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雑記

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サイバーパンク:エッジランナーズを観て、己を研ぎ澄ませ

サイバーパンク2077を知っているだろうか。 テーブルトークRPGをもとにしたGAMEであり、キアヌが出、ものすごい密度の未来都市を名もなき傭兵として成り上がる…もちろん私も発売初日からプレイし、度重なるバグやエラー(その後たゆまぬ努力によって改善されたが)にも負けず全エンディングをみるため周回プレーをしたことは言うまでもない。 そんなサイバーパンク2077のアニメイシヨンがnetflixで出る出るといわれて数年がたち、出たので、観た感想を述べる。 カネ、カネ、カネ舞台

    • ラブ&サンダーを観た

      MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)最新作であるソー:ラブ&サンダーを観に行ってきた。 ちょうど3年前———まだコロナのクソはおとなしかったころの———コミ・コンでナタリー・ポートマンがムジョルニアを持ち上げ、世界に激震が走った日のことを覚えているだろうか。 コミックスではその数年前からジェーンがソーになるという展開はなされていたが、実際にMCUでやるとは…MCU…ビッグマネー…これは相当に気合の入った一発になるなと確信していた。 ソー・オーディンソンという男

      • シン・ウルトラマンでシンを考える

        初めに断っておくが、私は初代ウルトラマン世代ではない。知識としてウルトラマンの技や怪獣、一通りのことは理解しているつもりであるものの、どちらかというと仮面ライダーやスーパー戦隊に心惹かれて育った人間である。 だが庵野秀明脚本のウルトラマンというものがあるのならば、観に行かないという選択肢はない───シン・ゴジラという傑作を描き、エヴァを終わらせた男がつぎに紡ぐのはどんな作品なのか───なかば強迫観念のようなものを感じながら、私はスクリーンに向かった。 超常生物としてのウル

        • 死刑にいたる病を観た。

          白石和彌監督作品、死刑にいたる病を鑑賞した。 私は白石和彌作品は公開されるや否や劇場に駆け込み、その渇き、暴力、どうしようもないクソ人間たちがドツボにはまってのたうち回るさまを摂取することを決めているので、今回ももれなくシネコンへ足を運んだのだ。 白石和彌という男そもそも、私がなぜこうも白石和彌という男を信頼しているのか。 私が彼の作品に初めて触れたのは、「孤狼の血」という作品だ。「なんだ最近じゃないの」「日本アカデミー賞でちらっとみた」などという軟弱な話ではなく、最悪な