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【卒業】“あとがき”を書く意味を知りました(後編/これから)

※2021年10月頭に投稿する予定だったものです。
転職先は別の企業さんとなりましたが「2021年4-6月 転職活動の記録」として投稿します。
自分の振り返りにもなりつつ、20代で転職活動にモヤモヤしている方へ、何か参考になればなあと。


長期インターンを含めて、丸4年いた会社を卒業しました。

関わってくださっている皆さんへの感謝を込めて、
そしてこれまでの自分自身への振り返りとこれからの期待を込めて
文章として残します。

◯ファーストキャリアの棚卸しはこちらから。
https://note.com/r_sato_0420/n/n5cce94f7f045

私の体験ではありますが、皆さんの自分の軸や想いについて
一緒に振り返る機会になってもらえたら嬉しいです。


有り難さからチャレンジへ

前編で書いたように、人を頼れ始め、積年の“ゼロイチ出来ないブロック”もちょっと抜け出したタイミングで
自分が指示しなくても自発的に部門が回る、そんな瞬間に出くわしました。

社員/アルバイトなんて立場は関係ない。その人それぞれが業務のことや学生さんのことを考えて意見を出して、主体的に協力しあって動いていく。

横の関係で関わり続けた先に
自分の思い描いていた理想の部署に達して、
心の底からの安堵感というか、込み上げてくるものが感じられました。

そんな中での社会人4年目。

会社は好き。
メンバーにも恵まれ続けている。
辞めたい!というほどの理由はない。
ただ、これからもっと何を深めていこう?

そう思った時に漠然と、次の成長はステージを変えることなのかもしれない
と思うようになりました。
そんな訳で、とりあえず動いてみることに。

*1ヶ月目|絶望と光

とりあえず転職エージェントへ相談。
ただ、初っ端からお先真っ暗に。

私のスタンスがふわっとし過ぎていたことがそもそもの課題でしたが
かなり淡々と 業界/業種の希望→紹介をされる 30分の面談でした。
就活時代に「業界業種じゃなくて、どんな想いで誰と働くかが大事なんだ!!」というスタンスを貫いていたので
心が閉ざされたのを鮮明に覚えています。
転職活動からは、やっぱりスキルと経験なんだなーと。

その直後、すでに予約してしまっていた別のエージェントの方と面談。
ただ、そこでは直前に受けた面談とは別の印象を受けます。
初回から1時間半の面談。特に印象的だったのは
「市場価値なんてない。お互いの考え・価値観が合うか合わないか、それだけ」
という話でした。
あー、この方であれば自分の想いを殺さずに話できそう!と思ったのを鮮明に覚えています。

ここで学んだのは

・(そりゃそうなのですが)エージェントは自分の方向性を定めた状態で頼った方が良い
・とは言え、一旦面談して紹介してもらうところで自分のレベル感が俯瞰できる
・ちなみに…エージェントの中にも「想いや価値観が合うか」という観点で話ができる方もいる

ということでした。

スキルアップがしたい・効率よく色んな企業を紹介して欲しい方は
最初の方の方が合うと思うので
エージェントさんも合う・合わないなのでしょうね。


*2ヶ月目|迷走期

とりあえずお話を聞いていただいたので
紹介される企業は同業界/職種。
そりゃそうですよね。

そこでぶつかった問い。
自分はそもそも、何をしていきたいんだろう?

働き方も生き方も多様化している現代。
好きを仕事にする?
仕事に求めるものは?
どう生きていきたいの?
学んだものは?それをどう活かしていきたいの?

そんな数々の疑問に、答えが出しきれず
『お先真っ暗』というのは正にこのことだよね!!!!!
という状態になりました。
いやー、本当にしんどかった。

漠然とコーチングを深めていきたい、とは思いつつも
好きを仕事にするのはどうなのか?
と考えた時に、『得意を仕事に・好きを副業に』なんて選択肢もあるよなーと思い。
就職活動の時にも、勉強でコツコツ淡々とこなす・学ぶことが好きだから
エンジニア・プログラマーになろうかな
と本気で考えた時期がありました。
「働く」の位置付けを変えるなら、それもありなのかなぁ
とも考えるように。
本当に迷走していました。パワポ作って整理したくなっちゃうくらいには迷走していました←

*2-3ヶ月目|在り方で引き寄せる

就活生の時は、4年生の4月選考進んでいる企業に全て落ちたタイミングで
ハマった迷走期。その時は迷走期を半年弱過ごしたので
正直、今回も同じくらいかかるかなぁ〜と諦めモードに入りかけていました。

そんな迷走期を救ってくださったのは、
お話いただくご縁と機会
でした。

相互コーチングセッションやエージェントの方、
メンターと思っている方への相談や、有料継続セッション。

色んな方とのお話を通じて、
・人に寄り添う人間力の先に、自分の想いで何かを生み出したりスキルをあげる経験をしてみたい
・結局、自分は人の“生きる・働く”に熱量がある
という気づきを得ました。

就職活動との大きな違いは、これまで紡いできたご縁があったこと
これに尽きると思います。

*3ヶ月目|戻って来たのは想いの部分

そんな色んな方とのご縁を通して、自分が人生において大切にしたいことが出て来ました。

◯関わりたいこと
「生きる」「働く」に誠実に向き合い、自分の意思で納得感を持って生きる人を増やす
◯大切にしたいこと
・自分の力で何かを生み出すこと
・それによって“人”にダイレクトに貢献できること
・人に影響力を与えるほどの、力ある言葉を伝えられる人間に成長できること
・チームワーク(人間関係)よく働けること

振り返ると、自分が就職活動の時に言っていたこととほぼ同じ。
巡り巡って同じ場所に戻ってくることとなりました。

就活の時と変わったのは、『人に寄り添う』人間力の修行が積まれて来た先に
ようやくその一歩先である『自分の力で何かを生み出したい』というスキルらしきものに手を伸ばそうとしているということ。
いやー、4年かかったぜ。

だからこそ、私の軸は大きくはブレていないし
今の会社で着実な前進が出来ているからこそ、これからがある
とてもいい意味で、ただそれだけなんだろうなと感じました。

そうなると、そのタイミングで進んでいた企業さんがそのまま当てはまる!
ということになり、そのままご縁をいただいた会社さんに入社を決めるに至ったのでした。

私自身、『人に寄り添う』先に目指したい人間力(在りたい姿)として

自分軸からブレない人+それが利己的なワガママではなく、利他的な相手への愛があること
→愛があるからこそ、横の関係で視座も自然とあわせていらっしゃる人

を据えているのですが、次の会社は代表が正にそんな方だなと感じた訳です。

振り返ると、ありたい姿(人間力の尊敬)がすでにその場にいらっしゃる
ということも自分の中で変わらないんだなぁと。


*あとがき

よく、本のあとがきに、その書籍に関わった方への感謝が書かれていますよね。
正直、私はこれまで「こんな何ページ・何行にも渡って書くものなのかー」くらいにしか感じていませんでした。


ただ、その意味が転職活動を通して少しわかった気がします。

いつも頼ると即レスで時間を気にせず寄り添ってくださる方々。
良かったことも失敗したことも「イイねー!」と100%の承認でパワーをいただける朝活。
私のありたい姿の一歩先二歩先を進んでいる方からのコーチング。
人生の捉え方を180°変えてくださった方からの有難いお話。
色んなお話を寄り添って聞いてくださったお仲間たち。

そんな方々が一人欠けても、今の私は無かったと断言できます。

そう、一人も、です。

だからあとがきって、長くなるんだなあと腹落ちした訳です。
削れる人いないじゃないかー!笑 って感じなのでしょうね。

転職活動って、単純にキャリアを変えるための活動くらいにしか捉えていなかったんですけど

①自分が何をやってきたか、その会社にいた意義を知る
② 他の組織に行っても何が貢献できるのかを俯瞰する
③ 「働く」という捉え方の再考
④ 組織内でできること、を脇に置いて本当に大事にしていきたい想いに向き合う
⑤ 本気で向き合うことで引き寄せるご縁から、視座の高いお考えをいただくことでも成長する

今回の活動を通して、転職関係なく本当に色んな出会いや視座の高い方からの学びがありました。
本当にご縁に恵まれて、自分の軸の再考や新しい概念を知ることができたなど
自分の人生がアップデートされたなぁと思います。

それも、自分の在り方を整えることで、ご縁や機会が一気に引き寄せられている。そんな感覚があります。

おそらくこれからも、私は心根に誠実さと愛をもって在り続けます。
このあり方で、またご縁や現実を引き寄せていくでしょう。

その過程で、少しでも、ここまで読んでくださった
あなたと
関わることができるのであれば、私は嬉しいです。
人との出会いは本当にご縁だと思うので。

いつも有難うございます。
また今日・この瞬間からも、変わらずよろしくお願いします。

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