見出し画像

空想スカンポ工房と伊賀越えの道&宗円さんのお墓参り

流域探検隊うじたわら宮里ファミリーは、ときどきやってるフリースクール 空想スカンポ工房の主催もされています。(以降は「スカンポ」と略して書きます。)
先日のフリースクールでは、奥山田から湯屋谷まで伊賀越えの道を歩き、永谷宗円さんのお墓まいりをするということだったので、ヤギノリも飛び入り参加させてもらいました♪

伊賀越えの道とは、本能寺の変のあと命を狙われた徳川家康が、三河に帰るために必死で通った道です。もしも違うルートを選んでいたら、敵にやられて江戸時代はおとずれなかったかもしれないという、歴史の要所となる道です。
家康さんは、湯屋谷から奥山田に向けて歩いたので、今回スカンポ隊は伊賀越えの道を逆走するというお山歩(さんぽ)でした。

また、永谷宗円さんは、江戸時代に煎茶を発明した宇治田原のヒーローです。

伊賀越えの道を奥山田から湯屋谷に向けて出発!
このところめっちゃ寒いので、日かげには雪が残っています。
このあたり道がちょっと荒れていましたが、スカンポのみんなは、途中、トトロのトンネルみたいなのを発見したり、秘密基地を作るのにちょうどよさそうな平らな場所など、いろんなものに興味を示しつつも、しっかりした足取りで進みます。
松峠。ここで「家康さんはここでまっすぐの道をえらんだけど、もし左の方を選んでいたら・・・」と、しげさんから説明が。
松峠をすぎたあたりに、蔓がいっぱい生えているところが。
蔓でターザンごっこに興じる、子どもたちと大人たち(笑)
大福谷に到着!ちょうどお昼の時間に。大福川の川べりでお弁当を食べました。
お昼ご飯のあと、宗円さんのお墓参りするチームと、待っているチームに分かれて動きました。(好きな方をそれぞれが自由に選んでOKなのもスカンポぽくて、わたしは好きです)
わたしは、お墓参りチームに。
尾根沿いの急な坂道を7~8分ほど上ると、宗円さんのお墓が。
お墓は、煎茶が大ヒットした江戸の方角をむいているそうです。
お墓参りのあと、「アレンジ版だるまさんがころんだ(下りの坂道でするとスリリング)」や「しりとり(文章あり)」に興じていたので、あまり写真が撮れていません。
こちらは、宗円さんの生家の前にあった灯篭。「鹿の模様って珍しいね!」と気づいた子がいたので、写真に収めました。肝心の宗円さんの生家や茶宗明神社さんの写真は撮り損ねましたー💦
化石が見えるスポット

わたしのスマホには、ここまでの写真しか残っていませんが、このあとは、宗円交流館やんたんさんで、みんながそれぞれ好きなものを食べたりしました。
この寒いのに、子どもたちはソフトクリームを選ぶ率が高く、若いなー✨と思いました。
ちなみに、オトナなわたくしは、和紅茶を小指を立てながらいただきましたとさ。(おほほほ)←謎のキャラ設定(笑)

今回、スカンポさんに参加させてもらうのは、初めてだったのですが、とーっても楽しかったです✨
しげさんも、ゆいさんも、子どもたちが何かに興味を持って立ち止まったとき、決して自分たちの都合で急かしたりしませんでした。子どもたちが納得するまで待てる大人のいるフリースクール✨
これって、簡単そうですごく難しいことやと思います。

もう一回子どもに戻って、スカンポっ子にしてもらうのは、ドラえもんが実装するまで無理ですが、今現役の子どもたちに、自分が子どもの時にしてほしかったことをすることはできるかもしれない。
また、タイミングが合えば飛び入り参加させてもらえると嬉しいなーと思いました。

空想スカンポ工房の皆さん、楽しい一日を、ありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!