
世界にシャッターを下ろし、自分の声を聴く
※この記事は、HSPやINFJ、創作が好きな人や、今現状の仕事生活に違和感を覚えたり辛いと思っている人などの、共感を得ることを目的としており、特に役に立つことは何一つ書いていません。
こんな大変なご時世だからこそ、自分の世界観を守っていかないと死んじゃうような私たちみたいな人は家にひたすら篭ろう。
情報をシャットアウトして、自分の声に優先的に耳を傾けて創作に励もう。
みたいな記事を描こうかなと思ってあっという間に時が過ぎてしまった。
時が過ぎてしまったのは、紛れもなく私自身が閉じこもって創作活動にのめり込んでいたからだ。
何をしていたかというと、イラストを毎日書いていた。まだ定職にはついていない。そしてこの先しばらくは就くつもりもない。
今は同居中の彼氏の世話になりながら、決して無理せず少しずつ、絵を描くことで経済的に自立することが目標だ。もし絵では難しくても、柔軟に無理なく生きていける道を探す予定だ。
好きなことで生きていくとか絵で食べていくとか、そう簡単じゃないよと一蹴されてしまいやすいようなことを、冷静に自分の頭で考えて、自分の心によく耳を澄ませて、こうして進んで来れている。それは、影で見守ってくれている彼のおかげでもあり、物理的にも閉じこもりいらない情報をシャットアウトできている今の生活のおかげでもある。
今のシンプルな生活は、会社に勤めていた以前と比べて、明らかに自分にとって良いものだ。周りの環境にすぐ影響を受けて移ろいやすく、疲れてしまう私には、このぐらいの情報量がとても心地良い。
この先、もう無理はしない。会社にいた時は無意識に前のめりになって「○ヶ月で○○できるようになる!(めっちゃ頑張らないと無理)」みたいな目標を立てて自爆したり、周りの期待を感じ取って自分の性格とは正反対のめちゃコミュ力高いサバサバガールになったり、上司や取引先に合わせてビジネスの話大好き人間になろうとして、プライベートの時間まで犠牲にしていたけれど、もう絶対にしない。組織の中でもやれる人はたくさんいるんだろう。でも私はやらない。無意識にやってしまうことに気づいたのだから、次組織に属したら同じことは起こらないだろうと考えてまた組織に属するようなことはしない。組織に属すると必ず自分を殺してしまう。だからもう絶対にしない。
とにかく私は今は、自分の声を優先的に聞く。
パーティーや飲み会なんて行きたくない。人に会いたくない。キラキラしたツイートを見たくない。SNSを見たくない。絵を描きたい。休みたい。甘いものが食べたい。ゲームがしたい。静かに家で過ごしたい。自然に触れ合いたい…
だけどまだまだ聞こえる、「そんなの甘いよ」「普通に働け」「フリーランス目指すんなら休憩なしで相当頑張らないと」「生活していけないよ」の声。だけど最近やっと、反発する力が湧いてきた。あなたと私は違う。あなたのしたい「生活」と私のしたい「生活」は違う。あなたの思う「苦しい」と私の思う「苦しい」は違う。本当に、浅はかな言葉で負かそうとしないでほしい。私はあなたなんかよりずっとずっと考えている。
そんな特定の「あなた」なんていないに等しいのだけれど。
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