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ダイヤモンドのラストライブ
唯一無二のダイヤモンドのお笑いが大好きです。
「ダイヤモンドのお笑いを最後まで見る」という夢、叶えてきました。思ってたよりずっと早かったけど!
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感想の前にいったん自分語りごめん
あるときから、パブサが怖くてできなくなりました。パブサして私の知らない配信外でのダイヤモンドのことを知るのが好きだったのに、ライブも見てなければファンでもないよく知らない人たちの大きい声しか引っかからなくなってしまいました。
知らなかった。地方で暮らしてるので数ヶ月先のスケジュール見る習慣なんてないから気づけなかった。気づくなら自分で気づきたかったし、そうじゃないなら知らない人の言葉で知りたくなかった。最終的に野澤さんが【おもしろ】にしてくれたからいいものの、言っても言わなくてもきっと何か変わるわけでもないのにわざわざ残る言葉にする必要ないじゃんと思った。それに、おもしろはずっと続いていくものだと思って疑ったことなかった。たまたま解散発表の40分前に、来年の目標として「漫才至上主義にまた行きたい。ムゲカラに行ってみたい」と書いたnoteを上げた。察しが悪くて結構。Xでは何も言えなかった。新春おのしろ大喜利が今年は無いらしい。もしかしたら、もし後悔してしまったら、という怖さが否定できなくなって、勿体なくて聴けてなかったラジオの最終回を聴き、買うか迷っていた配信を買った。ダイヤモンドがいつも通りおもしろくて安心した。
2024年12月30日18時、いざ解散の発表を見て、休みより先にラストライブのチケットをとり、続いてライブの前後の時間を一緒に過ごしてくれそうな(あわよくば泊めてくれそうな)友達に声をかけ、最後に土曜日にも月曜日にも入っていた仕事をなんとか消しました。
我ながらめちゃめちゃ冷静な判断でおもしろい。代わりに三が日に出勤してました。
土曜日のワラムゲSPのチケットはちょうどラス1で席選べずでしたがなんとか滑りこみました。真のラストライブである月曜夜のワラムゲはこの時点ではまだ余裕があり、前方ではないもののかなりセンター付近の席をとることができました。
こんなに余裕をもってチケットを揃えて休みをとって泊まる場所を確保して全部整えて東京までライブを見に行けたのは、ダイヤモンドが1ヶ月間の猶予を残してくれたおかげです。ラストライブ見に行けるよと話した友達に「救いだね」って言ってもらいました。救われた人がいます。本当にありがとう。ダイヤモンドには、いろんなことにず〜っと感謝をしています。
ちょうどお笑いに見始めた頃にたまたま見たおもしろ荘で優勝してくれたこと、YouTubeに上がっていたラッキー○○と竹ブラジルを観て見る目が変わったこと、ダイヤモンドのいるお笑いライブ配信を買ったらおもしろすぎたこと、野澤さんのパーマ、小野さんのインスタライブ、マヂカルクリエイターズ、ダイヤモンド主催ツーマン、ツギクル芸人GPで一言も喋らない小野さん、骨は折れても心は折れない野澤さん、ダイヤモンドフェス、60分ラッキー○○漫才、おも漫、漫才至上主義、いろんな界隈に属してくれたこと、スポーツ漫才王、揃いのスーツ、初めて劇場に見に行けたダイヤモンドのネタがレトロニムだったこと、M-1ファイナリストになってくれたこと、ダイヤモンドがうれしそうすぎてうれしかったこと、ヘラヘラ笑ってたこと、テレビのキラキラのステージにダイヤモンドが立っていたこと、決勝の点数発表で口が開いていった野澤さん、をスウェットにした小野さん、M-1ツアー、ラヴィット、ゲラスペ、ベストネタ単独、相席食堂、冠ラジオ、オールスター後夜祭、沼祇熊ツアー、漫才単独、ウルトラセンスお笑いツアーとグミ食べ放題ツアーで私の住む街に来てくれたこと、金髪、坊主、ポケカ、コント単独、竹おじさん単独、ダイヤモンドno寄席。
全部に大感謝です。思い返せばきりがないです。ダイヤモンドがいなければ行かなかった場所、出会わなかったものがたくさんあります。
全部に感謝して、全部の配信を買って、ダイヤモンド毎日ネタとニューラジオ0を見返しているうちに、気づけば新幹線に乗る日の朝でした。次この新幹線に乗る頃にはダイヤモンドはもういないのだなあと思いました。
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1/25(土)
週末無限大ネタライブ 11:00の部
・出囃子ダイアモンドで出てくるダイヤモンド見たの久しぶりでした。配信でばっかり見ててごめんね。大好きな出囃子です。お似合い。
・ダイヤモンドは『おすすめの都道府県』。この動画の10倍くらい小野さんが熱心に都道府県をおすすめしていて、もう全部の語尾が「〜なので是非行ってみてくださいね!」なのおもしろかった。そういう“システム”の漫才とか言っちゃってた。野澤さんの宇宙大喜利がほんとうに大好き。水星の巾着いらなすぎる。
・アイロンヘッドの「いややこやや」が見れた!!!実はいややこややのファンなんです!!!!思わぬ幸せ!!!!!
週末無限大ネタライブ 13:00の部
・ワラバランスMC。おもしろ荘の一緒の回に出ていたの、覚えていますよ❣️
・ダイヤモンドは『ナンバープレート』。野澤さんのお差別反対✊を喜んでやって一緒にやらされて小野さんに変なものを見る目で見られるたのしい参加型漫才でした。小「め👈」野「へ👈」のネイティブのネタみたいな時間もあってたまんなかった。小野さんはこのあとクロスバー直撃渡邊さん主催コーナーライブと私服アドバイザーのライブがあるから車の関係者に言いに行けないし、明日もCCのライブがあるから言いに行けない。←野「闇ライブじゃん」
ワラムゲ!SP
・ワラムゲの新OP初めて見れた!ダイヤモンドかっこいい!忘れない
・ダイヤモンドは『銅像』。生で見れたの初めて😭一生やっていて😭と願ったところ、本当に一生終わらないかと思いました(9分半)。あと2本か〜…なんて寂しくなってたけどダイヤモンドって1本あたり10分近く平気でやってくれちゃうのでありがたい。
・疲れた野澤さんと飄々とした小野さんの対比、やっぱり1番おもしろい。小野さんにネタ時間の裁量握られてる系漫才大好き。しつこいっておもしろいから。考えない古畑モアイ像がステージ10往復くらいしてくれて、スピーカーにぶつかる野澤さんを近くで見られてうれしかった。小野さんはヘラヘラしながら最前列のマユリカキッズに「マユリカ早く見たいね」っていっぱい話しかけたあと、中谷(演:野澤)と阪本(演:野澤)を見せて「これがマユリカだよ」と大爆笑をとっていてお手柄だった。寄席で見るこういうダイヤモンド、おもしろすぎてかっこよくてファンであることを自慢に思う。
・コーナー、やさしいズ佐伯さんのモノボケアテレコが天才的にすごかった!
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わざわざこっちを向いてもらっているという気持ちになれた
1/27(月)
ワラムゲ!
・ロビーのBGMがダイアモンド。前回無限大ホールに来たとき、竹おじさん単独の日もそうだった。
・トップバッターの滝音がネタ中にスタバのサイズを教えはじめたとき、あ、今日はそういうライブなんだ、と思った。ダイヤモンドのためのワラムゲだった。最後がホームのワラムゲでよかったです。実感湧かなすぎてこの日まで私ほとんど泣けてなかったんですが、キンボシがラッキー○○漫才をアレンジしはじめたあたりからは結構かなりだめでした。忘れたくないから良いラッキーを書き残しておきますね。
【ラッキーおもしろ荘優勝者】 ダイヤモンド
【ラッキーM-1グランプリファイナリスト】 ダイヤモンド
【ラッキー芸名】 野澤輸出
【ラッキーあだ名】 ドラ
・大自然のダイヤモンドに手紙を書いてきたネタも愛が溢れていてすごくよかった。同期の「ドラ」「ノザ」呼びがあったかくて心に沁みた。関係ないけどダイヤモンド毎日ネタの中で私の1番のお気に入り回を思い出すネタでうれしい。
・小野さんがM-1のダブルのスーツで出てきた😭
・ダイヤモンド登場までに客席にしんみりの空気が出来上がりすぎていて、「笑ってくださいね?」と小野さんに言わせてしまいました。人間こんなに泣くと笑うを別々で一緒にやれるのかと驚きました。「泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます」ってカルテットの有名な台詞があるけれど、泣きながらお笑いライブを見たことがある人も生きていけますって誰か言ってください。
・ダイヤモンドとしての最後のネタは『レトロニム』でした。野澤さんの「俺が新しい日本語を、つくるんだ!」って台詞大好き。ダイヤモンドのお笑いのそういうコンセプトがずっと大好きだった。レトロニムに限らず、ダイヤモンドは本当にいろいろな日本語をつくってくれたなあと思う。球野とか。
・最後かあと思って1つ1つの言葉を噛みしめながら聞いていたけど、やっぱりこの漫才おもしろすぎます。つくりだした日本語はもちろんおもしろいし、野澤さんが演説しながらゆっくり歩き出すとか小野さんがもねに苦しむ動きとかも意味わかんなくておもしろい。シェフのがんばったサラダってなんなんだよ。別に「きまぐれ」の逆は「がんばった」ではないだろ。「脱法ハーブはティーにはせんやろ」も好き。ティーとか言ってるし。おもしろいなあ。
・舞台袖に向けて指差しファンサしたり不自然ローソンの勢いで見切れたり、あわただしくふざけ倒す小野さんがこの日の誰よりもヘラヘラしてて楽しそうだった。小野さんが消えていったほうに目をちらりとやって「次は誰が出てくるんでしょうねえ😃」ってのんびりニコニコ言う野澤さんとの対比、おもしろすぎてうれしかった。楽しくて楽しくて仕方なかった。ワラバランス盛田さん「ここでダ〜イブ!この漫才まだ終わってほしくないですよね?」
・ギターなし漫才おわりです!いつもより深くて長いお辞儀をする小野さんといつも通りふにゃふにゃ頭を下げる野澤さんで暗転。漫才はじめの「拍手が鳴り止まないですけれども」「鳴り止んでるよ」「鳴り止んでました〜」が定番のやりとりだったけど、この漫才おわりは本当に拍手が鳴り止んでませんでした。ダイヤモンドさん、本当にお疲れさまでした。
・コーナーは大喜利→大喜利→カラオケというラインナップ。見たいものを見せてくれました。うれしいです。
・ガリレオ大喜利おもしろかったな〜!基本的に放心しててあんまりルール説明入ってこなかったんですけど、実際見てみたら大喜利考える時の頭の中全部見せてもらえてるみたいでワクワクしました。思いついた回答を全部書き出していき、曲の終わりでファイナルアンサーに丸をつける大喜利。野澤さんが「とも子」に丸つけたとこで会場大盛り上がり。たしかに人名って3文字多くておもしろい。野澤さんのおもしろ3文字たち「こけし たけし まむし」にたぶんつられて小野さん初手で「けむし」って書いちゃってた。小野さんのおもしろも大好きです。お互いの回答に頷いたり笑ったりする良いダイヤモンドさんも見れました。ロングトーンチャレンジもよかったです。ダイヤモンドnoムゲカラを見に行けなかった私がほんのちょっとだけ成仏しました。ロングトーン小野と桑田、ありがとう。
・エレカシの風に吹かれてが流れる中、最後にダイヤモンドの2人から一言ずつ。小「推しは推せるときに推しといてください!」野「渋谷よしもと漫才劇場もよろしくお願いします!さよーなら!」 了解です!また野澤さんと小野さんを推しにシブゲキ(笑)に行きますね!😭🫶
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私が劇場に行って初めて見たダイヤモンドのネタはレトロニムだったし、1つのネタを叩きまくる過程を1番見ていたのもレトロニムだし、最後に見たネタもレトロニムでした。M-1で悲しみに暮れていた2人の表情は、ラスト漫才の楽しい楽しい🎶な表情で上書きさせてもらいました。一生大好きな思い出いっぱいの漫才です。
もう終わってしまったもののことばかりいつまでも未練がましく言い続けていても仕方がないし迷惑だろうしと思うけれど、でもこの感謝の気持ちと記憶は絶対に言葉にして残しておきたかったので書きました。ほんとはもっともっと書きたいことたくさんあるんです。
ダイヤモンドじゃなかったら、野澤さんのことも小野さんのこともきっと知らないままでした。だからダイヤモンドには最後まで感謝感謝です。おもしろい人たちを知れました。2人とも芸人を続けられるということで、この先も応援できる人たちがいることがかなり心の支えになっています。
ダイヤモンドという漫才師のきれいなおしまいに立ち会うことができて、幸せでした!ありがとう!これからも!
ダイヤモンドの漫才を好きになれて応援できて本当に幸せです!!ありがとう〜〜!!!これからも1番大好きなおもしろ漫才師!!🎶
— シオ (@ra_pi_n) December 18, 2022