「勝ちにこだわるな!」我が子が成長するために親ができること。第1弾
大学生サッカーコーチです。
6年生最後の大会とリーグ戦がありました。
シードで出場した私たちですが2回戦敗退という結果になり選手たちは号泣して悔しそうでした。3年生から見ていますが成長したなと感じます。
リーグ戦では、9チーム中3位という結果でした。
さて、第1弾のテーマは・・・
「小学生サッカーは、育成に重点を置くべきである。」
プロや社会人、高校・大学サッカーでは、1年間を通してリーグ戦や大会に出場し、「勝ち」にこだわることを重点に置きチームとして団結していきますが、小学生サッカーにおいて「勝ち」にこだわることは必要なのでしょうか。
「おいおい。勝ちにこだわるのは当たり前だ。こいつ何言ってんだ」と思っているかもしれません。その考えは間違ってはいません。私も勝ちにこだわることは大事であると考えています。勝ちにこだわることは、スポーツ選手にとって当たり前に考えることであって勝ちたいから努力し練習する。負けたら勝つために何をすべきか考え行動するのが選手としての使命である。と
考えていますので、選手たちが勝ちにこだわることは否定はしません。
じゃあ、何を否定しているのか・・・
それは・・・「父兄やコーチ」です。さあ、今回の重要ポイントです。
サッカーをしているのは大事な息子や娘であるのに、試合になると、勝手な大人の勝ちたい欲に溺れ、自分の子供がミスや失敗したことに対しての過剰な羞恥心を持ち試合後に「こうすれば、ああすれば」「こうしろ、ああしろ」とタラレバな意見を吐き怒鳴り散らかす父兄。子供のプレーに失望し周りの子と比べようとする行動。子供の試合中にも関わらず自分の子供のチームが不利な状況の際に、審判や相手チームに対して文句や印象が悪くなる意見を発している父兄。私は、このような子供の気持ちを考えられない父兄を山ほど見てきました。プレーをしているのは小学生です。プロではありません。物心がつき始め、ボールを蹴る・ドリブルができる・パスができるようになってきた段階の子供ですよ。基準がプロに近くなっていませんか。ということです。
大事なお子さんですよね。勝ちにこだわるのは子供だけでいいんです。
子供と一緒になって自分も熱くなり子供のモチベーションを上げることは良いことだとは思いますが、過剰になり子供よりも勝ちにこだわっていませんか?大事なお子さんに対して、タラレバな意見を言うことや怒鳴ることが子供の育成になるのかサッカーよりも一人間としての成長は見込めるのでしょうか。子供と一番身近なのはコーチではありません。父兄の皆さまです。子供は親を観て成長します。
さて、長くなりましたので第1弾はここまで。第2弾では引き続きテーマは
同じのまま「コーチ」にスポットを当てたいと思います。
最後まで閲覧していただきありがとうございました。