転職活動における職務経歴書の書き方
本記事では、職務経歴書に何を書けば良いのか、手始めに職務経歴書の書き方のフォーマットを理解したいといった方向けに記述します。
転職活動とは
まず、転職活動とはなんでしょうか
採用企業から見たときは、投資活動・購買活動であり、
転職希望者から見た場合、自分を売り込む営業活動であると言えます。
職務経歴書とは
そういった転職活動における職務経歴書とは、転職希望者(自分)を売り込む企画書/提案書と言えます。
職務経歴書に書くべき内容
次に、自分を売り込む企画書/提案書である職務経歴書には何を記載すればいいでしょうか。
ごく平易に切り分けると、ハードスキルとソフトスキルに対分できます。
ハードスキルとは、後天的に学習して習得した技術、利用可能ツール、専門知識を指します。
ソフトスキルとは、個人の特性に関連するスキルになります。多くの場合、組織や対人などコミュニティとの関係性の中で発揮されるものを指します。
具体的なフォーマット
職務経歴書に書き方の絶対的なフォーマットはありません。
それゆえに、何をどう書いていいのかわからなくなるといった声も聞きます。
そのため、今回はあえてフォーマット形式で下記します。
ハードスキルとソフトスキルをどのように記述していけば良いのでしょうか。
今回はシステムエンジニアを想定して記述します。
例として以下サンプルを参考ください。
文字が小さいので、図解すると
※元ファイルは以下にアップロードしています
このように、職務要約、ハードスキル、ソフトスキルを記載する順番になります。書面では比較的ハードスキルを重点的に見られる傾向にあるため(ソフトスキルは面接で確認される傾向)裏付けとなる詳細の説明も必要となります。
ハードスキルの記述方法
ハードスキルはなるべく時系列に沿って、定量的に記述してください。
また、ご自身が応募したい求人要件などを見て、求められる技術要件を抽出し、極力それに沿った内容を書いていただくことをお勧めします。
例えば、データアナリストの求人要件を見ると、「クライアントや社内関係者に対する提案企画業務」、「Python、またはSQLの実務経験」といった文言があったとします。
提案企画業務として主として携わった業務がある場合、データ分析に関わる業務でなくとも、プロジェクト推進の経験があれば具体的に記載すべきですし、データ分析に関わる実務経験が乏しくても、大学の研究や、自己学習でPython/SQLを学んでいる場合は記述いただいた方がアピールになります。
ソフトスキルの記述方法
ソフトスキルは職務経歴書上では記載するスペースが比較的少ないですが、面接でご自身の強みや特性を聞かれることがありますので、しっかりと書面でも記述し、一貫性を持ったアピールとすることをお勧めします。
ソフトスキルについては、ご自身の特徴/強みとされることを書くことが多いですが、何を書いていいか思いつかないといったことがあるかもしれません。
そんな時は一例として、ご自身の経験から困難だったこと、またそれを乗り越えた経験などを振り返ることで言語化できるケースがあります。
「他の人が同じ課題に向き合った時できなかった(であろうこと)が、なぜ自分はできたのか」「あるいは自分の持ち味を発揮できた成功体験」などから抽出していただくと良いかもしれません。
ソフトスキルの言葉の定義が思いつかない場合はgoogleなどで「ソフトスキル 一覧」と検索すると沢山でてきますので、当てはまりの良い言葉を探してみることをお勧めします。
最後に
ハードスキルの書き方はこれで良いの?
ソフトスキルがどうしても思いつかない
という方は、ぜひ一度弊社に登録ください。
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