固定電話恐怖症っていうのがあるみたいです
皆さん、いつもnoteを見てくださりありがとうございます。今朝、ニュース番組を見て「面白いな~」と思ったのでシェアさせていただきます。
特段マーケティング要素はないので、流す程度で読んでいただけると幸いです。若者の心理状態が読み取れて、マーケティングを学んだ身として非常に面白かったのでnoteに投稿させていただきました。
固定電話恐怖症って?
固定電話恐怖症は、職場の固定電話に電話がかかってくることへの恐怖感のことだそうです。20-30代を中心として見られる心理状態のようです。私も新人時代思った時がありました。
固定電話が怖い、苦手だという人が増えている。ある調査によると、会社の固定電話にかかってくる電話が「イヤ、ストレスだ」と感じる人が62.42%もいて、とくに東京の20歳から34歳の若い世代は71%だった。街で聞いたある20代の男性がこのように答えた。「(固定電話は)めちゃくちゃ苦手。文字を打つことに慣れすぎちゃって。話すというコミュケーションをあまり取りたくない。顔も見えない相手と電話するのは、めちゃ怖い」https://www.j-cast.com/tv/2020/01/22377724.html
少々大げさかもしれないですが、「分かるな~」と思ったり。「顔も見えない相手と電話するのが、嫌」というよりは、「曖昧な回答をしていることを先輩社員に聞かれたくない」が本音(=インサイト)なんだと思います。曖昧な受け答えしていると、時々先輩社員からちょこちょこ突っ込みが来ますからね。
スマホ普及が背景に
背景には、スマホの普及が大きくあるようです。「誰から、(あの要件で)かかってくることが想定できる」ことが当たり前となっており、固定電話からのいきなりな匿名コールに中々馴染めないようです。その為、個人の携帯にかけてほしい!別に若手が電話を取ることがマストじゃなくてもいいのでは?といった声が上がっているようです。対して、ベテラン社員は、慣れてほしい!大事な営業ツールだから!という反論もあるようです。
正直、どちらの言い分も分かります。もっというと、どちらも正しい。私個人の意見でいえば、「固定電話否定派」と一旦させてください。
固定電話の役割は何か?
色々、否定の理由を語る前に「固定電話の役割」について少しだけ述べさせてください。
ひと昔前は、「電話をする」なんて行動がそもそも難しい時代。「自分がコミュニケーション取りたい時でも、簡単にとれない」という状態ですね。「伝えたくても伝えられない」、やっとの思いで繋がった電話を誰かが取れないと機会損失や問題が悪化するなんてことも。その「やっとの思い」を繋ぐことが固定電話の役割だったんだと思います。技術革新によって「伝えたいことをすぐに伝えられる、そして誰かではなくその人に」できるようになりました。その時点で固定電話の役割は終わったんではないでしょうか。
「伝えたいことをすぐに伝えられる、そして誰かではなくその人に」が現在の役割となっているならば、送り手にも受け手にも固定電話のメリットはもうないはずです。(送り手)なんであの人でないだよ~、(受け手)誰だよ~この人、直接かけてよ。となるはず。なので、ベテラン社員の言い分は分かりますが、無理に固定電話を置く必要はもうないんじゃないかと思います。
相手視点を少しだけ取り入れてみる
「電話」というものは、ものすごく便利で伝達性(曖昧な表現も伝えられる)も優れていると思います。ただし、便利性に甘えないで、コミュニケーションを生業にしている身としては、「このタイミングでいいのかな?」と相手視点も同時に考えていくことを意識したいものです。その「相手の視点」を意識するのは固定電話では難しそうだと思います。ただし、現状固定電話以外の代替手段もないのも現実ではあります。少しだらだら書いてしまって恐縮ですが、今後もよろしくお願いします。
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