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元ニート、人材系メガベンチャー、某政府系金融機関メンバー3人の転職裏話(前編)

どうも、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、川上(@_YukiKawakami)です。今日は組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」のカスタマーサクセス担当3名に転職のきっかけをざっくばらんに聞いてみたので、noteで公開します。

ハロウィンにちなんで仮面&仮名で仮仮(カリカリ)してますが、中身は真面目。そして、アトラエの価値観や組織力、カルチャー等がジュワジュワ滲み出ているので、ぜひ最後までお楽しみください。(前後半の二部作)(超大作👏)

《 サマリー 兼 登場人物の紹介 》

ペー:
大手人材系企業で管理職としてゴリゴリ働きつつ、コーチング等(副業)で人と組織をよりよくするきっかけ探しに没頭。コロナ渦をきっかけにニート生活にとことん馴染み、馴染みに馴染み過ぎて持ち家で世帯主にも関わらず張り切って退職。ニート生活を満喫。その後、あれよあれよとアトラエの面接に通過し続け、最終面接でやっと社会復帰を決意。しかし意を決して入社するも入社2日目にコロナ罹患し、いきなり休暇。その後ニート生活との変化にしびれつつ毎日楽しそうに生きる中年男性

マヨ:
人材系メガベンチャーで新卒入社から長らく働くハッピーガールだったマヨ。採用支援サービスの営業でアトラエの採用担当と商談したが、あまり自社サービスとの相性がよくないことに開始3分で気づき、雑談に話題変更。商談雑談の最後に「うちとかどうですか?」と、いきなりヘッドハンティングされ、その場では流石に断りつつも転職を考え始めるきっかけになる。その後、徐々にアトラエに惚れ込み入社を決意。今ではアトラエ弱肉強食のジャングル日々刺激的なビジネスライフを送っている。

マジ美:
東大卒・某政府系金融機関新卒入社。ゴリゴリの知能派女子
歴史ある組織風土に違和感を覚え転職を決意。強い意志を持って挑んだ転職活動では、某政府系金融機関での経歴がフォーカスされ、コンサルや金融機関ばかりを薦められ意気消沈。100を超える転職エージェントや企業担当者との面談を経てアトラエに出会う。口癖は『まじっすか』


ーズバリ、転職のきっかけは?

ぺー:30歳を過ぎて、40歳になるまでの今後の人生をどう過ごそうかなって思ったのがきっかけです。僕は一社経験のみだったので、仕事の幅を広げるためにも別の会社に行くか独立しようかなと考えて。 で、一旦自分がやらなきゃいけない中長期の仕事をやり終えてからかなと考えてました。

マヨ:私は全然転職考えてなくて。たまたま声をかけていただいたのがきっかけで、そこから転職を考え始めましたね。というのも、アトラエが前職(採用支援事業)のお客さまで、私が営業をかけてたんですけど、採用要件とか諸々の条件が合わずに商談開始数分で「あーこれだめだな」ってなったんですよ。

でもこのまま終わるのもアレだったんで、少し雑談もしつつビジネストークしてて…。それで最後に「うち(アトラエ)とかどうですか?」ってキラキラした目で声かけてくれて。 まぁ、簡潔にいうと私は失注したけど、アトラエは受注したみたいな(笑)

失注したんwってわろーてる

マジ美:私は某政府系金融機関にいたんですが、このままだと自分の成長余地が限られるかもなって思ったことがきっかけです。 いろんな理由があるとは思いますが、まだまだ年功序列なカルチャーが根強く、若いうちから意思決定に関われるチャンスが少なかったり。

そういった雰囲気の中で、例えば私が「Aという指標をBに変えてはどうでしょう」と提案しても、「まずは上司が言った通りにやってみて」と『上からの指示を遂行すべし』みたいなことも多く。私の提案も根拠に欠ける部分も多分にあったかと思いますが、もう少し上司の方々とも議論と言わないまでも、対話してみたかったですね。

そう言った部分でも『自分が大事にしたい価値観』みたいな部分がちょっと損なわれちゃいそうだなっていう危機感もあって、転職を考えはじめました。

ーそれらのきっかけを経て、アトラエとの出会いはどんな感じでしたか?

マジ美:私は転職活動を半年以上してたんですけど、それまで学歴や経歴だけ見て戦略コンサルや金融系ばかり紹介されてたんです。で、最後の最後に私の意向をすごく汲んでくれるエージェントさんに出会って、その方が私の価値観とかやりたいこととか大切にしたいことを聞いた上で名指しで「アトラエさんがいいと思います」と薦めてくれたのが出会いです。

それまで、なかなか価値観のあう企業に出会えなくて諦めかけてたんですよ。エージェントさんも企業さんも含めなんだかんだ100人くらいと喋ったんですけど、納得いくような企業さんには全然出会えなくて。
もうどうしたらいいんだって思って、ダメ元で新しいエージェントさんと話したら、そこでやっと出会えて「ここだ!」って感じでしたね。

素敵〜って一人めっちゃ拍手してた

ぺー:良いですね、そういう人生を変える出会い、素敵〜!!
僕も、もともと人とか組織ってどうやったら良くなるんだろうってすんごい『問い』だったんですよ、自分の中で。で、副業として、社外のプレマネージャー(マネージャー候補)とか新任マネージャー向けにコーチングサービスを提供していて、その過程で、その方の組織が良くなる様子とか、もともと本業でも人材業界にいましたけど、新しく入社した人のマネジメントや個別フォローで組織が変わっていく様も見てたので、そういった事(組織開発関連)を続けたいなとは思っていました。

で、最初は独立しようとしたんですよ。いわゆるコーチングとかコンサル関連で。とはいえ、十数年勤め人もやってたので、少し休もうかな〜と思ったんですよね。それまでとにかくめちゃくちゃ忙しかったので、一回自分と向き合う時間を作ろうってことで、何年かニートしようと思ってて。(本気の眼差し)

だから、転職先を決めないまま前職には辞めることを伝えていましたね。

ー40歳までの人生やキャリアを考えてた人がニート…!?

ぺー:あ、はい。ニートです。(真剣な眼差し)
ちなみに、持ち家で家族(専業主婦のパートナーと小1の子供)もいます

ご質問はアトラエとの出会いでしたよね?これは、森山さん(Wevox プロジェクトリーダー)の名前でスカウトもらったことがきっかけでした。スカウトって転職活動してると、結構いろいろいただくんですけど、だいたいスルーしてたんですよねー。

けど、なんかアトラエだけ変なんですよ。アトラエだけ、なんか変。大事なことなんで2回言っときます。 他の企業さんとはちょっと違う紹介をしてきたなーと思っていろいろ調べたら「ホラクラシーのあの会社か!」と思って。一見、綺麗事めっちゃ言ってるように見えるんだけど、財務もめちゃくちゃしっかりしてるから、どうやらちゃんと仕事してる会社だぞって思って。話だけでも聞いてみるかって思ったのが最初ですね。

あ、面談前にIR資料までしっかり見るタイプですね、僕。ニート目指してましたけど。はは。

なんか楽しそうw

マヨ:私の場合は、採用支援サービスの提供側やったんで、元々アトラエがどういう人を採用してる会社なのかっていうのは、なんとなくイメージはありました。組織へのこだわりとか、自分たちが誇らしいと思うことに全力で向き合う感じが印象としてはすごく強かったのと、すごい採用する人を厳選しているというか…、正直前職では全然採用支援できてなかったんですけど(苦笑)

なので、声をかけてもらった時は反射的にお断りしましたが、すごく組織や事業、価値観など、中にいる人たちが魅力的やなっていうのを元々知ってたので、その後少し経って話だけでも聞いてみようかなって思いました。

ー某政府系金融機関からベンチャーに来ると「違い」ばっかりで大変じゃないですか?

マジ美:いやもう激変。コトに向き合って想いや熱量というか、人もリソースもスムーズに集まる今の環境にいい意味で驚いてます。

目標達成のために自分が正しいと信じられれば何にでもトライしていいんだなってのもすごい。 まだ入社して2週間弱だし、わかってないことも多々あるとは思うんですが、私が「こうだと思う」と発言したら、それに対してみなさん真摯に向き合ってくれて一人の人間として尊重されてるなっていう、なんていうんですかね満たされてるっていう充足感はあります。

マヨ:…社内の情報共有ツールの中でも、こそっとふざけてるよね(笑)

マジ美:そういうのも含めて自由度が高いゆえに、ちょっとしたことも含めて責任を伴うというか自分で考えてしっかりやっていかないといけないなという意識はあります。(キリッ)

こっちの人も楽しそう

ーニート目指してた人が、企業に属してみてどう?

ぺー:ニートニート言ってますが、一応複業するつもり(企業に属するつもり)ではいて。今もコーチングやコンサルのようなことはだいぶ減らしつつも継続しています。前職の頃と変わらず割と忙しくさせていただいていますが、その『忙しさ』の質がちょっと変わったかなーと思っています。

今も忙しいは忙しいんですけど、顧客に対してめちゃくちゃ真摯にというか、めっちゃギブできるとかそういう意味では本当に『今』顧客に必要なことをダイレクトに提供し続けられるとか、それをチームみんなで科学するってことが当たり前にできるので心地よいなーという感覚はあります。

アトラエには、チーム目標はあっても個人目標はないので、こういう動きが出来るのかも知れないです。とはいえ、結局売上っていうものはついてくるので、ビジネス視点での戦略や戦術ももちろん必要ですが、ただただコトに向かうというか、顧客にきちんと向きあえるというのは、フラットで自律分散型組織のなせる技だなとは思います。

あと、働き方というか時間に縛りがないというのは僕は個人的にすごく助かっていて。前は、下手すると同じ家にいるのに、子供に「おはよう」も「お休み」も全く言えなかったんですよ。

左手、何持ってるん?

仕事部屋の外で、「あ、学校行ってるな」とか「寝室行ってるな、もう寝るんやな」っていうのはなんとなく分かるんですが、多いと1日10時間以上会議とかやってるんで、家にいても子供の顔見れずに1日が終わっていくみたいな…。

なので、ニートは卒業しちゃいましたが、家族の時間を持ちつつ事業にも向き合えてるっていう『両ドリ』状態の今はすごく良いですね。

ーアトラエは『貢献』という軸で評価していく組織ですが、組織への貢献方法で戸惑うことなかったですか?

マヨ:チームに対するリーダーシップの発揮の仕方とか、組織をより良くしていくための成果をどう出すかがすごく重要だと思っていて。アトラエに来てから、個人として数字をものすごく出すよりも、サービスそのものをもっとよくしていったり、チームとしてのレベルをもう一段二段上げにいったり、そういうところがすごく重要やなっていうのが、入社から1年経ってやっと言語化できてきましたね。

なんか、こういうと至極シンプルですが、役職がないからこそみんな自律していて、いい意味でもまぁまぁ自我が強いんで…(笑)そういう組織の中で自分一人の成果だけじゃなく、チームとしての成果を最大化させるために、適切にリーダーシップを発揮していくっていうのが、すごい楽しいけれども、実は難しくて。私自身もまだまだ出来きてないなっていう感覚はあります。楽しいですけどね。

マヨも楽しそう

ぺー:アトラエは縦割り組織じゃないので、オーバーラップしまくれちゃう(事業部やチームの枠を容易に越えられちゃう)。だからこそ、誰でもプロダクトを創れるし、誰でも営業できるし、誰でもサクセスできる、臨機応変で柔軟な組織だなって思ってます。

前職は、結構かっちり縦割り組織で。とはいえ気軽に横のチームメンバーにも相談できるんですけど、その上司にも「この人の時間をもらっていいですか」って事前に聞かないといけないっていう、暗黙のルールがあったんですよね。

マジ美:わかります、わかります。某政府系金融機関でも、「こういう提案ができそうだね」「あ、でもこれって他部署の範疇だから領域侵犯になっちゃうね」で、結局「できないね」って終わっちゃうんですよ。

もちろんそういう役割分担があるからこそ、きちんとした情報が世の中に伝わる反面、仕事の領域が限られたり社内確認が必要なことで、非効率な面も相応にあるなーと思ってました。

ペー・マヨ・マジ美

この続き(アトラエらしさ爆発の後半)はこちらからお読みください。



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