勉強をする理由
「なぜ私たちは勉強しなくてはいけないの?」
「数学なんて大人になって必要ないじゃん」
そんな声を今までに一度は聞いたことがあるかもしれない。
もしかすると言ったことがあるかもしれないですね。
ここでは勉強できたら就職に有利になって、、
というくだらない話ではなく なんで学ぶことは必要なのか
という話をしていきたいです。
まずこの話をする前にこの問いについて考えましょう。
今私たちが生きている世界はどうしてあるのだろうか?
車にも乗れる、電気が自由に使える、スマホを使ってゲームもできる、インターネットを使って世界中の人と繋がることができます。
なんでこんなことが容易にできる世界があるのか?
なぜ人類はこんなにも発展したのか?
それは言葉が使えるからです。
もし言葉がない世界で生まれれば私たちはチンパンジーと同じなんです。もし、天才チンパンジーが人間の真似をして銃の使い方を学んで使えるようになったとしよう。でもそれは言葉を介していないから、他のチンパンジーに使い方を伝えられないのです。
次の世代に教えることも、この天才チンパンジーが死んだら使いかたをしれないということすら考えられないのです。
しかし、言葉があれば話は別です。
最初にスマートフォンを発明したアメリカ人のフランク・J・カノーヴァさんは40歳の時に発明したんです。
彼は過去にいたあり得ない研究者によって残された膨大な研究結果を集めた知識を勉強して学んだから40 歳の時にスマートフォンを作れたわけです。
もし彼が無人島で一人で一から作ろうとすると何万年もかかりますよね。でも勉強するだけでそれを全てショートカットできるわけです。
だから勉強というのはチート行為なんです。
人間だけが持てる裏技なんです。
昔は教育の差がエリートと貧乏人を分けるくらい重要なことだった。それはお金がなければ教育を受けることができなくて家族のために汗水垂らして働かなければいけなかったからです。
でも教育制度が改善されて、天才たちが残した情報の中から厳選されたものをタダで学べるようにしたものができたんです。
それが義務教育で、そしてもっとその勉強という裏技の恩恵を受けたい人のために大学では奨学金というものもあります。これは本当に素晴らしいものなのです。
昔では生まれのいい人にしか得られなかった最強のチート武器を今では誰だってもらえるんですよね。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
なので昔の人たちが命がけで見つけてきた武器をちゃんと使うために勉強は必要なんです。
勉強は自分を守ってくれる。
今の時代は情報がたくさん溢れていて、何が正しいか正しくないか分かりづらい世の中になっていますよね。
でもそんな情報は統計や科学の知識があれば自分で論文をあさったりして真実を見つけることができるんですよね。
もし英語を知っていれば、他の英語で書かれた ウェブサイトや論文を見れるんですよね。それでこれは嘘の情報だなってすぐわかるんです。
今この世界で最も必要なのは情報を素早く取捨選択できる能力だと思います。
その能力があれば自分の命も時間もお金も大切な人も
守ることができます。
だから勉強が最強の武器であり、するべきなのです。
以上、勉強する理由は?というお話でした。