ヤギノリです。
先日、1月19日のまきクラブで、木を伐る前に、
茨木輝樹さんが、「宇治田原の民話にも出てくる
イノシシの「ぬたば(のたば)」が、この山にもあるよ。」
と案内してくださいました。
「ぬたば(のたば)」とは、イノシシが水浴びする泥沼のことです。
このあたりは、10年ほど前には湧水が出ていて、
ぬかるんでいたので、イノシシが水浴びによくやってきたとのこと。
今はすっかり乾いていますが、よく見ると少しくぼんでいて、
イノシシの跡があるような気が・・・
茨木さんに教えていただかなければ、
全く気付かず通り過ぎていたと思います。
頻繁に山で作業し、山の様子をよく観察されている
茨木さんを、ますますリスペクトしました。
さて今日は、その「ぬたば(のたば)」がでてくる、
宇治田原の民話をご紹介します。
以前、インタビューさせていただいた、
清水貴美子さんの『宇治田原 こんなはなしあってんな』
から、絵と文章を引用させていただきます。
市助のたば
「流域探検隊うじたわら」には、
たけるさん、しげさんという猟師メンバーがいます。
きっと二人は「今の山の掟」を守りつつ
天狗さんにも敬意をはらって
山の恵みをいただくと思いますが、
いつか、みんなで長尾の地蔵様にもお参りしにうかがえたらなーなんて思いました。
これまでUPした、猟にまつわる記事もぜひご覧ください😉
文章と絵を引用させていただいた、
清水貴美子さんに関連する記事はこちらです。
今回は、絵本を写真に撮らせていただき掲載しましたが、
実物はもっと素敵なので、ぜひ宇治田原図書館にてご覧ください!!