タリスカー(ウイスキー)を初めて飲んだ。 ベーシックもベーシックな10年。 口に含んですぐ、その甘みに驚いた。 「タリスカー=荒々しい風味」と思い込んでいたのもあって、思わず「甘っ」と口に出していたほどである。 その後に「らしさ」とも言うべき、黒胡椒のようなスパイシーさやピート香を感じ、タリスカーの何たるかを少し学んだ。 結論として、タリスカーを飲む際、口の中や脳裏にハニーマスタードを乗せた燻製ベーコン(厚切り)の幻影が浮かぶ。 そんなものは食べていないのに、食べたよう
私は猫が好きなので、猫の短歌なら無限に作れる。 試しに幾つか詠んでみよう。 目の横の ラインが素敵ね 頬にもある 額のM字も 全てが芸術 家猫の 耳の先やら 肉球の 間の毛すらも 結局要るやつ お腹の毛 触りたいけど シバかれる シバかれたいから 全然触れる 四つ足で 立っている猫の ルーズスキン タプタプタプタプ タプリタプタプ 大概の 猫には寝相の 癖がある 肘掛け枕に 片手を突き出し 帰宅して リビングの戸を 開けた途端 始まる詰問 幸せの時間 おめぇこの
芸能人が歯列矯正したり、歯のホワイトニングをしているのはよくあることだと思うけれど、たまに滅茶苦茶歯並びが良くて、それでいて滅茶苦茶歯が白い芸能人を見ると、綺麗より恐怖が勝ってしまう。 まあ、私だけのためにそういう努力をしている訳ではないだろうから、それは別にいいんだけど、本来、歯列ってあそこまで整っているものではない(多少なりとも崩れている方が自然な気がする)し、エナメル質もあそこまで純白ではない(新車みたいな色まで白くするのは如何なものか)と思う。 人間ではあるのかも
ある施設でトイレに入り、小便器で用を足していると、眼前の壁に「一歩前へ!」の文言が貼付されていることに気が付く。 普通に考えれば「尿が跳ね散らないように、便器に近付いて用を足してください」の意なのだとは思うが、強調の意味を持つ文末の「!」が、4文字だけでは事務的かつ、どことなく命令されているような感じのある「一歩前へ」に感情を与えてくれているような気がした。 一見、文章の冷たさが増幅されているともとれるが、温かみを付与されているようにも思える目の前の5文字は、前者の捉え方
犬という存在は大概怖い(その昔、小型犬に噛まれたのがトラウマになっている)のだが、今日、職場から帰宅するその道中で、動物病院のドアを目掛け、率先して直進する犬を見かけた。 見た目から察するに、恐らくはシーズーか何かだったと思うが、小さな体躯を目一杯使い、飼い主をグイグイと引っ張りながら、一心不乱に病院のドアへ向かう勢いそのものと化したそれは、今までに見たどんな犬よりも怖かった。 動物、もといペットという存在は元来、病院を嫌がる生物である、という偏見を持っていた私の双眸に飛び
今日は県議会議員選挙の投票日だったので投票に行ってきたんですが、はっきりと、この人に投票したい、って候補者は居なかったんですよね。 消去法でこの人がマシかな、程度の感じで入れてきました。良くはない。 で、ちょっと前に実家に帰った時に家族に言われたのが、政治家やればいいのに、だったんですが、いやいや、無理だろ。どう考えても人間性の部分で不適合だろ。 考えるに、政治家として堂々と活動する条件の1つに、「清廉潔白さ」があると思うんですよね。 不祥事を起こせば大きく取り沙汰される
(★)何だお前は 何なんだお前は 何がしてぇんだお前はよ 何だお前は 何なんだお前は 何がしてぇんだお前はよ 曲がり始めてからウインカーを出すな 初対面の取引先にタメ口を使うな イくって言ってから2分も耐えるな 自分の不機嫌を周りに押し付けるな (★ 繰り返し) 安否が分からんからせめて既読にはしろ もういい加減「マイセン」って呼ぶのをやめろ 仕事なんだから書類の整理ぐらいしろ 権利を主張するなら最低限の義務は果たせ (★ 繰り返し) 努力もせず日々をダラダラと過ご
よく、YouTube向け動画の企画を考えるだけ考える(そもそも定期的な動画投稿活動をしていない)ことがあるんですが、想像や妄想がトびすぎると、実現不可能な企画も生まれるんですよね。 という訳で、お酒を飲んだ(濃いめのハイボール1杯でかなりキている)状態の今、実現不可能な企画を考えてゆこう、と。そういう文章です、これは。 ・バブで作った浴槽で入浴しよう 文字通り。バブを数百〜数千個固めて浴槽を作り、そこにお湯を溜めて入浴する、という企画。 言うても、頑張れば実現はできそう。
「現代短歌」って、あるじゃないですか。 あるんだよ。 ああいうの素敵だな、って思うし、自分も作ってみてぇな、って思うんですが、それに必要な素養も感受性も無いから、違うものができるビジョンだけがある。 だったら、そもそもの定義として、履き違えた現代短歌を作る人になればいい。 そうすれば誰にも文句は言われない。いや、言わせない。 「僕、現代短歌を嗜むんですよ」って言ってる奴が、実際は規格から外れたものを量産してたら、それは多分、全日本現代短歌委員会みたいな所からお叱りを受け
今、思い立ったが何とやらでこの文章を書いている(正確には「打っている」)。 noteをはじめ、ブログ的なものには前々から興味はあったのだが、こういう日記調のものが続いた験しが無く、続かないのに始めてもなぁ、と尻込みしていた次第である。 宿題も出さなければ自主勉強もしない人間だから当たり前ではあるのだが、それはそうと、リスクが無ければ取り敢えずやってみるのもいいか、というノリで登録をして今に至る。 文章、ないし言葉を使うことは好きだから、そういう意味では向いている可能性も