必死に食らいつかないと会社が成り立たないような環境を、心底欲していました。
IT業界は、テクノロジーの進歩によって、今後必要不可欠であることは自明でした。また、人材業界では、テクノロジーを利用するのは結局のところヒトであるだけでなく、少子高齢化という不変的トレンドからも、ニーズが高まることは容易に想像出来ました。そのため、僕はこれらの業界を中心に事業を展開している会社に、いつの間にか絞っていました。
2つ目は、「自分1人が求められるものが可視化出来るかどうか」です。これは、1人当たりが会社・社会・クライアントに与えることが出来る変化の大きさのことです。生産性に徹底してこだわり、1人1人に求められるレベルが上がらない限り、慢心するのが僕の性格なのです。
「安定を求めています」という声をよく聞きます。
僕にとっての安定とは、「仮に会社が潰れたとして、自分に年収なんぼの値札が付くか」という判断基準で考えるようにしています。つまり、社会に求められている自分の価値が大きければ大きいほど、安定しているということです。
アトラエは、採用に力を入れて人数が増えているにも関わらず、生産性も年々向上しています。これは新卒で入ったメンバーが、成果を出さない限り達成されません。フラットな組織だからこそ、言い訳は出来ないので、入ってすぐに価値を発揮する必要があります。自分が会社に与える価値が可視化されている方が、自分の成長も大きな変化として現れると考えています。
そして3つ目は、「会社が成長フェーズにあること」です。これは、会社を共に創ることで、世の中を変えることが出来るかどうかだと思っています。完成された会社なんてものはこの世に存在しません。会社は、社会の変化に応じて常に進化する必要があります。であるなら、会社を共に創っていくことが出来る環境こそ、最高じゃないでしょうか?
アトラエは、想像がつかない成長を遂げ、決して数十名では登れない山を登ろうとしています。このフェーズに関われるかどうかは、僕の人生を大きく変える。だからこそアトラエでした。
最後に、就活生へのメッセージ
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。就職活動を進める中で、多くの悩みがあると思います。人生で最も重要な決断をする上で、悩みはつきものです。悩まない人なんていません。僕に出来ることであればなんでもするので、FacebookかTwitterにて、ご連絡いただけたら嬉しいです。(そこらへんの公式アカウントよりもレスが早いと思うのでお試しください。笑)
アトラエに興味を持ってくださった方は、以下をご覧ください!皆さんにお会い出来ることを楽しみにしております!
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