TVを見て「思わず」購入してしまった瞬間
コロナの影響で中々経済の行き先が不明瞭で不安な日々が続きますね。悶々としながら、リモートワークを実施しております。これから広告業界もどうなっていくのか・・・。まぁ、気持ちが暗くなるのでこの話はこれくらいにしましょう。
本日は、消費行動に関して私が思ったことを共有できればと思います。お付き合いの程何卒よろしくお願い申し上げます。
消費行動モデルの変化
消費行動モデルとして昔から利用されているものは、「AIDMA」モデルだと思います。今回は、その消費モデルの詳細に触れることはしません。消費モデルは、時代が進むにつれて日々アップデートされていくので「AISAS」等、追うのに必死です。カタカナについていけない・・・。
以前に私が書いた記事ですが「ULSAS」という消費モデルも近年は注目されております。ご参考までに確認いただければと思います。
自身の消費行動に関して
職業上、テレビを頻繁につけており、CM等をチェックするのですがたまたま甘酒のCMを見ました。その甘酒を近くのスーパーに行ったとき、買ってしまったんです(特段欲しくもないのに)。そこでの自身の消費行動を、今一度考えてみました。通常の「AIDMA」モデルは下記の通りだと思います。ご参考程度にご確認ください。
今回の私の消費行動においては、上記フローのように直線的な行動ではなかったのではないかと自分では思っております。「●●」して購入というフローでした。この「●●」の正体を自分なりに、少しだけ紐解いていければと思います。
目的は夜ごはんの購入で、お弁当の指名買いを基本としていたのですが、棚の前を通りかかってCMで気になった甘酒を追加で購入しました。甘酒に至っては、「非計画購買」ともいえるのだと思います。このような行動を喚起させるのに、リアルなお店はやはり強いですね。
通常の消費行動であれば、CMを通して「へぇ~こんな商品あるんだ」→「興味あるな」→「買ってみよう」→「あ、この商品ここにあってるんだ」→「じゃあ、買ってみよう」これらが一般的なフローかと思います。
ただ、今回の「非計画購買」をした甘酒の購買フローは「あ、店頭にこんなの売ってる!」→「CMでやっていたな」→「試してみようかな」といったように決して直線的なモデリングではありませんでした。下記に、イメージを書きました。「AIDM」+「A」のイメージで「AIDM」をぐるぐる回り、最終的に購入というフローが私の消費行動だったのではないかと思っております。
本日のnoteはこれにて以上です。消費行動のモデルは今や、非常に細分化されているであろうし、メディア毎にも違ってくるだろうと思います。N=1個人の購買の因果を言語化していくこと、この思考力はマーケターとして本当に大切だろうと思ってます。最後まで、読んでくださりありがとうございました。
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